7 min
大規模修繕

コンクリート屋根の防水工事で雨漏りを防ぐ!屋上防水塗料の種類と費用相場

コンクリート住宅の屋根の防水工事について知りたい!
コンクリート屋根の防水工事ってどんなものがある?コンクリート屋根への防水工事の必要性は?

屋上は耐久性に優れているものの、長期間の使用や気候条件の影響による劣化で雨漏りの原因となることがあります。

そこで注目されるのが、適切な防水工事の重要性です。

本記事では、コンクリート屋根の劣化・雨漏りの原因・防水工事の種類や工法について詳しく解説します。

コンクリート屋根の防水工事の必要性や費用についても紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

屋根の劣化を防ぎ、建物を長期間安全に保つために、防水工事の必要性を理解しましょう。

防水工事なら新東亜工業

新東亜工業が選ばれる理由

  • 仲介業者を介さない工事で余分な外注費をカットできる
  • 確かな品質と施工スピードが強み
  • お客様満足度脅威の98%
  • 個人宅以外にマンションなどの大規模修繕にも対応

\\中間マージン0だから他社より安い//

コンクリート屋根とは

コンクリート屋根は、建物にとって重要な部分であり、耐久性や強度に優れた屋根材として知られています。

その特性や構造、メリットについて詳しく見ていきましょう。

コンクリート屋根の特徴とは?

コンクリート屋根は、コンクリートという建材を用いて作られた屋根のことです。

アスファルト防水工事を行い、コンクリートに防水層を形成しているため非常に高い耐久性があります。

比較的施工が容易でありさまざまな形状やデザインに対応できるほか、適切な工法で施工されれば防水性にも優れた特性を持っています。

古くから使用されてきた防水方法ということもあり、信頼性が高いのも特徴です。

防水工事の主な工法としては、常温工法・トーチ工法・熱工法の3種類があります。

  • 常温工法…ゴムアスファルトの粘着層がコーティングされたルーフィングシートを貼り重ねる工法
  • トーチ工法…トーチバーナーを用いてアスファルトシートを炙って貼り重ねる工法
  • 熱工法…アスファルトを液状に溶かしたものとアスファルトシートを使って防水層を形成する工法

