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大規模修繕

シート防水とは?メリット・デメリットや陸屋根・屋上の雨漏り対策と費用相場を解説!施工方法やメンテナンスも紹介

陸屋根や屋上で発生しやすい雨漏り対策には、適切な防水工事が欠かせません。なかでもシート防水は、比較的低コストで施工できるうえ、耐久性・防水性にも優れており近年注目されている工法です。塩ビシートやゴムシートなど、使用する素材によって性能や特性が異なるため、建物の用途や立地環境に応じた適切な選定が重要です。初期費用を抑えながら長期的なメンテナンス性にも優れるシート防水は、マンションやビルの屋上防水にも幅広く採用されています。

この記事ではシート防水の基礎知識から劣化する原因、工法の種類と工法の種類と各工法の特徴について分かりやすく解説します。
またシート防水工事のメリットとデメリット、費用相場や単価の目安についても詳しく紹介します。

雨漏り予防や改修工事を検討中の方は、ぜひご参考ください。

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目次

シート防水の基礎知識|特徴や必要性について解説

シート防水とは、塩化ビニール製やゴム製のシートを建物の屋上などに貼り付ける防水工事で、特に四角い陸屋根に適しています。均一な厚さのシートを使用するため、施工ムラが少なく、広い面積を短時間でカバーできる点が特長です。

耐用年数は塩化ビニール製で13~15年、ゴム製で10~12年が目安で、他の防水工法と比較してもバランスに優れています。工期は通常2~3日程度と短く、コストと性能の両面から人気の高い工法です。

シート防水の必要性とは

シート防水は耐候性や防水性に優れ、特に塩化ビニール製のシートは紫外線や熱にも強いため、長期間安定した防水効果を発揮します。また、施工時のにおいや騒音が少なく、居住者の生活への影響も比較的抑えられるのが特長です。

シート防水の必要性は以下のとおりです。

  • 雨漏りの防止
     屋上やベランダなどは雨水が溜まりやすく、放置すると建物内部へ浸水するリスクがあります。シート防水で早期に対策することが重要です。
  • 建物躯体の保護
     防水層が劣化すると、コンクリートや鉄筋部分に水が浸透し、劣化や腐食を引き起こします。構造の寿命を守るためにも防水は必須です。
  • 修繕コストの削減
     定期的なシート防水の施工により、大規模な補修や内部被害を防ぎ、結果的にトータルコストを抑えることができます。
  • 高い耐候性と耐久性
     特に塩化ビニール製のシートは紫外線・熱・雨風に強く、長期間にわたって安定した防水効果を発揮します。
  • 生活への影響が少ない
     シートを貼る工法のため、施工中のにおいや騒音が少なく、住民がいる建物でも比較的スムーズに工事を進められます。
  • 施工のスピードが速い
     一度に広範囲をカバーできるため、短期間での防水施工が可能です。特に商業ビルや集合住宅で重宝されています。

これらの理由から、マンションやビルの陸屋根などでは、シート防水が必要不可欠な工法として選ばれています。

シート防水が劣化する原因

シート防水は優れた耐久性を持つ工法ですが、年月や環境によって徐々に劣化していきます。ここでは、劣化を引き起こす主な原因について詳しく解説します。

シート防水の劣化原因|経年劣化

シート防水は施工直後から徐々に劣化が始まり、10年以上が経過すると性能が大きく低下することがあります。これは、シートに含まれる可塑剤などの添加物が時間とともに蒸発し、柔軟性や密着性が失われるためです。

加えて、表面が硬化・ひび割れを起こすと防水機能が著しく低下し、雨水の侵入を許す状態になります。

シート防水の劣化原因|天候による影響

紫外線や風雨に長期間さらされることで、シートは次第に劣化します。特に夏場の高温や冬の寒暖差が激しい環境では、熱伸縮による疲労が蓄積され、ひび割れや浮きの原因となります。

