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屋上防水工事

防水工事の工期は何日かかるの?屋上ウレタン防水の日数や期間・費用を解説

防水工事は、建物を守る重要な役割を果たしています。屋上やベランダなど、雨や水に直接さらされる場所には欠かせない防水設備ですが、工事にはどのくらいの期間がかかるのでしょうか?

実は、防水工事の種類や範囲によって工期は大きく変わります。例えば、一般的なウレタン防水を使用した屋上防水工事では、2〜3週間程度の日数が必要です。
一方、ベランダ防水工事の日数は比較的短く、2〜3日で完了することが多いようです。建築現場では、効率的な作業を行うために詳細な工程表を作成し、可能な限り工期短縮に努めています。

本記事ではそれぞれの工事に何日くらいかかるのか、工事前のチェック項目やポイントなども併せてご紹介するので参考にしてみてください。

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屋上防水工事の費用相場と工期|ウレタン防水やシート防水について

屋上防水工事は、雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を維持するために欠かせない工事です。防水工事にはさまざまな方法がありますが、特に「ウレタン防水」や「シート防水」が広く使用されています。以下では、それぞれの費用相場や工期について詳しく解説します。

ウレタン防水の費用相場と工期

費用相場
ウレタン防水の費用は、施工する面積や工法によって異なりますが、一般的には1㎡あたり4,000~6,000円程度です。面積が広い場合や下地の補修が必要な場合は、追加費用が発生することがあります。

工期
ウレタン防水は液状の防水材を塗布して乾燥させるため、工事は数日間にわたります。

  • 小規模工事(100㎡以下):3~5日程度
  • 中規模工事(200㎡以上):1週間程度
    乾燥時間が必要なため、天候の影響を受けやすい点も考慮する必要があります。

特徴
ウレタン防水は、継ぎ目のない防水層を形成できるため、複雑な形状の屋上にも適しています。また、柔軟性があり建物の動きにも追従するため、ひび割れのリスクを軽減できます。

シート防水の費用相場と工期

費用相場
シート防水の費用は、使用するシートの種類(塩ビシートやゴムシート)によって異なりますが、1㎡あたり3,500~5,500円が目安です。シートの厚みや下地処理の必要性によって価格が変動します。

工期
シート防水は防水シートを敷設して固定する工法のため、比較的短期間で施工が完了します。

  • 小規模工事(100㎡以下):2~4日程度
  • 中規模工事(200㎡以上):4~6日程度
    天候の影響を受けにくく、短期間で工事が完了する点がメリットです。

特徴
シート防水は、施工が簡単で耐久性が高く、耐候性にも優れています。特に平坦な屋上に適しており、工期が短いのが魅力です。

費用と工期を抑えるためのポイント

  1. 複数の業者から相見積もりを取る
    費用や工事内容を比較することで、適正価格を把握し、コストを抑えることができます。
  2. 下地処理をしっかり確認する
    下地の状態によっては補修が必要になるため、事前に診断を行い、適切な予算を計画しましょう。
  3. 天候を考慮したスケジュール設定
    雨天が多い季節を避けることで、工事の遅延を防ぎ、余計な費用を削減できます。

屋上防水工事の方法や規模によって費用や工期は異なりますが、建物の耐久性を維持するためには欠かせない投資です。ウレタン防水とシート防水それぞれの特性を理解し、建物に適した工法を選択することで、効率的かつ効果的な防水対策を実現しましょう。

劣化状況を確認して工事の可否を判断する

建物の防水層は時間とともに劣化が進行します。そのため、定期的に劣化状況を確認し、必要に応じて修繕や防水工事を実施することが建物の耐久性を保つために不可欠です。

シートの剥がれや破れがないか

シート防水の場合、シートの剥がれや破れがあると、そこから雨水が浸入し、内部構造の腐食や劣化を引き起こすリスクがあります。そのため、定期的にシートの状態を確認し、小さな破損でも早急に修復することが推奨されます。早めの対応が大規模修繕の回避につながります。