コンクリート屋根の寿命

コンクリート屋根の寿命は、適切なメンテナンスと管理によって大きく左右されます。

一般的には20年以上の寿命が期待されますが、環境や管理状況によって差が出るでしょう。

コンクリート屋根の種類とは

コンクリート屋根の防水工事には、アスファルト防水工法が一般的に使用されます。

この工法では、屋根にアスファルトを使用して防水層を形成するのが特徴です。

仕上げ方法には、押さえコンクリート仕上げと露出仕上げの2つの方法があります。

それぞれの仕上げ方法について詳しく見ていきましょう。

押さえコンクリート仕上げの屋根

押さえコンクリート仕上げでは、防水層の上に保護コンクリートを打設します。

この方法は非常に耐久性が高く、人の出入りが多いまたは駐車場が設けられている屋上などに使用されています。

しかし、防水層の上からコンクリートを打設してかなりの重量が増えるため、屋上や建物の耐久性が十分であるか確認することが重要です。

アスファルト露出防水仕上げの屋根

露出仕上げは、防水層が露出している仕上げ方法です。

押さえコンクリート仕上げに比べて重量を押さえられるため、建物への負担を減らせるでしょう。

一方で耐久性が劣るため、非歩行用の屋根や屋上によく使用されます。

防水層が露出していることから、防水層を保護するためにトップコートの塗布が欠かせません。

コンクリート屋根における防水工事の必要性

コンクリート屋根は耐久性が高いとされていますが、長期間の使用や気候条件の変化により劣化することがあります。

特に雨漏りは建物に深刻な影響を与える可能性があります。

そこで、コンクリート屋根における防水工事の必要性が問われます。

適切な防水工事を行うことで、屋根の耐久性を高め、建物を雨漏りから守ることができます。

雨漏りのリスク

コンクリート屋根は、長年の使用や気候条件の影響でひび割れや浸透による劣化が起こりやすくなります。

これにより雨水が屋根内部に浸入し、建物内部に損害を与えかねません。

建物全体の耐久性への影響

屋根や屋上は、建物全体の耐久性に大きく影響を与えます。

しっかりとした防水工事が施されていない場合、建物全体の耐久性が低下して修繕や改修が必要となる可能性が高まるでしょう。

コンクリート屋根の防水工事の効果

適切な防水工事を行うことで、コンクリート屋根の耐久性を向上させられます。

防水シートや防水塗料を使用して屋根全体を保護することで、雨水の浸透を防ぎ、建物を雨漏りから守れるでしょう。

コンクリート屋根の防水工事は、建物の耐久性を高めるために重要な作業です。

定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持できます。

コンクリート屋根の劣化症状

コンクリート屋根は、耐久性が高く一般的には長期間にわたって安定した性能を発揮します。

しかし、長年の使用や気候条件の影響により、劣化が進行する可能性も否めません。

劣化が進むと、屋根の性能や見た目に影響を与える症状が現れます。

主なコンクリート屋根の劣化症状には、以下のようなものがあります。

  • ひび割れ
  • 色あせ
  • 剥がれ
  • 腐食
  • かびや苔の発生

コンクリート屋根の劣化は、建物全体の耐久性や安全性に影響を与えかねません。

定期的な点検と、適切なメンテナンスが重要です。

コンクリート屋根の劣化からくる被害

高い耐久性を誇る一方で、メンテナンスを怠ると徐々に劣化が進むのが懸念点です。

これによって知らず知らずのうちに、さまざまな被害が広がる可能性も潜んでいます。

コンクリート屋根では、以下のような被害がおこりがちです。

  • 雨漏り…コンクリート屋根の劣化により、ひび割れや資材の欠けが起こります。これにより雨水が屋根内部に浸入し、建物内部に雨漏りが発生する可能性があります。
  • 建物の構造への影響…劣化したコンクリート屋根は建物の構造にも影響を与えかねません。屋根の劣化が進むと建物全体の耐久性が低下し、修繕や改修が必要となる可能性があります。
  • 外観の劣化…コンクリート屋根の劣化は、外観の劣化にもつながります。ひび割れや色あせが進むことは、建物全体の美観が損なわれる原因のひとつです。
  • 安全性への影響…劣化したコンクリート屋根は安全性にも影響を与える可能性があります。ひび割れや浸透が進むと屋根の強度が低下し、自然災害による被害を受けやすくなります。

コンクリート屋根の劣化からくる被害はさまざまです。

これらの被害を防ぐためにも、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、被害を最小限に抑えられるでしょう。

