2階建て、3階建てや5階建ての屋上の防水工事はいくらかかる?
25平米、28平米程度の屋上の防水工事の費用・金額はいくらかかる?
15坪、30坪程度の屋上の防水工事の費用・金額はいくらかかる?
防水工事の一般的な費用っていくらくらい?
屋上防水工事の費用について解説していきます。
相場感、工事内容、選び方についても紹介。
そのため、定期的な防水工事の施工が重要です。
しかし、防水工事にはさまざまな種類があり、使用する資材や料金も異なります。
適切な工事方法を選んで防水工事を施すためにも、工法や単価の相場について学びましょう。
本記事では、屋上における防水工事の種類をはじめ、特徴・費用・工事の単価などについて紹介いたします。
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目次
屋上の防水工事の種類と特徴
屋上における防水の工事には、どのような種類があるのでしょうか。
単価の相場と特徴を考慮して方法を選ぶためにも、詳細について知っておきましょう。
ウレタン防水
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を使用した防水工事です。
耐候性に優れて継ぎ目のないきれいな仕上がりを特徴としており、耐用年数は約8〜12年と言われています。
屋上・ベランダ・バルコニー・共用廊下・地下室など、さまざま場所に施工でき、複雑な形状をしている箇所にも利用できます。
また仕上がりに関しては職人の力量によって左右されるため、施工する会社選びが重要です。
シート防水
ゴムや塩化ビニール製など、シートを用いた防水工事です。
摩耗や劣化に強く、広範囲であっても一度に施工できるという特徴を持ち、耐用年数は約10〜13年と言われています。
品質に差が生じず工期が短いためさまざまな場所で利用されていますが、凸凹の表面には適していない点には注意が必要です。
FRP防水
FRP防水には、ガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂を使用します。
木やコンクリートなどで作られた床にFRPのシートを敷き、樹脂を塗って硬化させます。
硬化するとプラスチックのような硬さになるため、耐荷重性や耐摩擦性に優れています。
また、防水性が高い・軽量であること・工期が短いことも特徴です。
他の工法よりも料金が高く定期的なトップコートの塗り替えが必要なため、状況に合わせて選ばれています。
しかし防水層が固くてあまり柔軟ではないため、木造かつ広い範囲である場所への施工は適していません。
アスファルト防水
液状に溶かしたアスファルトを染み込ませた合成繊維不織布のシートに、コーティングしたルーフィングを重ねる防水工事です。
防水機能に優れており、ビルの屋上やマンションの屋根など、広い場所への施工に向いています。
常温工法やトーチ工法などがありますが、熱を使わない常温工法は安全性に優れており、トーチ工法は隙間なく接着できる点が特徴です。
また工期は約3週間ほどで費用も高めですが、施工すると15〜20年ほど持ちます。
屋上防水工事の種類別単価
屋上への防水を施工するにあたって、費用を気にされる方も多くいらっしゃいます。
大まかな工事に関する目安を知るためにも、工事別に単価の相場を踏まえておきましょう。
工法 | 特徴 | 単価 |
---|---|---|
ウレタン防水 | ウレタン樹脂を用いた工法 | 約6,000〜8,500円 |
シート防水 | 広い範囲の場所に適した工法 | 約4,000〜8,000円 |
FRP防水 | ガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂を使用した工法 | 約6,000〜9,000円 |
アスファルト防水 | 高い防水機能と広範囲の施工に適した工法 | 約5,000〜8,000円 |
屋上防水工事の平米別の費用・金額例(25平米/100平米)
工法名 | 費用相場(25㎡) | 費用相場(100㎡) |
---|---|---|
ウレタン防水工事 | 10万~17.5万円 | 40万~70万円 |
FRP防水工事 | 12.5万~20万円 | 50万~80万円 |
シート防水工事 | 7.5万~15万円 | 30万~60万円 |
アスファルト防水工事 | 10万~17.5万円 | 40万~70万円 |
この表は、25平米および100平米の屋上防水工事を検討する際の参考になります。
例えばですが、28平米の屋上の防水工事がいくらするのかというと
11万〜20万円程度という計算となります。
