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防水工事屋は外壁塗装もやるのか?まとめて依頼できるか徹底解説!

「雨漏りが気になって防水工事を検討しているけれど、せっかく足場を立てるなら外壁塗装も一緒にやりたい」「そもそも防水工事屋って塗装もできるの?」といった疑問を抱く方は少なくありません。

実際、防水と塗装は工事箇所や工程が重なる部分も多く、一括で依頼することで費用や手間を削減できる可能性があります。しかし、業者によって対応範囲は異なり、選び方を間違えるとトラブルの原因にもなりかねません。

この記事では、防水工事屋がどこまで対応できるのか、外壁塗装との違いや一括依頼のメリット・注意点、そして信頼できる業者の見極め方まで、初めての方にもわかりやすく解説します。

足場を有効活用して、効率的に建物のメンテナンスを進めたい方は、ぜひ参考にしてください。

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防水工事屋が扱う工事範囲とは?

防水工事業者と聞くと「雨漏り対策」の印象が強いかもしれませんが、実は取り扱う工事範囲は多岐にわたります。とくに建物の外回りや劣化した部分への補修を担当することが多く、外壁塗装と関連する業務も少なくありません。まずは、防水工事屋が対応する主な工事内容を押さえておきましょう。

防水工事業者は、建物内部に水が侵入しないよう「防水層」を施工する専門家です。主に以下のような場所が対象になります。

  • 屋上・バルコニー・ベランダ
  • 外壁のシーリング部分(目地・窓回りなど)
  • 共用廊下・階段の床面
  • 基礎まわりの立ち上がり部分

加えて、外壁のひび割れ補修や下地処理といった塗装の前段階の作業にも携わるため、外壁塗装と関係性が深い業種でもあります。

外壁塗装と防水工事はどう違う?工事内容を比較

防水工事と外壁塗装は混同されがちですが、それぞれ異なる目的や施工方法があります。違いを理解することで、「どちらを優先すべきか」「同時に行うべきか」の判断がしやすくなります。

ここでは、具体的な施工内容や材料の違いを比較して解説します。

項目防水工事外壁塗装
目的雨水の侵入防止美観・防カビ・耐候性の維持
主な場所屋上、ベランダ、外壁の目地外壁全体、軒天、雨樋など
材料ウレタン、FRP、シート材シリコン、フッ素、ラジカル塗料など
工法密着・通気・シート貼りなど吹付け、ローラー塗装など

それぞれの専門性が求められるため、業者の対応範囲を事前に確認することが重要です。

外壁塗装も行う防水工事業者は多い?実情を解説

「防水工事屋に塗装も任せられるの?」という疑問に対して、業界の実情をご紹介します。実際には、外壁塗装を同時に行える防水業者も増えており、工事の一括依頼が可能なケースも珍しくありません。どのような業者が対応できるのか、その特徴を解説します。

実際には、多くの防水工事業者が外壁塗装も対応しています。なぜなら、両者は足場を共有することが多く、施工のタイミングや対象範囲が重なるためです。

とくに以下のような業者は両方に対応可能なケースが多いです。

  • 元請けとして現場管理を行う総合改修業者
  • 建物修繕を専門とする中小企業(多能工を抱える)
  • 外壁診断・防水診断を無料で行う業者

一方で、純粋な防水職人に依頼する場合は塗装は別業者になることもあるため、事前確認が必要です。

防水と塗装を一括で依頼するメリット・デメリット

一括で施工を依頼することで、コスト削減や工期短縮といったメリットが得られますが、その一方で注意すべき点もあります。ここでは、防水と外壁塗装をまとめて依頼する際のメリットとデメリットを具体的に比較し、判断材料としてお伝えします。

メリット:

  • 足場費用の削減(両方で共用できる)
  • 工期の短縮(同時に進行できる)
  • 工程管理の一本化(連絡がスムーズ)

デメリット:

  • どちらかの専門性が低い場合の品質リスク
  • 一社依存によるトラブル時の対応不安

事前に「施工体制」「職人の資格」「過去の実績」などを確認しておくことで、リスクを減らせます。

防水と外壁塗装を同時に行うべきタイミングとは?

防水と塗装は、建物の劣化に応じてタイミングよく実施することが大切です。特に築年数や目に見える劣化症状が進んでいる場合、同時施工の検討価値が高まります。

ここでは、どんな症状や築年数で防水・塗装を同時に行うべきかを解説します。

目安となる築年数ごとの工事検討タイミング

物の劣化は見た目だけでは判断が難しく、築年数に応じた定期的なメンテナンスが重要です。ここでは、外壁塗装や防水工事を検討すべき築年数の目安と、それぞれの時期に必要となる対応内容について解説します。

築10年目:外壁塗装の初回メンテナンスの時期

建物の外壁塗装は、一般的に築10年前後で最初のメンテナンス時期を迎えます。この時期には紫外線や雨風による塗膜の劣化が始まり、チョーキング現象(白い粉が手に付く)が発生しやすくなります。美観の回復だけでなく、外壁材自体の劣化を防ぐためにも、このタイミングでの塗り替えが推奨されます。

築15年目:防水層の再施工・トップコートの劣化が進行

屋上やバルコニーに施された防水層の保護塗膜(トップコート)は、耐候性を保つため5〜7年ごとの再塗装が望ましいとされていますが、築15年目には全面的な再施工が視野に入ります。表面のひび割れや水たまりが残りやすくなる場合、防水性能が低下している可能性が高く、早めの対応が重要です。

