2階の外廊下の防水工事はどうする?
外階段の防水工事について教えて!
屋外の防水工事も詳しく知りたい。
外廊下とは建物の外部に位置しており、マンションやアパートでは共用部分の1つです。
アパート2階の外廊下や外階段も同様です。
外部に設置されているため、直射日光や紫外線・雨や風の影響を受けやすい部分ともいえます。
そのため、外廊下は劣化状態に応じて適切な防水工事の実施が欠かせません。
外廊下の防水工事が必要な理由については、建物の損傷を防いだり住環境や安全性を維持・向上を図ることなどが挙げられます。
特にマンションやアパートの劣化は住環境の低下につながりやすく、安全性を維持できなくなります。
そのため、外廊下の防水工事は定期的に行わなければなりません。
こちらでは、外廊下の防水工事や長尺シート・ウレタン防水などの種類について解説していきます。
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目次
外廊下の防水工事はなぜ必要?
外廊下は、マンションやアパートの外側に位置している共用部分です。
マンションの戸数が多ければ使用頻度も高くなり、損傷も激しくなってしまうでしょう。
また、外廊下は雨や風・直射日光の影響を受けやすいため、自然と劣化スピードも早くなります。
もともと外廊下には防水工事が施されていますが、劣化により防水性が低下してしまうため、定期的なメンテナンスが大切です。
では、外廊下の防水工事がなぜ必要なのか、詳しく見ていきましょう。
建物の劣化につながる
防水性が低下すると雨水が浸透しやすくなり、建物の構造にダメージを与える可能性があります。
染み込んだ水が外壁や床に浸透することで、建物全体の耐久性低下にもつながるでしょう。
快適な環境を維持できない
外廊下は、住民が外出する際に必ず使用しなければならない共用部分です。
廊下の安全性が低下し、劣化すると通行が困難になるため、安全で快適な環境が維持できなくなってしまいます。
住民の不満につながる
建物は年数の経過で劣化していきますが、快適な暮らしを守るためには、定期的なメンテナンスは重要です。
外廊下のメンテナンスを怠ると、日常生活にも大きな影響が発生するため、住民の不満にもつながります。
外廊下で使う防水工事の種類と流れ
外廊下の防水工事では、主に2つの種類で施工していきます。
マンションやアパートなどの防水工事は、以下に挙げる点が一般的です。
- ウレタン防水工事
- 長尺シート工事
それぞれの工法について、特徴や流れを解説します。
どのような方法で施工していくのか、詳しく見ていきましょう。
ウレタン防水工事の特徴
ポリウレタン樹脂を使用した防水工事で、施工箇所の形状を選びません。
液状の樹脂を施工箇所へ塗布していくため、凹凸のある複雑な形状でも対応可能であり、多くのシーンで行われている工法の1つです。
マンションやアパートの外廊下だけではなく、ベランダや階段などにも適しています。
ウレタン防水工事では、以下に挙げる3つの方法で施工を進めていきます。
それぞれの工法による目安費用や耐用年数は、以下を参考にしてください。
密着工法 | メッシュ工法 | 通気緩衝工法 | |
費用 | 4,000〜5,000円 | 4,000〜7,000円 | 6,000〜8,000円 |
耐用年数 | 5~8年 | 10~12年 | 13~15 |
ウレタン防水工事の流れ
ウレタン防水は、以下に挙げる5つの工程で進めます。
- STEP
施工箇所の清掃
- STEP
プライマーの塗布
- STEP
通気シートを貼る
- STEP
ウレタン樹脂を塗布する
- STEP
トップコートを塗布する
ウレタン樹脂は、3回に分けて塗布していきます。
乾くまで時間がかかるため、施工中は人が通らないように注意しなければなりません。
長尺シート工事の特徴
シートを使用した防水工事であり、建物の広範囲をカバーできる工法です。
シート同士の接合部分を最小限にできるため、防水性が高い工法といえるでしょう。
また、長尺シートは防水性だけではなく、防音性にも優れた効果を発揮します。
プラスチックや金属・アスファルト・合成材料などの材料から作られるため、防音性が必要なマンションの施工に適しています。
長尺シートは1平方メートルあたり1,447円ほどで、耐用年数は12〜18年程度です。
コストはやや割高ですが、耐用年数が長くこまめなメンテナンスは不要なため、ランニングコストに優れた防水工事といえるでしょう。
長尺シート工事の流れ
長尺シート工事は、以下の流れで行われます。
- STEP
モルタルを塗る
- STEP
接着剤の塗布
- STEP
長尺シートの貼り付け
- STEP
シーリングを施す
長尺シートは広範囲を一気に施工できますが、凹凸がなるべく少なくなるようにモルタルを塗る・接着剤を塗布するといった事前準備が必要です。
また、隙間ができてしまうと雨漏りの原因につながるため、シートと躯体の接合部をシーリングでしっかり埋める必要があります。
防水工事ごとのメリット・デメリット
外廊下の防水工事を行うにあたり、メリットだけではなくデメリットも把握しておきましょう。
そのうえで建物の状況に応じて、適切な工法を選ぶことが大切です。
