- アパートやマンションの外階段は大規模修繕の計画に入れる?
- 小規模・中規模・大規模修繕のどのタイミングで外階段の防水工事を行うの?
- 鉄骨階段の修繕のタイミングや工事の流れについて詳しく知りたい!
アパートの外階段は、常に外にさらされているため時間が経つと劣化や故障が目立ってきます。
また、居住者がほぼ毎日使う箇所でもあるため、万が一壊れたり崩れたりしたら大事故に発展してしまいかねません。
そのため、不具合に気づいたら早めの修理や補修工事が必要です。
しかし、どのような施工が必要か迷ってしまうアパートのオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。
とくに「費用はどれくらいかかるのか」「どのような方法や流れで修理を行うか」など、気になるポイントが多いと思います。
そこで本記事では、アパートの外階段の修理や補修についてご紹介します。
修理と補修の必要性・修理の目安・修理方法と流れ・費用・注意点などを詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。
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目次
アパートの鉄骨階段を補修や修理しないとどうなるのか
アパートの鉄骨階段において、補修や修理をしないとどうなるのでしょうか。
まず、劣化したまま放置すると鉄骨柱や階段自体の強度が低下してしまうため、最悪の場合は崩落するケースが考えられます。
外階段が崩落すると、居住者だけでなく近隣の方にも大きな怪我につながる可能性があるため非常に危険です。
ガタついていたり、サビが目立ったりしたら、早めの補修や修理を実施しましょう。
また、安全面だけではなく、アパート自体の美観も損ねてしまいます。
鉄骨階段が劣化していると、アパート全体が古く見えてしまうため入居率にも影響を与えかねません。
とくに、家探しをしている方にとって建物の見た目は、選ぶうえでのポイントとなるため、しっかりと修理や補修を行うべきです。
アパートの鉄骨階段を修理する目安
アパートの鉄骨階段は、どれくらいの目安で修理をすればいいのでしょうか。
下記からは修理を行う目安について、詳しく紹介いたします。
塗装膜が剥がれ
鉄骨階段の塗装膜が剥がれていたら、修理を行うタイミングです。
塗装膜の剥がれは鉄骨部分が露出するため、雨の影響をダイレクトに受けてしまいます。
放置しすぎると雨と鉄骨に化学反応が起きるため、サビができやすいのも特徴です。
鉄骨階段は表面を雨風から保護するだけではなく、見た目をよくするために塗装を行います。
また、塗装のなかには防水成分やサビ止め成分も含まれているため、塗装膜が剥がれたきたら修理が必要な状態と言えるでしょう。
ひび割れ
塗装膜が剥がれていなくても、ひび割れが起きていたら修理が必要と言えます。
ひび割れが起きると、雨水が内部へ浸入し塗装膜はもちろん、鉄骨階段全体の劣化も起こりかねません。
放置すると、ゆくゆくは鉄骨階段の崩落につながる恐れがあるので、早急に修理をしましょう。
サビ
一度サビができると、知らず知らずの間に全体へ広がっていきます。
サビが広がると表面だけではなく内部が腐食され、見た目だけではなく鉄骨階段の強度も下がるため危険です。
そのため、サビが広がっていたら、すぐに修理を行うようにしましょう。
また、サビが広がる前ではなく、一部分に発生している段階で修理することをおすすめします。
サビの状態がまだ深刻ではない段階で行えば、大きな劣化の予防が可能です。
サビによる穴
鉄骨階段に発生したサビを放置すると、広範囲に広がって内部を腐食させるだけではなく、鉄骨部分に穴をあけてしまいます。
鉄骨内部にできるサビは、見た目ではあまり分からないため、気付きにくいのが特徴です。
また、鉄骨部分の穴は、階段の強度を著しく低下させます。
鉄骨階段がいつ崩れてもおかしくない状態ともいえるため、早急に修理を行いましょう。
鉄骨階段の補修や修理の方法
鉄骨階段では、どのような補修や修理を行うのでしょうか。
アパートの鉄骨階段の補修と修理の方法は、交換と塗装の2種類です。
著しく劣化している場合は、その状態から修理するのが困難なため鉄骨階段自体を撤去して交換をします。
