タイル外壁の仕上げに、透明な塗装防水剤を塗るクリアー防水塗装を施す場合があります。
外壁のタイルの雨水の侵入などを防いでくれる効果があります。
しかし具体的に、クリアー塗装とはどのようなものなのでしょうか。
この記事では、タイル外壁とクリアー塗装の特徴について、メリットデメリットを踏まえて解説していきます。
タイル外壁の良い状態を、長期間維持したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
タイル外壁の特徴
タイル外壁には、以下のような特徴があります。
耐久性が高い
タイル外壁は、耐久性が高いのが特徴です。
他の外壁材よりも耐用年数が長く、火災にも強いです。
表面は石のように硬いので、傷も付きにくいでしょう。
安全な外壁にしたい場合は、タイル外壁が選択肢の1つになります。
デザインが豊富
タイル外壁は、デザインの豊富さも魅力です。
建物の外観を、自分好みにできるでしょう。
またタイル外壁は凹凸があり、高級感も演出できます。
タイル調のサイディングとは一味違います。
防音性能が高い
タイル外壁には、高い防音性能も期待できます。
厚手のタイルだと、さらに防音性能が向上します。
しかし厚手のタイルを使うと、もともと重量がある外壁がさらに重くなります。
外壁が重くなりすぎると、地震の時に横方向の力が強くなるので、やりすぎには注意が必要です。
維持費が安くなる
タイル外壁は頑丈なため、他の外壁材よりもメンテナンス費用が比較的安いのも特徴です。
そのためマンションでは、タイル外壁が採用されるケースが多いです。
家の管理費を安くしたい場合も、タイル外壁は適しているでしょう。
ただし初期費用が、他の外壁材よりも高くなる点は考慮しておく必要があるといえます。
タイル外壁のメンテナンス方法
タイル外壁は、次の方法でメンテナンスを行います。
高圧洗浄
高圧洗浄機を使って、タイル外壁に圧力をかけた水を吹き付けることにより、頑固な汚れを落とせます。
ただし高圧洗浄は水圧が強いので、タイルを傷付けないように水圧を調整する必要があるでしょう。
下地や目地の補修
タイル外壁の下地や目地の補修も行われます。
タイル自体は丈夫ですが、下地や目地は劣化しやすいです。
そこでエポキシ樹脂を使ってひび割れを埋めたり、目地のコーキングを打ち替えたりします。
タイルの張り替え
タイルに割れ・欠けがある場合は、タイルの張り替えが必要です。
タイルの割れ・欠けは、外部からの強い衝撃で起こることが多いでしょう。
タイルに損傷のある部分だけを交換できるので、全面交換は行う必要がありません。
クリアー塗装
タイル外壁の表面に、透明な防水塗料を施します。
1度施工すれば、10~15年は塗り替えが必要ありません。
クリアー防水とは
クリアー防水とは、透明な防水塗料を外壁・屋根などに施す防水処理のことを言います。
塗料が透明な理由は、顔料が含まれていないためです。
建物の外観をそのままに施工できるので、美観を損ないません。
クリアー防水は必須ではありませんが、タイル外壁で採用されることが多くあります。
タイル外壁を保護する役割があるほか、外壁にツヤを出す効果も期待できるでしょう。
しかし「耐久性が高いタイル外壁にクリヤー塗装を施す必要はない」という意見もあります。
必ずしなければならないプロセスではないものの、さらにタイル外壁の耐久性や美観を高めたい方は検討してみましょう。
外壁タイルをクリアー防水するメリットとデメリット
クリアー防水のメリットとデメリット
クリアー防水にはメリット・デメリットがあるので、施工前に確認しておく必要があります。
まずはクリアー防水のメリットについてご紹介していきます。
クリアー防水のメリット
クリアー防水には、次のようなメリットがあります。
- 防水性が向上する
- 耐久性が向上する
- 美観を維持できる
- 環境に配慮できる
- コストカットにつながる
クリアー防水を施すと外壁タイルの表面が保護され、雨水の浸入を防げます。
湿気からも建物を守れるので、建物が劣化するのを防げて、耐久性が向上するでしょう。
紫外線によって建物が劣化・変色するのも避けられます。
またクリアー防水では、外壁タイル本来の色・質感に影響は出ません。
施工時の美観を維持できるのはもちろん、その後に汚れが付着するのも予防できます。
タイルにツヤを出せるので、美しさが強調されます。
環境面に配慮できるのも、クリアー防水のメリットです。
クリアー防水は揮発性有機化合物(VOC)やその他の有害物質が少ないので、周辺環境への影響を心配せずに済みます。
コストカットの面でも、クリアー防水が活躍するでしょう。
クリアー防水を施すことにより、外壁タイルや建物の耐久性が向上し、メンテナンスの頻度を落とせます。
建物の修繕・補修にはかなりの費用がかかるので、クリアー防水により費用を抑えられるでしょう。
クリアー防水のデメリット
クリアー防水には以下のようなデメリットがあるので、デメリットも踏まえたうえで施工を検討しましょう。
- 初期費用が高くなる
- 施工難易度が高い
- 耐震性が低下することがある
- 定期的なメンテナンスが必要
- 保護膜の色が変わることがある
クリアー防水は必ずしも必要な施工ではないため、建物への一般的な施工に加えて追加料金が必要です。
また施工難易度が高い点も、デメリットと言えるでしょう。
施工するには専門的な技術・知識が必要なため、専門業者に依頼する必要があります。