水たまりができていないか

屋上に水たまりができると、防水層にかかる負担が増え、劣化が加速する恐れがあります。水はけの悪い箇所がないかを定期的に点検し、必要に応じて排水システムの見直しや改善を行うことで、防水層の寿命を延ばすことが可能です。

チョーキング現象が出ていないか

塗料表面が粉状に剥がれる「チョーキング現象」は、材料の劣化を示すサインです。この現象が発生している場合、防水層全体が劣化している可能性が高いため、早急に専門業者に相談して適切な処置を行う必要があります。放置するとさらなる劣化を招き、修繕コストが増大する可能性があります。

防水工事の種類と特徴

防水工事には複数の工法があり、それぞれの特徴や適用範囲に応じて選択されます。以下では、代表的な防水工法について解説します。

ウレタン防水

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗布し、硬化させることで防水層を形成します。

  • 特徴:施工が簡単で、継ぎ目がないため高い防水性を発揮します。複雑な形状の屋上やバルコニーにも適しており、対応力が高い工法です。
  • 注意点:紫外線による劣化を防ぐため、トップコートを定期的に塗り直す必要があります。
  • 耐用年数:10~15年程度。

FRP防水

FRP防水は、ガラス繊維とプラスチック樹脂を組み合わせて硬化させる工法です。

  • 特徴:軽量かつ強度が高く、屋上やベランダ、防水パンの防水に適しています。また、硬化が速く短期間で施工可能です。
  • 注意点:トップコートの塗り替えを定期的に行うことで、長期的な耐久性を維持できます。
  • 耐用年数:10年以上。

シート防水

シート防水は、防水性のある塩化ビニル樹脂やゴム製のシートを敷設する工法です。

  • 特徴:軽量で耐久性が高く、シートを敷き詰め継ぎ目を密封することで、高い防水性能を発揮します。屋上やバルコニーで特に使用されることが多いです。
  • 注意点:施工後のシートの状態を定期的に確認する必要があります。
  • 耐用年数:10年以上。

アスファルト防水

アスファルト防水は、アスファルトを熱処理して基材に塗布し、防水層を形成する工法です。

  • 特徴:耐久性に優れており、平らな屋根や地下構造物の防水に最適です。また、20年以上の長い耐用年数を持つため、大規模建物や駐車場などにも広く採用されています。
  • 注意点:専門知識が必要で、施工には経験豊富な業者が不可欠です。
  • 耐用年数:20年以上。

各工法にはそれぞれの特性とメリットがあるため、建物の構造や使用環境に適した防水工法を選ぶことが大切です。適切な工法を選び、定期的なメンテナンスを行うことで、建物の防水性能を長期間維持することが可能です。

屋上防水の5つのポイント

屋上防水工事を行う際は、次のポイントに留意することが大切です。

DIYで防水工事は避ける

防水工事は専門的な知識と技術を必要とし、素人がDIYで行うと効果が十分に発揮できません。施工不良による漏水のリスクがあるため、信頼できる業者に依頼することが推奨されます。

現場にあった防水工法を選択する

建物の構造や形状、予算などに応じて最適な防水工法を選択しましょう。専門業者と相談して、建物の状態に適した方法を選ぶことが重要です。

はがれやすい防水塗装に対策を講じる

防水塗装は紫外線や雨風の影響で剥がれやすいため、定期的なトップコートの再塗布や塗装の補修を行うことが大切です。特にウレタン防水やFRP防水では、トップコートのメンテナンスが長期的な耐久性の維持に不可欠です。

排水溝の掃除や点検を怠らない

屋上にある排水溝が詰まると、雨水が溜まり防水層の劣化が進みます。定期的にゴミや泥を取り除き、排水機能を確保しましょう。

屋上防水の種類と耐用年数を徹底解説|計画的なメンテナンスの重要性

屋上防水にはさまざまな工法があり、それぞれ耐用年数や特性が異なります。防水工事の種類を正しく理解し、耐用年数を把握することで、計画的なメンテナンスを行い、建物の耐久性を高めることができます。以下では、主な防水工法の種類と特徴、耐用年数について詳しく解説します。

