シート防水の防水工事ってどんなもの?
シート防水の種類や特徴は?
シート防水の施工手順は?
新東亜工業が選ばれる理由
- 仲介業者を介さない工事で余分な外注費をカットできる
- 確かな品質と施工スピードが強み
- お客様満足度脅威の98%
- 個人宅以外にマンションなどの大規模修繕にも対応
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目次
シート防水とは?
シート防水とは、建築物や構造物の防水処理に使用される技術で、防水シートを用いる方法を指します。
シート防水は、屋上、地下室、バルコニー、プール、トンネルなどで広く利用され、水の浸入を防ぎます。
施工方法は、密着工法や機械固定工法といった方法があります。
密着工法
密着工法とは、防水シートや防水材を建物や構造物の表面に直接接着する防水施工法です。
この方法では、接着剤や専用の溶剤を使用して防水シートをしっかりと貼り付け、密着させます。
主に、屋上やバルコニー、浴室、地下室などの防水に使用されます。
密着工法の特徴は、施工が比較的簡単で、シートと基材の間に隙間ができにくいため、高い防水性能を発揮することです。
機械固定工法
機械固定工法とは、防水シートを建物や構造物の表面に固定する際、機械的な手段を用いる防水施工法です。
この方法では、防水シートを金具やネジ、クリップなどで基材に直接固定します。
主に、広い面積の屋上や大型施設で使用されることが多いです。
機械固定工法の特徴は、接着剤を使用せずに施工できるため、施工が速く、温度や湿度の影響を受けにくい点です。
また、シートの取り外しや交換が比較的容易で、メンテナンスが簡単です。
シート防水の種類・特徴とメリット・デメリット
この防水シートは、一般的に合成ゴム、ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)などの材料で作られています。
各素材の種類別の特徴とメリットデメリットを紹介していきます。
種類 | 特徴 | 主な用途 |
---|---|---|
合成ゴム系防水シート | 高い弾性と耐久性を持ち、紫外線やオゾンに強い | 屋上、地下室、バルコニー |
ポリ塩化ビニル(PVC)シート | 施工が容易で、耐薬品性に優れる | 屋上、地下室、プール |
エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)シート | 優れた耐候性と耐薬品性を持ち、長寿命 | 屋上、地下室、トンネル |
アスファルトシート | 耐水性が高く、経済的 | 屋上、地下室、道路 |
ポリウレタンシート | 耐候性、耐摩耗性が高く、接着性も良好 | 屋上、バルコニー、浴室 |
塩化ビニール系シート
塩化ビニール系シートは、優れた耐薬品性と防水性能を持ち、柔軟性が高いため施工が容易です。
塩化ビニール系シートのメリット、デメリットを表でまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
施工が容易で柔軟性が高い | 高温での使用に弱い |
優れた耐薬品性を持つ | 塩化ビニールは環境負荷が高い |
耐候性があり、長期間効果を発揮 | 劣化しやすい場合がある |
軽量で取り扱いやすい | 一部の化学薬品には対応できない場合がある |
コストパフォーマンスが良い | 長期間の曝露で脆くなる可能性がある |
耐候性があり、紫外線やオゾンの影響を受けにくく、長期間にわたって効果を発揮します。
また、軽量で取り扱いやすく、幅広い建築用途に適しています。
合成ゴム系シート
合成ゴム系シートは、高い弾性と耐久性を持ち、紫外線やオゾンに対する優れた耐候性が特徴です。
下記にメリット、デメリットを表でまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
高い弾性と耐久性を持つ | コストが比較的高い |
優れた耐候性と紫外線、オゾン耐性 | 特殊な接着剤や施工技術が必要な場合がある |
極端な温度変化に強く、長寿命 | 一部の化学薬品には対応できない場合がある |
柔軟性があり、複雑な形状にも対応可能 | 施工に時間がかかることがある |
防水性能が高く、幅広い用途に適している | リサイクルが難しく、環境負荷がある場合がある |
エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)シートは、極端な温度変化に耐え長寿命であるため、屋上、地下室、バルコニーなどの防水に広く使用されます。
さらに、合成ゴム系シートは柔軟性があり、複雑な形状の面にも適応しやすいため、施工が比較的簡単です。
アスファルト防水シート
アスファルト防水は、アスファルトを主成分とした防水材を使用する方法で、高い防水性能と耐久性を特徴とします。
下記にメリット、デメリットを表でまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
高い防水性能と耐久性 | 施工に時間と専門的な技術が必要 |
コストパフォーマンスが高い | 施工時に熱や有害な蒸気が発生することがある |
大規模な防水に適している | 施工後の硬化時間が必要で、即座に使用できない場合がある |
様々な施工方法があり、用途に応じて選択可能 | 一部の工法は天候に影響を受けやすい |
メンテナンスが比較的容易 | 長期間使用すると劣化し、補修が必要になることがある |
アスファルト防水には、熱で溶かしたアスファルトを塗布する熱工法や、シート状のアスファルトを貼り付けるシート工法があります。
これらの工法は、特に屋上や地下室などの大規模な防水に適しており、コストパフォーマンスが高い点も魅力です。
大規模修繕工事の新東亜工業はお客様満足度98%
お客様満足度98% ★★★★☆
新東亜工業が選ばれる理由
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シート防水の単価や費用相場と耐用年数
種類 | 単価(円/m²) | 耐用年数(年) |
---|---|---|
合成ゴム系防水シート | 3000 | 20 |
ポリ塩化ビニル(PVC)シート | 2500 | 15 |
アスファルトシート | 2000 | 10 |
シート防水の単価や費用相場は、使用する材料によって異なります。
合成ゴム系防水シートは1平方メートルあたり約3000円で、耐用年数は約20年です。
ポリ塩化ビニル(PVC)シートは1平方メートルあたり約2500円で、耐用年数は約15年です。
アスファルトシートは1平方メートルあたり約2000円で、耐用年数は約10年です。
各シートの選択は、コストと耐用年数を考慮して行われます。
シート防水の施工手順
- STEP
下地処理
施工面の清掃を行い、ホコリや汚れ、油分を完全に取り除きます。
ひび割れや欠損部がある場合は、補修材を用いて平滑な下地を作ります。
- STEP
プライマー塗布
下地と防水シートの密着性を高めるためにプライマーを均一に塗布します。
プライマーが乾燥するまで待ちます。
- STEP
防水シートの敷設
防水シートを設置場所に仮置きし、位置を確認します。
接着剤または溶剤を使用してシートを下地に固定します。
シート同士を10cm以上重ねて敷設し、接合部をしっかりと密閉しローラーを使って圧着し、気泡を取り除きます。
シートの端部や立ち上がり部分をしっかりと固定します。必要に応じて機械的な固定具を使用します。
- STEP
防水層の検査
施工後、実際に水を張り、漏水がないか確認します。
シートに傷や隙間がないか、目視で確認します。
- STEP
仕上げ作業
必要に応じて保護層を設置し、シートを保護します。
施工完了後、現場を清掃して作業を終了します。
シート防水の施工に適している場所
場所 | 理由 |
---|---|
屋上 | 雨水からの保護が必要なため、耐久性と防水性が重要。 |
地下室 | 地下水や湿気から建物を守るために防水が必須。 |
バルコニー | 外部に露出し、雨水の影響を受けやすいため。 |
プール | 水を常に保持するため、防水が不可欠。 |
トンネル | 地下水の浸入を防ぎ、構造物の耐久性を維持するため。 |
浴室 | 水回りであるため、防水性能が必要。 |
道路 | アスファルト防水シートを使用して道路の耐水性を確保。 |
シート防水は、屋上や地下室、バルコニーなど、雨水や地下水からの防護が必要な場所に最適です。
また、プールや浴室など、水が常に存在する場所でも使用され、優れた防水性能を発揮します。
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