ウレタン防水と長尺シート、それぞれのメリット・デメリットを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ウレタン防水工事のメリット
ウレタン防水工事では、以下に挙げる4つのメリットが得られるでしょう。
- 1平方メートルあたりの施工価格が安くコストに優れている
- 5~6年に1度塗り直せば防水効果を維持できる
- ひび割れや雨・風の影響を受けにくく劣化しにくい
- 複雑な形状でも施工が可能である
ウレタン防水は、液状のポリウレタン樹脂を塗布していくため、施工箇所の形状を選びません。
屋上だけではなく、ベランダや階段など複雑な形をしている場所でも施工ができます。
流用性が高いため、さまざまなシーンで取り入れられる、一般的な工法といえるでしょう。
樹脂はひび割れ・雨・風などの劣化に強く、定期的にメンテナンスを行えば防水効果を維持できる部分も、大きなメリットの1つです。
ウレタン防水のデメリット
ウレタン防水はさまざまなケースで使われる防水工事ですが、デメリットもあります。
以下に挙げる点に注意しておくと良いでしょう。
- 液状の樹脂のため乾くまでに時間がかかる
- 均一に塗布するためには技術力が必要
- 施工時は3回の塗り直しが必要のため手間がかかる
ウレタン防水は樹脂を塗布していくため、乾かす時間が必要です。
人が多く出入りするマンションやアパートでは、日常生活に支障が出るため、状況によっては不向きといえます。
また、手塗りで塗布していくため均一にするための技術力や塗り直しの手間などもあり、建物の状況や施工のタイミングによっては適さないケースも少なくありません。
長尺シート工事のメリット
長尺シート工事のメリットは、以下に挙げる点が当てはまります。
- シート状なので施工が簡単
- 一度で広範囲の施工が可能
- 形状に合わせてカスタマイズしやすい
- 乾かす時間が不要
長尺シート工事では、一度で広い範囲を施工できます。
また、シート状なので乾かす時間も必要なく、施工も比較的簡単です。
長尺シートのデメリット
長尺シートのデメリットは、以下に挙げる点に注意してください。
- 1平方メートルあたりの費用が割高
- 継ぎ目の処理が不足していると雨漏りの原因になる可能性がある
広範囲を一度に施行できる長尺シートですが、費用面ではやや割高です。
また、継ぎ目の処理をしっかり施さなければ、雨漏りの原因になる可能性もあるため注意が必要でしょう。
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外廊下にみられる劣化の状況
マンションやアパートの外廊下は、気が付かないうちに劣化が進んでしまいます。
使用状況に応じて劣化スピードも速まるため、劣化の状況をしっかり判断し、適切なタイミングで防水工事を行いましょう。
塗料の劣化
外廊下には、塗装が施されているケースがあります。
その場合、以下に挙げる4点の症状が見られた場合、防水工事のタイミングといえるでしょう。
- 色褪せ
- 剥がれ
- ひび割れ
- 塗膜の膨れ
塗料の色褪せ・剥がれ・ひび割れなどは、劣化し防水性が失われている証拠なので、早急な対応が必要です。
コーキング剤の劣化状況
防水工事の際、水が隙間に入らないようコーキング処理を行います。
コーキング剤の劣化によって防水性が低下するため、剥がれやひび割れが見られた際はすぐに対処が必要です。
外廊下のコケやカビが増えた
コケやカビは、水分が多く湿った場所に発生します。
外廊下にコケやカビが増えたと感じた場合は、防水性が低下しているサインです。
コケが大量発生してしまうと、防水層を押し上げる可能性があるため注意しましょう。
まとめ
外階段の防水工の必要性や工法については、以下の通りです。
- 外廊下は外部に位置しているため、直射日光や雨・風の影響を受けやすく、劣化が早い
- 外廊下の劣化が進むと、建物全体の安全性が低下する
- アパートやマンションなど人の出入りが多い建物で外廊下が劣化すると、日常生活に支障が出る
- 建物の安全性や住環境の低下につながり、住民の不満につながる可能性もある
- 外廊下の防水工事はウレタン防水と長尺シートの2種類の工法が一般的
- ウレタン防水は凹凸のある場所や特殊な形状にも対応できるため、流用性が高い工法
- ウレタン防水は耐用年数が長く、コストに優れているため取り入れられやすい
- 長尺シートは広い範囲を一度で施工できるため手間がかからない
- 防水性や防音性にも優れている長尺シートは、マンションやアパートの施工に最適
- 外廊下は塗料の劣化やコーキング剤の劣化、コケやカビの増殖がメンテナンスの判断基準である
マンションやアパートの外廊下は、人の往来が多い場所でもあります。
劣化が進むと外壁や床にも悪影響が出るため、建物全体へ影響が出る前に防水工事を施しましょう。
防水工事の種類ごとのメリットやデメリットをしっかり把握したうえで、適切な工法で外廊下の防水工事を行うことが大切です。
適切な工法や詳細について不安な場合は、専門の業者へ調査や見積もりを依頼し、解消したうえで施工を進められるようにしましょう。
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※中間マージン=仲介手数料
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