ウレタン防水|柔軟性が高い万能工法

  • 種類と特徴
    ウレタン防水には「密着工法」と「通気緩衝工法」の2種類があります。密着工法は下地に直接防水層を密着させる方法で、10~15年の耐用年数があります。通気緩衝工法は下地の湿気を逃がす構造を持ち、湿気の多い環境でも長期間の防水効果を発揮します。
  • 適用箇所:複雑な形状の屋上やバルコニー。
  • メンテナンス:紫外線劣化を防ぐため、定期的なトップコートの塗り替えが必要。

FRP防水|機械的強度に優れた防水工法

  • 種類と特徴
    FRP防水はガラス繊維とプラスチック樹脂を組み合わせた工法で、10年以上の耐用年数が期待できます。軽量で耐久性が高く、短期間で施工が完了する点が特徴です。
  • 適用箇所:ベランダや屋上の防水に適しています。
  • メンテナンス:定期的なトップコートの塗り替えにより、長期的な防水性能を維持。

シート防水|広範囲の防水に適した工法

  • 種類と特徴
    シート防水には「塩ビシート防水」と「ゴムシート防水」の2種類があります。塩ビシート防水は耐久性が高く、15~20年の耐用年数を誇ります。ゴムシート防水は柔軟性が高く、下地の動きに追従できるため、10~15年の耐用年数が期待されます。
  • 適用箇所:屋上やバルコニーなど広い平面に最適。
  • メンテナンス:定期的な接合部の確認と補修が必要。

アスファルト防水|高い耐久性を誇る伝統工法

  • 種類と特徴
    アスファルト防水は「トーチ工法」と「熱工法」の2種類があります。トーチ工法はアスファルトを重ねて防水層を形成し、20年以上の耐用年数が期待されます。熱工法では溶かしたアスファルトを基材に塗布し、強度の高い防水層を作る方法で、同じく20年以上の耐久性を持ちます。
  • 適用箇所:平らな屋根や地下構造物。
  • メンテナンス:耐用年数が長いため、定期的な点検で劣化箇所を補修。

防水工事の種類や耐用年数を理解することは、建物の耐久性や安全性を保つうえで非常に重要です。適切な工法を選び、計画的なメンテナンスを実施することで、長期的なコスト削減にもつながります。複数の業者から相見積もりを取ることで、最適な防水工法を選択しましょう。

塩ビシート防水の施工の流れ

ここでは塩ビシート防水の施工の流れを5つのステップに分けて紹介していきたいと思います。

  1. 現場調査・下地準備
    最初に現場調査を行い、施工対象の屋根やバルコニーの状態を確認します。下地が劣化している場合、ひび割れや損傷を補修し、シートの密着を確保するために表面を平滑に整えます。
  2. シートの配置・展開
    シートの巻き方向や重ね幅を考慮し、下地にシートを配置します。シートの展開方向は、排水効率を考慮して決定します。周囲の立ち上がり部分や障害物のある部分では、事前にシートのカットが必要な場合もあります。
  3. 固定具の取り付け
    機械的固定工法の場合、ビスやアンカーなどの固定具でシートを下地にしっかりと取り付けます。固定具は一定間隔で取り付けられ、シート全体を安定させます。接着工法では、専用の接着剤を使用してシートを密着させます。
  4. シートの接合部処理
    シート同士の接合部は、重ね幅を十分に確保して圧着し、専用の溶着機や圧着テープで処理します。接合部の圧着が不十分だと、漏水の原因となるため慎重に行います。
  5. 仕上げ作業
    最後に全体を点検し、シート表面の掃除や接合部の補修を行います。必要に応じてトップコートで保護することもあります。仕上がりを確認して問題がなければ施工