もし、交換をしなくても問題ないくらいの劣化であれば、サビを取って塗装をするだけで問題ありません。
そのため、劣化の状態に合わせて方法を選ぶことになります。
しかし「交換か塗装どちらにすればいいか実際にわからない」と思う方も少なくありません。
鉄骨階段を交換か塗装にするかは、専門家でないと判断は困難です。
劣化の進行・安全性・補修の必要性などは、専門家による診断結果によって補修・修理の方法を決めます。
アパートの鉄骨階段を塗装によって補修・修理する流れ
アパートの鉄骨階段の補修や修理を塗装で行う場合、どのような流れで行うのか、詳しく見ていきましょう。
- STEP
飛散防止ネット設置
工事中は、塗料や水が周りに飛び散ります。
そのため、飛散防止ネットを設置して周囲への飛び散りを防ぐ対策が必要です。
また、塗料は遠くまで飛び散る可能性もあるため、近くにある車や自転車などにも被せるケースも少なくありません。
- STEP
高圧洗浄
鉄骨階段の汚れを落とすために、高圧洗浄の工程が必要です。
高圧洗浄を行う際、古くなった塗膜も剥がすことによって作業がスムーズになります。
- STEP
ケレン作業
ケレン作業は、サビを落とす・古い塗膜を剥がす・鉄骨階段の表面に細かな傷をつけることを目的に行う作業です。
サンダーという機械や、マジックロンという研磨剤を使用して行います。
ケレン作業を丁寧に行うことにより、塗装だけでなく鉄骨階段自体の長寿命化が可能です。
- STEP
養生
塗装を行わない部分に塗料がかからないように、専用テープや保護シートを用いた養生が欠かせません。
全体を養生したい場合は、専用テープと保護シートが一体化したマスカーテープを用いる場合が多くあります。
貼り付けがしっかりできていないと養生が不十分になるため、養生する部分を十分に乾燥させることが大切です。
- STEP
サビ穴補修
鉄骨階段に穴があいている場合は、サビ穴補修を行います。
サビ穴補修は、溶接補修と呼ばれる金物を当てる方法で行われるのが基本です。
また、腐食が進行している箇所については、踏板ごと交換するケースもあります。
もし、費用を抑えたい場合は、補修テープで穴を塞ぐことも可能です。
ただ、補修テープで穴を塞ぐ方法はあくまで応急処置のため、のちのち補修が必要となります。
そのため、長く鉄骨階段を使用する際は、踏板ごと交換するのがおすすめです。
- STEP
塗装
鉄骨階段の劣化部分を補修をした後は、塗装を行います。
塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3段階で行うのが基本です。
下塗りはサビ止めが入った塗料を塗り、とくにサビができている箇所は多めに塗布します。
しかし、塗料が厚すぎるのも薄すぎるのも劣化の原因となるので注意が必要です。
そのため、塗料のメーカーが定めている基準で塗っていきます。
下塗りが終わったら中塗りを行いますが、上塗りと同じ塗料を使用します。
薄く塗ってしまうと機能性が十分に発揮されませんが、反対に厚く塗りすぎると塗装が剥がれやすくなります。
そのため、中塗りもメーカーが定める適量で塗ることが大切です。
最後に上塗りをしますが、中塗りと同じ塗料を使います。
上塗りは塗装の強度を左右する大事な工程でもあるため、中塗りが十分に乾燥させてから行いましょう。
乾燥が不十分だと塗料が密着しないため、劣化しやすくなります。
乾燥時間は、4時間程度が目安です。
- STEP
養生撤去
完全に塗料が乾いたら、養生テープや保護シートを撤去しましょう。
撤去する際は、塗装が剥がれたり傷ついたりしないよう、丁寧に行います。
剥がし忘れや、ゴミなどもないか確認します。
- STEP
細かな部分の手直し
階段の縁や塗装していない部分との境目など、細かな部分を手直しをします。
とくに塗装していない部分との境目が綺麗に整っているかは、見た目に大きく影響するため手直しは大切な作業です。
手直しをする際は、小さな筆を使います。
- STEP
飛散防止ネットの撤去と最終確認
工事がすべて終わったら、始めに取り付けた飛散防止ネットを撤去しましょう。
また、最終確認として塗り忘れの有無・塗布後の傷や汚れの有無・ゴミの有無などの確認を行います。
すべてチェックして、問題がなければ完了です。
