東京・関東地方で評判の良いの防水工事専門業者を頼むならどこ?業者選びのポイントと口コミ情報
2024/09/06
建物の快適性と美観を維持するためには、定期的に行う防水工事が欠かせません。
しかし、いざ防水工事を依頼しようとしても、どの業者を選ぶべきかお悩みの方も多くいらっしゃいます。
防水工事を行う業者は東京を中心に関東エリアにも多数ありますが、技術力や実績などを考慮し慎重に選ぶことが大切です。
今回は防水工事業者を選ぶポイントをはじめ、工事のタイミングや必要性もふまえておすすめの業者を3社紹介いたします。
防水工事の必要性
どのような建物であっても、経年劣化は避けられません。
特に屋上や屋根・外壁・ベランダの床など、雨風に晒されている部分は劣化が早いのが特徴です。
また海の近くに建っている場合は、潮風の影響で通常よりも劣化が進みやすくなっています。
定期的な点検や防水工事を行わずに放置すると、サビやコケによる建材表面の劣化だけではなく、建物内部の腐食にもつながりかねません。
たとえ塗装部分の小さな剥がれやキズであっても、早めに対処しておくと修理費用も抑えられ、快適性と美観も長持ちしやすくなります。
ビル・マンション・アパートなどにおいては、高所に不具合がある場合、実際に雨漏りや室内のカビがないと発見しづらいケースがほとんどです。
そのため、プロによる定期的な点検と適切な補修が欠かせないと言えるでしょう。
防水工事を行うタイミング
実際の不具合が起こる前に必要とされる防水工事ですが、どのようなタイミングが適切なのでしょうか。
防水工事を行った方が良いとされるタイミングについて、以下に解説します。
耐用年数
一般的な防水機能の耐用年数は、10〜15年ほどとされています。
防水工事を施してある部分であっても、雨風や日光に毎日晒されているため、経年劣化は避けられません。
10年以上防水工事を実施していなければ、建物内部の見えない箇所で劣化が進んでいる場合もあるため、早めの点検とメンテナンスを実施しましょう。
ひび割れの発生
塗膜の表面にひび割れが発生している場合は、早めの防水工事が必要です。
表面だけがひび割れている場合は、すぐに雨漏りが発生する心配はありません。
しかし長期間何もせず放置すると、防水機能の低下だけでなく、見えない場所での劣化も進みやすくなります。
防水シートの剥がれ
塩化ビニールやゴムなどでできた防水用のシートを、防水シートと言います。
接着剤で貼り付けられていますが、長期間紫外線に晒されていると粘着面に劣化が起こりやすくなるのが特徴です。
もし防水シートに剥がれや浮きが生じている場合は、すでに雨水が浸入している可能性も否めません。
そのため部分的な不具合であったとしても、早めの対処が必要です。
雑草やコケの発生
防水機能が低下していると、塗膜表面にざらつきが生じて撥水効果が薄れてしまいます。
ざらついた部分に雨水が付着した状態が続くと、湿度を好むコケや雑草が生えやすくなります。
またその部分に根を張ると、雨漏りの発生にもつながりかねません。
根が防水層まで達している場合は塗膜を壊しかねないため、無理に引き抜かずにプロへ対処を依頼しましょう。
雨漏りの発生
緊急性が高い状況なのが、雨漏りが発生している場合です。
塗膜だけの不具合ではなく、サビや腐食によって建物全体にも大きなダメージを与えるため、早急に対処するようにしましょう。
対処が遅れると表面だけの施工だけではなく、建物の内部工事が必要になり工事費用がかさむ原因となってしまいます。
防水工事の種類と費用の目安
ウレタン防水 | シート防水 | FRP防水 | |
費用相場 | 3,000〜7,500円 | 2,500〜7,500円 | 4,000〜8,000円 |
これらの防水工事は、立地や周辺環境によって使用する工法が異なるのが特徴です。 防水機能を高めるために、いくつかの工法を合わせて行う複合防水という工法が必要なケースもあります。
防水工事が可能な業者とは
防水工事を行っている業者はさまざまで、状況に応じて選択することが大切です。
工事に対応する業者について、4つ紹介します。
防水工事専門業者
屋上やベランダなどの防水工事を専門で行う業者で、防水工事のプロと言えます。