また湿度の高い地域では、シートに水分が滞留しやすく、カビや藻の繁殖、腐敗が進行するリスクもあるため注意が必要です。

シート防水の劣化原因|衝撃による破損

地震や台風などの自然災害の衝撃、あるいは屋上に設置されたエアコン・アンテナの設置工事などでも、防水シートに物理的な破損が起こることがあります。小さな破れや裂け目でも、そこから雨水が浸入すれば内部の下地が傷み、最終的には大規模な修繕が必要になる恐れも。災害後や工事後には点検が必須です。

シート防水の種類と工法について解説

防水工事に使用されるシートには複数の種類があり、それぞれの材質や施工方法によって特徴や適用範囲が異なります。ここでは代表的な防水シートとその工法について解説します。

シート防水の種類|塩化ビニール系シート防水(塩ビシート)

塩ビシートは、紫外線や熱、薬品に強く、耐候性・耐久性に優れた素材です。施工方法には「機械的固定工法」「接着工法」があり、特に機械的固定工法は既存防水層を撤去せずに施工できるため、改修工事にも適しています。カラーバリエーションが豊富で意匠性も高い点が魅力です。

密着工法

密着工法とは、専用の接着剤を使ってシートを貼り付ける工法です。

防水シートと下地を直接接着剤で密着させるため、風で飛ばされることはほとんどありません。

また施工が容易なため、短い期間での施工が可能です。

しかし下地と直に密着しているため、下地の影響をダイレクトに受けます。

そのため下地が劣化してしまうと、防水シートにも劣化が起きてしまうのです。

また密着工法には通気性がないため、濡れた屋上や屋根への施工はできません。

濡れている部分に密着工法を行うと、水蒸気で防水層が膨れ機能を発揮できないおそれがあります。

そのため、施工時は前もって下地部分をしっかりと乾かすことが大切です。

機械的固定工法

機械的固定工法とは、下地に取りつけた鋼板の皮膜を溶かしてシートを密着させる工法で、絶縁工法や通気工法とも呼ばれます。

下地と防水シートの間に絶縁用シートを敷くので、通気性を確保できます。

通気性を確保することによって湿気を逃せるため、防水層が膨れにくいのが特徴です。

施工では、防水シート・下地・絶縁用シートを専用の固定ディスクを等間隔に置き機械で密着させていきます。

この際、機械を使用するため大きな振動音が発生する点に注意が必要です。

振動音が大きく、近隣住民や入居者とのトラブルに発展する可能性もあるため、機械的固定工法で施工する際は前もって告知しておくようにしましょう。

また機械的固定工法は施工が難しいため、技術力が高く施工経験が豊富な業者に依頼することが大切です。

シート防水の種類|ゴム系シート防水

ゴム系シートは伸縮性に富み、動きのある構造にも追従しやすいのが特徴です。主に「接着工法」により施工され、密着性の高さが求められます。ただし、紫外線にやや弱く、耐候性の面では塩ビシートに劣るため、使用場所やメンテナンス頻度に注意が必要です。

接着工法

接着工法とは、防水シートを下地に専用の接着剤で密着させる施工方法です。下地の表面に接着剤を塗布し、その上にシートを貼り付けて圧着することで、一体化した防水層を形成します。凹凸の少ない平滑な下地に適しており、耐風圧性に優れ、シートの浮きやバタつきを抑える効果があります。ただし、下地の状態に大きく影響を受けるため、施工前の下地処理が非常に重要です。高層ビルの屋上など、強風の影響を受けにくい場所に向いています。

施工工法の比較と選び方

塩ビシートとゴムシートはいずれも「シートを貼る」という共通点がありますが、工法の選定は建物の構造や用途、既存防水層の状態により異なります。新築ならどちらも選べますが、改修工事では機械的固定工法が多く採用される傾向にあります。