アパート鉄骨階段塗装工事の施工事例
①施工前
②ケレン
③転換プライマー塗布
③下塗り
④中塗り
⑤上塗り
⑦施工完了
引用:新東亜工業
アパート鉄骨階段の補修・修理にかかる費用
アパートにおける鉄骨階段の補修と修理にかかる費用について、気になっている方は多いと思います。
実際の工事費用は施工内容によって異なるため、業者に見積もり依頼をするのがおすすめです。
修理を行う場合の費用
修理をする場合、方法は塗装と長尺シートカバー工法の2つに分けられます。
塗装はサビ落とし・下塗り・上塗りを行い、トータルで15~20万円ほどです。
長尺シートカバー工法は、下地補修をもいれて20〜30万円程度の費用が相場となります。
交換を行う場合の費用
鉄骨階段の劣化が進んでいる場合は、交換が必要となります。
階段そのものを交換するため、修理よりも費用は高額です。
アルミ製の階段に交換する場合は、解体費用を含めて100~200万円ほどかかります。
ただ、階段が特殊な形状やオーダーメイドの場合は、さらに高額な費用が必要です。
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補修や修理工事における注意点
アパートの補修や修理工事を行う際は、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
下記に詳しく紹介します。
DIYはしない
DIYは、費用を抑えられるのがメリットです。
しかし、鉄骨階段は人が上り下りする場所でもあるため、間違ったやり方をすると大きな事故につながりかねません。
また、できあがった直後は問題なくても、劣化が進むと事故が起こりやすいです。
耐久性低下や劣化の進行が早まる恐れもあるため、DIYは避けて専門家に依頼することをおすすめします。
工事前に住人への挨拶を済ませておく
アパートの鉄骨階段の工事は、オーナーの意向で行えます。
しかし、勝手に工事を始めてしまうとクレームに発展しやすいため、事前に挨拶を済ませておくようにしましょう。
また、工事は騒音やニオイが発生するため、住人だけではなく近隣の方にも挨拶を事前に済ませておきます。
アパートの掲示板に、工事についての張り紙を貼っておくのもいいでしょう。
挨拶は、工事の1~2週間前に済ませるのが目安です。
建物との寿命差
鉄骨階段を交換すると、30年以上寿命が持つ場合があります。
アパートの築年数が経っていると、建物よりも鉄骨階段の寿命のほうが長いです。
建物に比べて鉄骨階段の寿命のほうが長いと、費用が無駄になってしまう可能性があります。
そのため寿命差が起きやすい場合は、交換ではなく補修で延命できないか検討するようにしましょう。
アパートの外階段の修理や補修についてまとめ
今回の記事では、アパートの外階段の修理や補修について解説しました。
これまでの内容をまとめると、下記のとおりです。
- アパートの鉄骨階段を補修や修理しないと、強度の低下で崩落のおそれがあるほか、アパート自体の美観が損なわれる
- アパートの鉄骨階段を修理する目安は、塗装膜が剥がれ・ひび割れ・サビ・穴空きが発生している場合
- 鉄骨階段の補修や修理の方法は、交換と塗装の2種類がある
- アパートの鉄骨階段を塗装によって補修・修理する流れは、飛散防止ネット設置・高圧洗浄・ケレン作業・養生・サビ穴補修・塗装・養生撤去・細かな部分の手直し・飛散防止ネットの撤去と最終確認の順に行う
- アパート鉄骨階段の補修・修理にかかる費用は、修理の場合15〜30万円、交換の場合は100~200万円必要
- 補修や修理工事における注意点は、DIYはしない・工事前に挨拶を済ませておく・建物との寿命差が起きるなど
アパートの鉄骨階段が劣化していたり、壊れていたりしたら早急に補修や修理を行いましょう。
大事故につながる恐れがあるのはもちろん、入居率にも影響を与えかねません。
また、鉄骨階段の状態に応じて適切な方法で工事を行うことが大切と言えます。
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- 下地補修工事
- 足場工事
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