万が一適切に施工が行われない場合は、クリアー防水の性能低下を招きかねません。
また1度クリアー防水を行っても、10~15年おきくらいで塗り替え・補修が必要です。
時間経過によって保護膜の色が変わる可能性もあるので、この点も留意しておきましょう。
このようにクリアー防水にはデメリットもありますが、デメリットを考慮しても施工を行うことが大切です。
タイル外壁の状態を維持したい・良くしたい場合は、クリアー防水も選択肢の1つに入るでしょう。
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クリアー防水の施工方法と注意点
ここではクリアー防水の施工方法と、その時の注意点について解説していきます。
- STEP
タイル表面の清掃
まずはクリアー防水を施すタイル表面の、清掃を行います。
汚れ・ホコリをしっかり取り除かないと、施工品質が低下するので注意しましょう。
- STEP
タイル目地のシーリング
必要があれば、タイル目地のシーリング工事も行います。
シーリングの打ち増しは、既存のシーリングの上から重ねて施工することです。
打ち替えは既存のシーリングを取り除いて、新しいものを施します。
- STEP
タイルの洗浄
高圧洗浄機を使い、タイル外壁の汚れ・ホコリを落としていきます。
タイル外壁を洗浄する際は、使う薬剤を適切に薄めることが大切です。
薬剤が濃いと、タイルを傷める恐れがあるので注意が必要です。
- STEP
クリアー防水
仕上げとして、クリアー防水塗料を施します。
ローラーやスプレーを使い、ムラなく施工していきます。
まずは下地と塗料を固着しやすくするために、プライマーの塗布が必要です。
その後はクリアー防水塗料を塗り、乾いたらトップコートで保護しましょう。
クリアー防水塗料の種類・メーカーの違いによって施工手順は異なるので、事前の確認が必要です。
タイル外壁の防水工事を依頼するポイント
タイル外壁の防水工事を行いたい場合は、以下のポイントを確認しておきましょう。
業者の対応エリアか
インターネットで気になる防水工事業者を見つけても、対応エリア外であれば防水工事はできません。
同一市町村内であれば対応してくれるケースは多いですが、事前の確認が必要です。
問い合わせ前に、業者のホームページでチェックしておくと良いでしょう。
ホームページで確認できない場合は、電話・メールなどで問い合わせてみることをおすすめします。
希望する防水工事ができるか
タイル外壁へのクリアー防水をはじめとする、希望する防水工事ができるかも、事前のチェックが必要です。
一口に「防水工事」と言ってもさまざまな種類があるので、クリアー防水を行いたい場合は、クリアー防水の施工実績が豊富な業者に依頼することが大切です。
料金は適切か
同じような防水工事であっても、業者によって料金が異なるので注意しましょう。
自社施工の会社であれば、下請け業者への依頼に必要な手数料である中間マージンが発生しないので、費用が割安になりやすいです。
また、複数の業者に見積もりを出してもらうことも大切です。
1社のみへの見積もり依頼では、費用相場を把握するのが難しくなります。
ただし費用が安いだけでは工事の品質が保てない場合があるので、この点も注意しましょう。
安すぎず高すぎず、適正価格で目的の防水工事を行ってくれる業者を探すことが大切です。
外壁タイルのクリアー防水まとめ
最後にこの記事の内容をまとめていきます。
- タイル外壁には「耐久性が高い」「デザインが豊富」「防音性能が高い」「維持費が安くなる」という特徴がある
- タイル外壁は高圧洗浄・下地や目地の補修・タイル張り替え・クリヤー塗装によりメンテナンスを行う
- 透明な防水塗料を外壁・屋根などに施すことを「クリアー防水」と言う
- 「防水性が向上する」「耐久性が向上する」などのメリットがある
- 「初期費用が高くなる」「施工難易度が高い」などのデメリットに気を付ける
- クリアー防水ではタイル表面の清掃から始まりシーリング施工・タイルの洗浄・クリアー防水の順で施工が進む
- クリアー防水塗料の種類やメーカーの違いによって、施工手順が異なる
- タイル外壁の防水工事では「業者の対応エリアか」「希望する防水工事ができるか」「料金は適切か」というポイントを確認しておく
タイル外壁の防水性を高めるには、クリアー防水が有効です。
クリアー塗装は防水工事の一環で、高所作業が伴うほか、専門知識や技術力がなければ難しい施工です。
DIYで行うのは非常に難しいため、専門の業者に依頼して施工してもらうことをおすすめします。
ただし、メリットだけでなくデメリットもあるので、事前にしっかり検討しましょう。
防水工事を含む修繕工事は新東亜工業がおすすめ!
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※中間マージン=仲介手数料
- 大規模修繕工事
- 解体工事
- 防水工事
- 外壁塗装
- 屋根工事
- シーリング工事
- 長尺シート工事
- 下地補修工事
- 足場工事
- タイル工事
- 洗浄工事
- 電気、水道、外溝工事等
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施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。
ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。