アスファルト防水とは何? 東京‐防水
2021/03/21
アスファルト防水とは、合成繊維不織布にアスファルトを含浸させた「ルーフィング」を、加熱溶解したアスファルトで貼り重ねていく防水工法です。 |
防水工法にはいくつかの種類があるが、アスファルト防水は、実績が多く最も信頼性の高い防水工法となっております。 |
また、アスファルト防水工事の工程ですが、まず下地を敷きます。 |
そして下地の上にアスファルトが含まれた合成繊維不織布を貼り付け、下地とコーティングされたシートで雨水などを防ぎます。 |
アスファルト防水の長所として溶解したアスファルトとルーフィングを重ねることにより、耐荷重性や密閉性に優れ、耐用年数が長くなります。 |
アスファルト防水の短所はアスファルト溶解釜が必要となり、加熱溶解する際に、煙と独特の臭いが発生します。 |
また複雑な箇所の施工が難しくなり、学校や病院・大型ビルやマンションなどの広い屋上の防水工事に適しています。 |
アスファルト防水には主に3種類の工法があります。 |
・熱工法 |
アスファルト溶融釜で220℃~270℃に溶融した防水工事用アスファルトを使用し、ルーフィングシート複数枚を交互に積層して防水層を作る工法です。 |
・トーチ工法 |
改質アスファルトルーフィングシートの裏面と下地を、トーチバーナーであぶり溶かしながら張り付け、あるいは張り重ねる工法です。 |
・常温工法(冷工法) |
ゴムアスファルト粘着層を裏面にコーティングした改質アスファルトルーフィングシート複数枚を交互に積層して張り合わせる工法です。 |
最終的な表面の仕上げは、防水層の上をコンクリートで保護する押さえコンクリート仕上げと、砂の付いたシートで仕上げる露出仕上げの2種類があります。 |
近年ではアスファルト防水をする頻度は減っております。 |
どの防水工事が適しているか業者と相談したうえで決めていきましょう。 |
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