屋上防水工事の坪の場合の費用・金額例(15坪/30坪)
防水工事の種類 | 15坪(約50㎡)の費用相場 | 30坪(約100㎡)の費用相場 |
---|---|---|
ウレタン防水 | 25万〜37.5万円 | 50万〜75万円 |
FRP防水 | 30万〜45万円 | 60万〜90万円 |
シート防水 | 22.5万〜30万円 | 45万〜60万円 |
アスファルト防水 | 30万〜50万円 | 60万〜100万円 |
屋上防水の階数別の費用・金額例(2階、3階、5階、10階)
屋上防水工事に関しては、建物の階数によって費用が変わります。
変わる要因に関しては下記の表でまとめました。
工法名 | 単価相場(円/㎡) | 2階(100㎡)費用相場 | 3階(100㎡)費用相場 | 5階(100㎡)費用相場 | 10階(100㎡)費用相場 |
---|---|---|---|---|---|
ウレタン防水工事 | 4,000~7,000円 | 42万~75万円 | 45万~80万円 | 50万~90万円 | 55万~100万円 |
FRP防水工事 | 5,000~8,000円 | 52.5万~85万円 | 55万~90万円 | 60万~100万円 | 65万~110万円 |
シート防水工事 | 3,000~6,000円 | 32.5万~65万円 | 35万~70万円 | 40万~75万円 | 45万~85万円 |
アスファルト防水工事 | 4,000~7,000円 | 42万~75万円 | 45万~80万円 | 50万~90万円 | 55万~100万円 |
階数別の参考情報
- 2階(100㎡)費用相場:足場の設置費用や運搬費用が1階よりも若干高くなる。
- 3階(100㎡)費用相場:さらに高所作業のための追加費用がかかる。
- 5階(100㎡)費用相場:高所作業の影響が大きくなり、費用が増加。
- 10階(100㎡)費用相場:安全対策や運搬費用がさらに増加し、費用が最も高くなる。
この表は、階数による費用の違いを考慮して屋上防水工事を検討する際の参考になります。
屋上防水工事の工法別単価
屋上における防水工事の種類は、ウレタン防水・シート防水・FRP防水・アスファルト防水の4つです。
しかし、それぞれに工法があり、費用が異なります。
大まかな料金を知るためにも、工法別における1平方メートルあたりの単価の相場を知っておきましょう。
ウレタン防水 | 密着工法…約4,000〜5,500円 メッシュ工法…約3,500〜5,000円 通気緩衝工法…約5,000〜6,500円 |
シート防水 | 機械固定工法…約4,500〜6,000円 密着工法…約4,500〜6,000円 |
FRP防水 | 密着工法…約6,000〜9,000円 |
アスファルト防水 | トーチ工法…約5,000〜8,000円 熱工法…約3,000〜5,000円 常温工法…約3,000〜5,500円 |
防水工事の内訳および単価相場
防水工事は、下地処理や廃材処分などの作業も含みます。
見積もりをとった場合は、工事の内容・料金・単価の相場を踏まながら確認をしましょう。
洗浄や下地に関する作業
作業内容 | 単価相場 |
高圧洗浄 | 約200〜300円 |
下地処理やケレン | 約200〜300円 |
下地補修 | 約200〜300円 |
機械の設置
作業内容 | 単価相場 |
改修用ドレン設置 | 約15,000円 |
脱気筒設置 | 約15,000円 |
その他
内訳 | 単価相場 |
管理費 | 約10,000〜30,000円 |
諸経費 | 約10,000〜30,000円 |
廃材処分費 | 約10,000〜30,000円 |
人件費 | 約10,000〜20,000円 |
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見積書のチェックポイント
防水工事を依頼する前に、まず見積もりを行います。
見積もりをとった際は、下記に掲載しているポイントをしっかりと抑えておきましょう。
施工箇所
屋上全体、もしくは一部を施工するかで金額が異なります。
施工箇所がどのくらいの範囲なのか、見積もりの時点でしっかりと確認しましょう。
防水材料
使用する防水の材料や単価は、しっかりと確認しましょう。
異なったものであった場合、防水効果が得られず再施工になることも考えられます。
施工費用
材料費・人件費・設備費などをもとに、施工費用は算出されます。
見積もりを一社しか取らない場合、適正な費用を知ることができません。
そのため、複数の会社から見積もりをとり、適正な価格相場であるかを確認しましょう。
保証期間