防水層劣化だけじゃない?雨漏りの原因とは

コンクリート屋根からの雨漏りは、防水層の劣化だけが原因ではありません。

屋上の塔屋やパラペットの経年劣化、排水溝の詰まりなど、さまざまな要因が考えられます。

ここでは、防水層の劣化以外の雨漏りの原因について詳しく見てみましょう。

屋上塔屋の外壁やコーキング材の劣化

屋上塔屋の外壁やコーキング材が劣化すると、雨水が浸入する経路となります。

特にコーキング材は、定期的なメンテナンスが必要です。

屋上の勾配不良

コンクリート屋根は、わずかな勾配で雨水を排水するのが特徴です。

勾配が不良だと、雨水が溜まりやすくなり雨漏りの原因になります。

パラペットの劣化

パラペットは外壁から立ち上がる壁で、雨水の直接流入を防ぐ役割もあります。

劣化すると、雨水の浸入経路となることケースも少なくありません。

排水溝の詰まり

排水溝が詰まると、雨水が溜まり屋上の排水が妨げられます。

そのため、定期的な清掃が欠かせません。

屋上の設備配管の不具合

設備配管に不具合があると、雨水が漏れる原因になります。

配管の点検と、定期的なメンテナンスが重要です。

コンクリート屋根に行う防水工法の種類

コンクリート屋根の改修工法は、屋上の既存防水層の状態によって選択されます。

ここでは、コンクリート屋根に行う3つの改修工法について紹介します。

撤去工法

撤去工法は、既存の防水層を撤去して新規防水層を形成する工法です。

劣化が著しい場合に選ばれている工法で、最も大規模な工事です。

費用と工期が高額で、長くなる傾向があります。

かぶせ工法

かぶせ工法は劣化している部分だけを取り除いて、新規防水層をかぶせることで補修する工法です。

費用と工期が抑えられ、既存防水層を再利用しながら高い耐久性を得られます。

機械的固定工法

機械的固定工法は既存防水層の上から下地に穴をあけ、機械固定する工法です。

費用を抑えつつ、劣化が激しい場合に使用されます。

工事の流れ

コンクリート屋根の防水工事は、建物を長期間保護するために重要な作業です。

ここでは、一般的な工事の流れと注意点などを紹介します。

  1. STEP

    見積もりと打ち合わせ

    工事を依頼する前に、業者に見積もりを依頼しましょう。

    見積もりでは、工事内容・価格・工期などが明記されます。

    また、打ち合わせでは、工事の詳細や要望を伝えることができます。

  2. STEP

    下準備

    工事が始まる前に、屋根周辺の清掃や保護作業が行われます。

    周囲の植物や建物を保護するための対策も重要です。

  3. STEP

    下地処理

    コンクリート屋根の場合、下地の状態によっては下地処理が必要です。

    劣化した部分を修復し、新しい防水層がしっかりと密着するようにします。

  4. STEP

    防水層の施工

    防水層の施工では、適切な塗料やシートを使用して屋根全体に防水層を形成します。

    均一な厚みで施工することが重要です。

  5. STEP

    仕上げ

    最後に、防水層の仕上げ作業が行われます。

    外観や耐久性を考慮して、適切な仕上げを行います。

コンクリート屋根におすすめの防水工事

コンクリート屋根の防水工事は、建物の耐久性と快適性を保つ上で重要な役割を果たしています。

防水工事にはさまざまな工法があり、それぞれメリットや特徴が異なります。

ここでは、コンクリート屋根におすすめな防水工事を3つ紹介します。

それぞれの工事の特徴や適応状況についても解説していきますので、コンクリート屋根の防水工事を検討している方はぜひ参考にしてください。

ウレタン防水

ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法です。

耐久性が高く、複雑な形状にも対応できるため、ベランダ・バルコニー・屋上などに適しています。

ウレタン防水のメリット
  • 複雑な形状にも施工可能
  • 継ぎ目がないため雨漏りのリスクが低い
  • 軽量で建物の負荷が少ない
  • 下地を選ばず重ね塗りが可能
ウレタン防水のデメリット
  • 施工難易度が高く、職人の技術が求められる
  • 紫外線に弱く、定期的なメンテナンスが必要
  • 施工後の硬化に時間がかかる

ウレタン防水は、密着工法・密着メッシュ工法・通気緩衝工法の3つに分かれます。

通気緩衝工法は下地の水分に対しても対応できるため、コンクリート屋根におすすめです。

シート防水

シート防水は、塩化ビニールや合成ゴム製の防水シートを使用する工法です。

防水シートでの施工は比較的簡単で、既存の防水層の上から施工できるため、工期が短く済みます。

シート防水のメリット
  • 耐久性が高い
  • 施工が比較的容易
  • 既存防水層の上から施工可能
シート防水のデメリット
  • 施工業者の選択肢が限られる
  • 継ぎ目部分が雨漏りのリスクがある
  • 複雑な形状や凹凸のある場所には不向き