防水層の下地状況や耐用年数の希望を踏まえ、専門業者に相談するのがベストです。

シート防水のメリット・デメリット

シート防水は、施工の早さや耐久性の面で多くの建物に採用されている防水工法の一つです。しかし、すべての建物に最適とは限らず、注意すべき点も存在します。

ここでは、シート防水のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

シート防水のメリット1.シート防水以外の工事にも施工できる

シート防水では、シートを下地の上から被せる工法が一般的です。

そのため、シート防水工事以外の工事を行った箇所にも施工できます。

また他の工法の場合、前回の工事で使用した防水材との相性が悪いと、不具合が出やすいです。

シート防水のメリット2.品質が一定している

シート防水は、すでに完成しているシートを貼って施工します。

ほかの防水工事と比較してシンプルな施工なので、工事の品質に差が出にくいでしょう。

シート防水のメリット3.汚れがつきにくい

シートの表面は滑らかなので、汚れがつきにくいです。

もし汚れてしまっても簡単に落とせるため、美観を保ちやすいでしょう。

シート防水のメリット4.工期が短い

シートを敷き詰めていく工法のため、材料を準備する工程が少ないぶん、早く施工が終わることもメリットの一つです。

ただし設置面積にもよるため、事前に確認しておきましょう。

シート防水のデメリット1. 穴が開くと全体に影響が出る

シートは全体が一体となった構造です。

そのため、穴が開いたり亀裂ができてしまったりする場合には、施工箇所全体に水が浸入してしまう可能性があります。

シート防水のデメリット2.複雑な箇所には向いていない

基本的には平らな箇所に施工することが前提のため、複雑な形状をした場所への施工は難しいです。

また、室外機や設置物が固定されている場所には向きません。

シート防水のデメリット3.費用が高い

防水工事のなかでもシート防水は、施工できる業者の数が限られています。

技術が求められる施工のため、そのぶん費用が高くなりやすいです。

防水シートの費用相場|1㎡あたりの単価

以下に「防水シートの費用相場|1㎡あたりの単価」を表でまとめました。

防水シートの種類工法1㎡あたりの費用相場(税込)特徴
塩化ビニール系シート防水接着工法約4,500~6,500円耐候性・耐久性に優れ、色も豊富で意匠性が高い
塩化ビニール系シート防水機械的固定工法約5,500~7,500円既存防水層を撤去せず施工でき、改修に適する
ゴム系シート防水接着工法約4,000~6,000円柔軟性が高く、構造の動きに追従しやすい
※費用は目安であり、施工面積・下地の状態・地域によって変動します。実際の見積もりは業者に確認するのが確実です。

防水シートの費用は、使用する素材や施工方法によって大きく変動します。一般的に、塩化ビニール系シート防水(塩ビシート)は耐候性・耐久性が高く、カラーバリエーションも豊富なため、意匠性を重視する建物によく使われます。

接着工法で施工する場合の単価は約4,500~6,500円/㎡、既存の防水層を活かして施工する「機械的固定工法」では約5,500~7,500円/㎡が相場です。

一方、ゴム系シート防水は伸縮性に優れ、動きの多い構造にも追従しやすい特徴があります。こちらは接着工法で約4,000~6,000円/㎡が目安です。ただし、これらの価格はあくまで一般的な目安であり、実際には建物の構造や下地の状態、施工面積、施工地域などによって費用が上下します。

また、10㎡未満の小規模工事や、高所作業を伴う場合は別途費用が加算されるケースもあります。正確な費用を把握するには、複数業者から相見積もりを取ることが大切です。

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シート防水の耐用年数と適用箇所について

シート防水は、建物の屋上やバルコニーなどで広く使われている防水工法です。耐用年数は使用するシートの材質によって異なり、塩化ビニール製のシートで約13~15年、ゴム製シートでは約10~12年が目安とされています。

以下に「シート防水の耐用年数と適用箇所」について、分かりやすく表にまとめました。

シートの種類耐用年数の目安特徴主な適用箇所
塩化ビニールシート約13~15年紫外線・熱に強く、耐候性が高い陸屋根、ビル屋上、マンション屋上
ゴム系シート約10~12年柔軟性が高く、動きのある構造に対応可陸屋根、工場・倉庫の屋根

※複雑な形状や凹凸の多い面には不向きなため、シート防水以外の工法(例:ウレタン防水)が選ばれる場合もあります。

塩ビシートは紫外線や熱への耐性が高く、比較的長持ちするため、近年では主流となっています。ゴムシートは柔軟性に優れていますが、紫外線にやや弱く、摩耗や劣化が早い傾向があります。