きれいに施工された後でも、もしもの事態が起こる可能性はあります。
しかし保証の期間が設けてあれば、無償で対応してもらえます。
保証期間は施工する会社によって異なりますので、事前にチェックしましょう。
追加費用
作業を進めていくなかで、追加の料金が生じることもあります。
不測の事態に備えて後々のトラブルを防ぐためにも、追加費用について取り決めを行いましょう。
信頼できる業者の選び方
屋上の防水工事を考えるうえで、適切な防水工事内容を決定することが大切です。
そのことに加えて、信頼できる施工会社を選ぶことも同様に重要といえます。
技術や実績が不十分である職人に依頼すると、仕上がりの問題や施工不良による修理・再施工が生じることもあるでしょう。
信頼できる施工会社を選ぶには、下記のような点に気を付けて選ぶことが大切です。
見積もりを複数社に取る
1社だけに見積もりを取ると、相場の比較検討ができず、工事にまつわる適切な費用を知ることができません。
しっかり業者を選ぶには、比較をできるように相見積もりを取ることが重要です。
少なくとも3社には見積もりを取るようにして、適切な内容や単価の相場を提示している会社を選ぶようにしましょう。
口コミや実績を確認する
実際に施工を依頼した方の声は、非常に参考になるものです。
工事の説明・施工後の仕上がり・施行中の対応・料金など、知りたい情報を口コミから知ることができるでしょう。
近年では口コミを確認できるホームページもあるため、依頼する前に確認しておくことも一つの手です。
アフターフォローの有無を確認する
施工が完了しても、すべてが終わりではありません。
選ぶ工事の種類にもよりますが、定期的なトップコートの塗り替えが必要なケースもあります。
また、施工箇所が破損した場合は、修理が必要です。
施工する会社を選ぶ際には、アフターフォローの有無や破損が生じた場合の対処を行ってくれる会社を選びましょう。
疑問や不安に適切に答えてくれるかを見極める
防水工事の施工は、日常生活で接する機会が少なく、詳細について分からない方もいらっしゃいます。
詳細が分からないために、工事に関する疑問や不安を抱えてストレスを感じることもあるでしょう。
工事に関する料金をはじめとする疑問や不安を取り除くには、依頼者に寄り添ったサポートが行える会社を選びが大切です。
依頼者に寄り添える施工会社は、質問を受けた場合に迅速かつわかりやすい説明をしてくれます。
一方で、対応が曖昧でサポートのない会社は、不安やストレスを増長させてしまう恐れがあるので注意しましょう。
メリットとデメリットを教えてくれる
さまざまな工事内容があるなかで、それぞれにメリットとデメリットがあります。
施工において良い面だけでなく、悪い面も知っておかなければ、トラブルが生じることもあるでしょう。
どちらも伝えることで、依頼内容についてしっかり考えられるような機会を与えてくれる会社を選ぶことが大切です。
屋上防水工事の費用についてのまとめ
マンションやビルなどの屋上には、防水工事が不可欠です。
しかし、施工するにあたって、下記のような工事の特徴・単価・費用の相場を抑えておく必要があります。
- 防水工事には、ウレタン防水・シート防水・FRP防水・アスファルト防水などの種類があり、耐用年数・用いる資材が異なる
- 1平方メートルあたりでは、ウレタン防水の単価は約6,000円から、FRP防水の単価は約8,000円からであり、価格はそれぞれで異なる
- 同じ防水工事の内容でもさまざまな工法があり、工法によって価格が異なる点に注意が必要
- 防水工事では、洗浄・下地処理・管理費など、料金の内訳をしっかりと確認することが大切
- 見積もりをとった場合、施工箇所・防水材料・施工費用・保証期間・追加費用を確認し、適切であるかを検討する必要がある
それぞれ選択する工法や条件などにより、費用は異なります。
詳細な見積もりを取得することで把握できますので、まずは信頼できる会社を見つけて依頼してみましょう。
防水工事を含む修繕工事は新東亜工業がおすすめ!
中間マージン0だから他社より安い費用で工事が可能
※中間マージン=仲介手数料
- 大規模修繕工事
- 解体工事
- 防水工事
- 外壁塗装
- 屋根工事
- シーリング工事
- 長尺シート工事
- 下地補修工事
- 足場工事
- タイル工事
- 洗浄工事
- 電気、水道、外溝工事等
大きな強みは「自社で完結」
施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。
ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。