シート防水は密着工法と機械的固定工法の2つがあり、塩ビシートが主流です。

アスファルト防水

アスファルト防水は、液状のアスファルトとアスファルトシートを組み合わせて施工する工法です。

日本では古くから使われており、耐久性や信頼性が高いのが特徴です。

アスファルト防水のメリット
  • 耐久性が非常に高い
  • 防水性能が優れている
  • 実績やデータが豊富
アスファルト防水のデメリット
  • 施工難易度が高く、職人の技術が必要
  • 火災のリスクがある(熱工法)
  • 既存防水層の撤去が必要

アスファルト防水は、耐用年数が長いため、コスト面でのメリットも大きい工法です。

ただし、施工時には火気に注意する必要があります。

大規模修繕工事の新東亜工業はお客様満足度98%

お客様満足度98% ★★★★☆

新東亜工業が選ばれる理由

  • 仲介業者を介さない工事で余分な外注費をカットできる
  • 確かな品質と施工スピードが強み
  • お客様満足度脅威の98%
  • 個人宅以外にマンションなどの大規模修繕にも対応

\\中間マージン0だから他社より安い//

コンクリート屋根の防水工事にかかる費用

コンクリート屋根の防水工事は、建物の耐久性や住宅環境を守るために重要な工事です。

しかし、防水工事にはさまざまな種類があり、工法や材料によって費用が異なります。

ここでは、コンクリート屋根の防水工事にかかる費用の目安や工事内容による費用の違いについて解説していきます。

防水工事の費用の目安

コンクリート屋根の防水工事にかかる費用は、工事内容や施工する面積、選択する材料によって異なります。

一般的な目安としては、1平方メートルあたり数千円から数万円程度です。

ただし、工事内容や地域によって大きく変動するため、正確な費用は業者に見積もりを依頼する必要があります。

工事内容による費用の違い

防水工事の内容によって費用が変わることがあります。

例えば、下地の状態や補修が必要な箇所がある場合は、それに応じた工程や材料が必要です。

また、防水工事だけでなく、追加で屋根の補修や改修工事が必要な場合も費用が増える要因となります。

材料の選択による費用の違い

防水工事に使用する材料によっても費用が異なります。

例えば、ウレタン防水は耐久性が高く施工がしやすいため、比較的費用が高くなるでしょう。

一方で、シート防水は材料が比較的安価で施工が簡単なため、費用を抑えられるのが特徴です。

まとめ

コンクリート屋根や屋上は建物にとって重要な構成要素であり、その耐久性と強度が高く評価されています。

しかし、長期間の使用や気候条件の変化により、劣化が進み、雨漏りの原因となるケースも少なくありません。

そのため、適切な防水工事が不可欠です。

以下に、本記事のまとめとして、コンクリート屋根の防水工事に関する重要なポイントまとめてみました。

  • コンクリート屋根の特性や構造について理解することが重要
  • アスファルト防水工法を用いて、屋根全体に防水層を形成することが一般的
  • 防水工事の種類として、常温工法・トーチ工法・熱工法の3つがある
  • それぞれの工法には特性があり、適切な工法を選択することがポイント
  • コンクリート屋根の寿命は、適切なメンテナンスと管理によって大きく左右される
  • 定期的な点検とメンテナンスを行うことで屋根の長寿命化が期待できる
  • 雨漏りの原因として防水層の劣化だけでなく、屋上塔屋やパラペットの劣化・排水溝の詰まりなどがある

コンクリート屋根の防水工事は建物の耐久性を高めるために欠かせない作業です。

定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、建物を長期間にわたって安全に利用できるでしょう。

防水工事を含む修繕工事は新東亜工業がおすすめ!

中間マージン0だから他社より安い費用で工事が可能

中間マージン=仲介手数料

  • 大規模修繕工事
  • 解体工事
  • 防水工事
  • 外壁塗装
  • 屋根工事
  • シーリング工事
  • 長尺シート工事
  • 下地補修工事
  • 足場工事
  • タイル工事
  • 洗浄工事
  • 電気、水道、外溝工事等

大きな強みは「自社で完結」

施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。

ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。

関連記事
施工実績344件突破!WEB割キャンペーン実施中!