適用箇所としては、マンションやビルの陸屋根(平らな屋根)が最も一般的です。これはシートを貼りやすく、効率的に施工できるからです。

また、倉庫や工場などの広い屋根面にも適しています。ただし、複雑な形状の場所や凹凸の多い下地には不向きであり、その場合はウレタン防水など別の工法が検討されることもあります。

建物の形状や使用環境に応じた適切な選定が重要です。

シート防水工事の見積もり依頼をする際のチェックポイント

シート防水工事の見積もりを依頼する際は、単なる金額だけで判断するのではなく、内容の内訳や工法の詳細、保証の有無などをしっかり確認することが重要です。見積書には注意すべきポイントがいくつもあり、見落とすと後から追加費用が発生するケースもあります。

ここでは、失敗しないための見積もりチェックポイントを詳しく解説します。

  1. 単価の根拠が明記されているか
  2. 施工範囲と下地の状態
  3. シートの種類と工法の明記
  4. 保証内容の有無と範囲
  5. 相見積もりを取って比較する

それでは、みていきましょう。

シート防水工事の見積もりチェックポイント1.単価の根拠が明記されているか

見積書を確認する際は、1㎡あたりの単価だけでなく、その内訳に注目しましょう。材料費、施工費(人件費)、諸経費(養生費・運搬費・廃材処理費など)が明確に記載されていない場合、後から追加費用が発生するリスクがあります。「一式」表記ではなく、細かい明細がある業者の方が信頼できます。不明点がある場合は、遠慮せずに説明を求めることが重要です。

シート防水工事の見積もりチェックポイント2.施工範囲と下地の状態


シート防水の見積もりでは、施工範囲がどこまで含まれているかを明確に確認しましょう。既存防水層の撤去が必要なのか、そのまま重ねて施工できるのかによって、費用と工期は大きく変わります。また、下地が劣化している場合は補修作業が発生し、追加費用がかかることも。事前に現地調査を行い、下地の状態を正しく把握してもらうことが大切です。

シート防水工事の見積もりチェックポイント3.シートの種類と工法の明記


見積書には、使用するシートの種類(塩化ビニール製かゴム製か)と採用する施工方法(接着工法か機械的固定工法か)が明記されているかを確認しましょう。これらによって性能や耐用年数、費用が変動します。たとえば、塩ビシートは耐久性が高く長持ちしますが、やや高額になる傾向があります。内容が不明瞭な場合は必ず業者に説明を求めましょう。

シート防水工事の見積もりチェックポイント4.保証内容の有無と範囲


防水工事は長期的な性能が求められるため、施工後の保証内容も重要な確認ポイントです。保証期間が何年あるのか、どのようなトラブルが保証対象となるのか(例:雨漏り、シートの剥がれ、浮きなど)、文書で明記されているかをチェックしましょう。保証が曖昧だったり、言葉だけで済ませる業者は避けるのが無難です。

シート防水工事の見積もりチェックポイント5.相見積もりを取って比較する


1社だけの見積もりでは適正価格か判断しにくいため、必ず複数の業者から相見積もりを取りましょう。その際、金額だけでなく説明の丁寧さ、対応の早さ、見積書の明瞭さも比較材料となります。また、極端に安すぎる場合は手抜き工事のリスクがあるため要注意です。信頼できる業者選びのためには、価格と対応のバランスを見極めることが肝心です。

シート防水の施工手順|密着工法と機械的固定工法

シート防水の施工には、主に「密着工法(接着工法)」と「機械的固定工法」の2種類があります。どちらもシートを貼り付ける工法ですが、施工方法や適用できる場面に違いがあります。