築20年以降:外壁・防水ともに全面改修の検討段階

築20年を超えると、外壁のクラック(ひび)やシーリングの硬化、屋上の防水層の劣化などが複合的に進行するため、部分補修ではなく全面的な改修が必要になるケースが多くなります。このタイミングでは、長期修繕計画に沿った本格的な改修工事を検討するのが現実的です。

外壁・防水工事の前にチェックしたい劣化症状

「まだ大丈夫」と思っていても、劣化のサインは意外と身近なところに現れます。外壁やベランダ、屋上の状態を見極めるために、事前にチェックすべき代表的な劣化症状を紹介します。

外壁のチョーキング(粉吹き)

外壁に触れると白い粉が手につく現象です。これは塗膜が劣化し、防水性能や紫外線への耐性が低下しているサイン。塗装の保護機能が失われつつあるため、早期の塗り替えが必要です。

シーリングのひび割れ・剥離

外壁の目地部分に充填されたシーリング材(コーキング)は、伸縮や防水の役割を果たしますが、経年劣化により硬化・ひび割れ・剥離が発生します。放置すると隙間から水が入り込み、内部の躯体にダメージを与える恐れがあります。

ベランダ・バルコニー床のふくれや黒ずみ

防水層の劣化により、表面が膨らんだり変色したりする症状が現れます。これは下地と防水層の間に水分が入り込んでいる状態であり、放置すると雨漏りや断熱性能の低下につながります。

雨漏りの兆候(天井のシミ・カビ・異臭など)

室内の天井や壁紙にシミが出たり、カビ臭がする場合はすでに雨水の侵入が始まっている可能性が高いです。こうした症状が出ている場合、外壁・屋上いずれかの防水機能が損なわれており、すぐに専門業者による調査が必要です。

防水と塗装を一括依頼する業者選びのポイント

防水と塗装を同時に依頼する際には、「どの業者に任せるか」が最も重要な判断ポイントになります。一括で依頼することでコスト面のメリットは大きくなりますが、信頼性に欠ける業者を選んでしまうと、施工不良や保証トラブルといった二次被害にもつながりかねません。だからこそ、業者選びは“価格”だけでなく“中身”を見ることが必要です。

防水・塗装ともに施工実績が豊富か

どちらか一方しか得意でない業者では、もう一方の工事で仕上がりにムラが出ることもあります。実績紹介ページや施工写真を確認し、防水も塗装も両方の事例が掲載されているかチェックしましょう。第三者レビューや口コミも参考になります。

自社施工か外注かの明示

価格だけで判断せず、「誰が工事するのか」を確認しましょう。中間マージンを省ける自社施工であればコスト面でも安心ですし、施工責任の所在がはっきりしている点も大きな利点です。「下請けに丸投げ」のような業者には注意が必要です。

保証書の有無と内容の明確化

施工後の保証がしっかりしているかは、業者の自信と誠実さを示す指標です。たとえば「防水は10年保証、塗装は5年保証」など、項目別に明記されているか確認しましょう。口頭ではなく書面でもらうことが重要です。

現地調査の精度と説明力

現地調査での対応も見極めポイントです。単に外観を見て終わるのではなく、劣化の原因まで踏み込んで説明してくれる業者は信頼できます。また、「防水層が浮いている」「塗膜に膨れがある」といった診断根拠を示してくれる業者は、技術的な裏付けがあります。

信頼できる業者は、見積もりの段階で「どの工事を、どのタイミングで、誰が行うのか」を明確に説明してくれます。防水と塗装は一見別々の作業に見えますが、建物全体の保護という目的では一体的に計画するべき工事です。そのため、業者の説明力や施工管理体制も選定の重要な指標となるのです。

防水工事屋と外壁塗装についてよくある質問(FAQ)

水工事屋に外壁塗装も任せられるのか、依頼の順番や診断についてなど、実際の相談でよく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめました。初めて業者に依頼する方でも安心して判断できるよう、基本的なポイントをわかりやすく解説します。

Q

防水工事業者と塗装業者はどう違うの?

A

防水業者は「水の侵入を防ぐ層の施工」、塗装業者は「外観や劣化防止の塗装」を専門にしています。

Q

防水と外壁塗装、どちらを先にやるべき?

A

一括で行う場合、下地処理として防水→塗装の順になることが多いです。ただし個別工事なら劣化が激しい方を優先します。

Q

外壁塗装だけ頼んだら防水も見てもらえる?

A

業者によっては無料診断を実施してくれるため、塗装見積もりと一緒に相談してみましょう。

まとめ|防水工事屋に外壁塗装を頼むのは“アリ”!でも業者選びがカギ

防水工事屋に外壁塗装を一緒に依頼することは、費用や手間の面で非常に理にかなった選択です。

足場を共用することでコスト削減ができ、工期の短縮や業者とのやり取りの一本化といったメリットも得られます。また、両工事を同時に行うことで、建物全体のメンテナンス効果を最大限に引き出すことが可能です。

しかしすべての防水業者が外壁塗装に対応しているわけではないため、業者選びが成功のカギを握ります。対応範囲や実績、保証体制などをしっかり確認し、信頼できる業者に依頼することで、後悔のない工事が実現します。

防水と塗装の同時施工を検討している方は、診断から見積もりまで一貫対応できる業者に早めに相談して、最適なタイミングで効率的に工事を進めていきましょう。

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