ウレタン防水の施工の流れ

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法で、複雑な形状の屋上やバルコニーに適している防水方法です。その施工プロセスは、建物の下地状態に応じた準備から始まり、確実な防水効果を得るためにいくつかの工程を経て進められます。以下に、ウレタン防水施工の基本的な流れを解説します。

1. 下地の調整

施工を始める前に、防水層を形成するための下地を整えます。

  • 清掃:ゴミやホコリ、油分を取り除き、下地を清潔な状態にします。
  • 下地補修:ひび割れや凹凸がある場合は、パテやモルタルで補修して平滑に仕上げます。
  • プライマーの塗布:下地と防水材の接着力を高めるため、専用のプライマーを塗布します。

2. 防水材の塗布(1回目)

ウレタン防水材をローラーや刷毛を使って均一に塗布します。

  • 目的:1層目は基礎となる防水層を形成し、隙間なく塗布することで下地との密着性を確保します。
  • 乾燥時間:1回目の塗布後は十分に乾燥させ、次の工程に備えます。

3. 防水材の塗布(2回目)

乾燥した1層目の上に、2層目のウレタン防水材を塗布します。

  • 目的:2層目で防水層を強化し、耐久性を高めます。
  • 均一な仕上げ:厚みを均一にすることで、防水性能が最大限に発揮されます。

4. トップコートの塗布

防水層を保護するため、トップコートを塗布します。

  • 目的:紫外線や摩耗から防水層を守り、長期間にわたり劣化を防ぎます。
  • 種類:トップコートは防水材に適したものを選択します(例:UVカット機能付き)。

5. 最終確認と引き渡し

施工が完了したら、防水層の仕上がりや接着状態を確認します。

  • 検査内容:塗布の厚み、隙間の有無、乾燥状態などをチェック。
  • 引き渡し:検査が完了し、防水性能が確認された後に工事を終了します。

ウレタン防水は、柔軟性と耐久性に優れ、建物の防水性能を大幅に向上させます。正確な施工と定期的なメンテナンスで、長期にわたる安心を実現しましょう。

防水工事業者選びの重要なポイント

防水工事を成功させるためには、信頼できる業者の選定が鍵となります。適切な業者を選ぶことで、工事の品質や耐久性を確保し、長期的なトラブルを防ぐことができます。以下では、業者選びで重視すべきポイントを解説します。

相見積もりを取り比較する

防水工事の費用や内容は業者によって異なるため、相見積もりを取って比較することが重要です。

選定基準:適正価格を提示し、施工内容が明確な業者を選びましょう。価格だけでなく、使用する材料やアフターフォローについても確認することが大切です。

確認ポイント:見積もりが詳細に記載されているか(工事項目、数量、単価など)。

信頼性のある業者を選ぶ!資格などを確認

資格や認定を持つ業者は、技術力や信頼性の証明になります。

  • 確認すべき資格:「防水施工技能士」や「建築士」などの専門資格を持つ職人が在籍しているかを確認しましょう。
  • 業界認定:建築業界の団体や協会から認定を受けている業者は、品質基準を満たしている可能性が高いです。

信頼できる業者は資格や認定を公開しており、問い合わせに対して透明性のある対応をしてくれます。

施工実績豊富な業者を選ぶ

施工実績が豊富な業者は、さまざまな建物に対応してきた経験があり、質の高い工事を期待できます。

口コミや評判:口コミサイトや知人の紹介を参考に、評判の良い業者を選びましょう。

確認方法:業者の公式サイトやパンフレットで過去の施工事例を確認します。複雑な形状や特殊な環境での施工経験がある業者は特に安心です。

まとめ|屋上防水工事は信頼できる業者に依頼しよう!

防水工事は建物の寿命を延ばし、雨漏りや湿気から守るために欠かせません。工法ごとの特徴や耐用年数を把握し、適切なメンテナンスと計画的な防水工事を行いましょう。信頼できる業者と連携し、最適な防水工法を選択して建物の保護に役立てましょう。

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  • 足場工事
  • タイル工事
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