ここでは、それぞれの工法の基本的な流れやポイントについて、初心者にもわかりやすく解説します。建物の用途や状態に応じて最適な施工方法を選ぶ参考にしてください。

シート防水の施工手順|密着工法

  1. STEP

    下地処理

    下地の汚れや、砂ほこりを除去します。

    また、ひび割れしている箇所があれば補修を行います。

  2. STEP

    接着剤塗布・シート貼り付け

    下地との接着力を高めるためにプライマーを塗り、接着塗料を流してシートを敷きます。

    シートを敷いたら、モップやローラーなどを使って空気を抜きます

  3. STEP

    つなぎ目接着・垂直部分へシート貼り付け

    シートのつなぎ目を、溶剤や熱風で溶かしながら接着します。

    次に、床面との垂直部分にシートを貼り付けます。

  4. STEP

    隙間の接着・トップコート塗布

    シート同士の隙間を、シーリング材で接着させます。

    防水層の表面に、トップコートを塗布したら完成です。

シート防水の施工手順|機械的固定工法

  1. STEP

    下地処理

    下地が劣化していたら、補修を行います。

    補修をしっかり行わないと、シートの下で雨漏りを起こす場合があるためです。

  2. STEP

    絶縁用シートを敷く

    下地の上に絶縁用シートを敷きます。

    新規で貼るシートに、既存の防水層への影響を避けるためです。

  3. STEP

    固定ディスク取りつけ

    下地とシートを固定させるために固定ディスクを取りつけます。

    その後、固定ディスクの上にシートを貼り付けます。

  4. STEP

    役物取り付け・隙間の接着

    水はけをよくするために、施工部分の端や排水口まわりに成形役物を取り付けます。

    シート同士の隙間を、シーリング材で埋めます。

  5. STEP

    トップコート塗布

    シートの表面を保護するために、トップコートを塗布したら完成です。

シート防水工事に関するよくある質問(FAQ)

シート防水に関して多くの方が疑問に感じるポイントを、よくある質問(FAQ)としてまとめました。施工前の不安や選定時の参考にぜひお役立てください。

Q

シート防水とウレタン防水の違いは何ですか?

A

シート防水は既成のシートを貼る工法で、施工にムラが出にくく短期間で完了します。一方、ウレタン防水は液状材料を塗布して硬化させるため、複雑な形状にも対応できますが、職人の技術によって品質に差が出やすいです。

Q

シート防水の耐用年数はどのくらいですか?

A

使用するシートの種類によりますが、塩ビシートで約13~15年、ゴムシートで約10~12年が目安です。定期的な点検やメンテナンスによって寿命を延ばすことも可能です。

Q

シート防水はどのような建物に適していますか?

A

主にマンションやビルなどの陸屋根(平らな屋根)に適しています。四角形で凹凸が少ない形状の屋上に特に向いており、複雑な形状の箇所には不向きな場合もあります。

Q

シート防水の施工にかかる日数は?

A

一般的な施工期間は2〜3日ほどです。下地の状態や施工面積によって前後しますが、他の防水工法より比較的短期間で完了します。

Q

雨漏りしてからシート防水を施工しても間に合いますか?

A

雨漏りが発生してからの施工も可能ですが、被害が広がっている可能性があるため、早急な対応が必要です。状態によっては下地の補修が必要になる場合もあります。

シート防水工事についてのまとめ

シート防水における工法の種類やメリットについては、以下のとおりです。

  • シート防水とは、既存の防水層の上に塩化ビニール製やゴム製シートを貼り付ける防水工事
  • シート防水が劣化する原因は、経年劣化・天候・衝撃などが挙げられる
  • 防水シートの材質には、塩ビシートとゴムシートがある
  • シート防水のメリットは、シート防水以外の工事にも施工可能・品質が一定している・汚れがつきにくいなどがある
  • シート防水のデメリットは、穴が開くと全体に影響が出る・複雑な箇所には向いていない・費用が高いなどが挙げられる
  • 防水シートの単価相場は1平方メートル4,000〜8,000円ほどで、工法だけではなく、面積・資材・設置物・人件費によっても変動する
  • シート防水の施工手順は、密着工法と機械的固定工法によって異なるため、最適なものを選ぶことが重要

シート防水は、広い範囲の防水工事に向いており耐久性もあります。

またこまめにメンテナンスを行うことで、屋根の寿命を延ばせるでしょう。

シート防水の施工を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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