高い技術とノウハウを持っており、高品質で耐久性の高い工事を行ってもらえるのが特徴です。
防水工事に特化した施工を行っていることもあり、最新技術や資材にも詳しいため、建物の状況や特性に合った工法で工事を行ってくれるでしょう。
また定期的なメンテナンスや補修も行っている業者がほとんどのため、長期間にわたり防水効果を発揮させるためのサポートができるのもメリットです。
塗装業者
外壁・屋上・屋根など、建物の外部塗装に特化しているのが塗装業者です。
防水工事では塗膜防水を得意とする業者で、耐候性・耐久性に優れた液状の防水材を塗り重ねて防水層を作ります。
しかし建物外部を中心とした施工を行っているため、内部や地下の防水工事は専門の業者に依頼する必要があります。
ハウスメーカー
建材の製造をはじめ住宅設計・工事・アフターフォローまで、ワンストップで対応できるのがハウスメーカーです。
工事の窓口が1本化されるため、依頼側の負担を減らせるのがメリットです。
しかし防水工事は、ハウスメーカーが自ら行うわけではありません。
防水工事を行う下請け業者に委託して行う場合がほとんどで、その場合は中間マージンが発生するのがデメリットと言えます。
リフォーム会社
住宅のリフォームを行う会社にも、防水工事の依頼が可能です。
工事のニーズに合わせて、劣化部分の補修や機能性向上を目的とした施工も行ってくれます。
防水工事もできますが、業者によっては得意としていない場合も少なくありません。
幅広い工事に柔軟な対応ができる反面、防水工事に特化した技術がなければ依頼どおりの仕上がりが望めない場合もあることを念頭に置いておきましょう。
防水工事業者を選ぶポイント
一口に防水工事業者と言っても、さまざまな選択肢があります。
実際に依頼先を検討する際は、いくつかのポイントを押さえて選ぶと良いでしょう。
防水工事に特化した技術を持つ業者
防水工事が可能な業者はいくつかあるものの、専門知識や技術を持っているのは防水工事専門業者か塗装会社です。
リフォーム会社やハウスメーカーにも依頼できますが、ほとんどが下請けによって施工されるため、中間マージンが発生します。
リフォーム会社やハウスメーカーにも依頼できますが、ほとんどが下請けによって施工されるため、中間マージンが発生します。
適切な施工プランの提案がある業者
技術力だけではなく、施工の提案力がある業者に依頼するのも大切なポイントです。
依頼通りの施工を行うだけではなく、依頼主が気づかなかったプロの視点から必要な工事を提案してもらえるかにも着目しましょう。
特に高い実績がある業者は、それだけノウハウが豊富なため、提案力が高いのも特徴です。
丁寧なヒアリングや現地調査を通して、適切な提案をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
丁寧な見積り
業者を選ぶ際は、一社だけではなく複数の業者から見積りを取ることをおすすめします。
その理由は、一般的な費用が分かるだけではなく、見積り書の書き方にも注目するためです。
見積り書に「工事一式」ではなく、丁寧に内訳まで記載してあると、不要な費用が発生する心配も少なくなります。
金額だけで選ぶのではなく、適切な工事を行ってくれるかもポイントです。
まとめ
今回の記事では、以下のような内容を紹介しました。
- 定期的な点検を行い、建物の状況に応じた適切なタイミングの防水工事が必要
- 小さな不具合でも処置が遅れると、建物の内部まで悪影響を及ぼす可能性がある
- 防水工事を行うタイミングは耐用年数・ひび割れ・防水シートの剥がれ・雑草やコケ・雨漏りの発生が目安
- 防水工事の相場は使用する工法によって異なるものの、1平方メートルあたり2,500〜8,000円ほど
- 工事を依頼できる業者は防水工事専門業者・塗装業者・ハウスメーカー・リフォーム会社などがある
- ハウスメーカーやリフォーム会社の防水工事は下請け業者が行うため中間マージンが発生する
- 業者選びのポイントは専門知識や技術がある・提案力がある・見積り書が丁寧な会社がおすすめ
このように、防水工事は定期的なメンテナンスを行わないと、見た目だけでなく建物の腐食にもつながります。
防水工事をしっかり行い、建物の快適性と美観を維持しましょう。