- 中小規模ビルの改修・リノベーションで収益性を上げる方法とは?
- 修繕計画の重要性について知りたい!
中小ビルに改修を施すことは、資産価値を高める意味で非常に重要な要素です。
年月の経過に伴って建物の老朽化が進むと、中小ビルに設置されていた設備そのものも古くなっていきます。
そのせいで、これまで旺盛だった中小ビルへの需要が、失われてしまいかねません。
しかし、改修を行うことによって見た目が美しくなるばかりでなく、最新の設備や機能を備えた快適な空間に生まれ変わるでしょう。
さまざまな面で新しくなれば需要が高まり、新たなニーズを取り込むことができます。
本記事では、中小ビルの改修によって資産価値を向上させるために重要なことと、長期修繕計画のポイントについてまとめましたので、参考にしてみてください。
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目次
中規模改修工事とは?
中規模改修工事とは、建物の一部や特定の設備に対して行われる改修工事で、大規模修繕工事ほどではないものの、建物の機能や美観を改善するために実施されます。たとえば、エレベーターの交換、屋根の補修、共用部分の照明や設備の更新などが中規模改修工事に該当します。
この工事は、建物の全体的な大規模修繕とは異なり、特定の部分に焦点を当てて必要な改修を行うことで、より迅速かつ効率的に建物の状態を改善できるのが特徴です。また、中規模改修工事を適切に実施することで、建物全体の劣化を防ぎ、次回の大規模修繕のタイミングを遅らせることができるため、長期的なコスト削減にもつながります。
自社ビルの中規模改修|中小ビルの現状とこれからの課題
中小ビルの現状と課題について解説していきます。
中小ビルの現状について
中小ビルの定義には明確な決まりはないものの、主に2つの目安があります。
1つ目は面積が40坪から200坪前後であること、2つ目は10階建てまでのビルであることです。
中小ビルはオフィスビルとしての需要が多いのが特徴で、一部にテナントが入居するケースも少なくありません。
1986年の終わりから1991年の初めにかけて、バブル景気と呼ばれる好景気の期間がありました。
バブル景気においてはオフィスビルの需要が高まり、オフィスの不足が深刻化したほどです。
この時期には都心部はもちろんのこと、周辺エリアにも中小規模のオフィスビルが急増しました。
しかし、その後は「失われた30年」と呼ばれる長期にわたるデフレの時代に突入し、オフィスビルから撤退するケースが相次いだのです。
さらに、建物の築年数が30年から40年にあたる中小ビルが多いこともあって、施設と設備の両方が老朽化しています。
中小ビルが抱える問題
中小ビルが抱える問題として重要な要素が2つあり、まず1つ目が耐震性への不安です。
地震大国の日本では、バブル崩壊から30年以上にわたる長いデフレの間に、多くの巨大地震に見舞われました。
耐震性能に対する基準が見直されるなか、老朽化の進む中小ビルは耐震性が不足している恐れが高いと考えられます。
2つ目の問題は、古い建物へのメンテナンスと改修です。
建物の安全を確保するには耐震性の強化が不可欠ですが、耐震工事には費用と時間の両方がかかります。
手間と時間がかかればそれだけ費用も増えますので、老朽化した中小ビルをどのように管理していくかが重要な問題です。
中小ビルのこれからの課題
国内外における需要の上向きに伴う経済の活性化を受けて、中小ビルで新たに事業を始める事業者が増えてきています。
このような需要のきっかけとなったのが、フレキシブルな働き方やライフスタイルの変化でしょう。
企業によるテレワークの増加やオフィススペースの共用といった、これまでになかった需要が増えています。
さらに、中小ビルにはオフィス・小売店舗・飲食店・クリニックなど、さまざまな業種が参入しているのも特徴です。
テレワークの導入やオフィススペースの共用を便利にするテナントが入れば、中小ビルの需要は増加していくと考えられ、今後の課題となっています。
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自社ビルの中規模改修における長期修繕計画の目的とは?
中小ビルへの需要を呼び込むには、老朽化への対策はもちろんのこと、新たなニーズに応える設備を整えなければなりません。
したがって、長期修繕計画を立てる際には、目的を明らかにすることが重要です。
長期修繕計画の目的を立てる際は、いくつかのポイントが考えられます。
安全性と快適性
中小ビルはオフィスやテナントとしてのニーズが高いとあって、仕事をする際に安心して過ごせる場所であることは、非常に重要な要素です。
安全性に疑問や不安があれば、安心して仕事に打ち込めません。
また、一般的に正社員の就業時間は8時間程度とされることから、職場には快適性も求められます。
そこで、中小ビルの長期修繕計画を立てる際には、安全に過ごせるとともに快適な場所に整えることが重要です。
資金と予算の管理
長期修繕計画において欠かせないのが、改修に必要なお金の管理です。
まず、改修にどのような費用がかかるのかを把握し、そのための資金を確保しなければなりません。
もし途中で資金が底を尽けば、工事の中断を余儀なくされる事態にもなりかねないためです。
資産価値の向上
長期修繕計画に基づき、安全性と快適性を備えた中小ビルに生まれ変わらせることができれば、資産価値も向上します。
美しい建物と最新の設備を備えた中小ビルは、オフィスとして使うにしろテナントとして入居するにしろ、快適に業務にあたれるためです。
人気の中小ビルへと変貌を遂げ、常に満室の状態を保つことで、資産価値の向上につながります。
自社ビルの中規模改修での長期修繕計画を行ううえで大切なポイント
長期修繕計画の目的への理解を深めたら、次は具体的に計画を立てていきます。
計画を立てる際には押さえておくべきいくつかのポイントがありますので、順を追って見ていきましょう。
建物の状態を洗い出す
長期修繕計画を立てるにあたっては、建物の現状をしっかりと把握しておく必要があります。
そのために行うのが、建物の状態を洗い出すことです。
建物の中で劣化しているところや、問題のある場所はどこかを突き止めるのがポイントと言えます。
建物に劣化・問題がある場合は、大掛かりな改修工事になる可能性も避けられません。
一方で設備の状態に当てはまる場合には、どのような設備の導入が必要なのかを明らかにすることが重要です。
優先順位を設ける
建物の状態を洗い出したら、その中で早急に着手しなければならないものは何なのかを考えます。
とりわけ安全性と法的要件に関わることは、最優先に取り組むべき項目です。
さらに、利用者の利便性・快適性に影響する項目も、優先順位の上位に当てはめます。
これらを改善すれば、中小ビルの安全性と快適性を大きく左右する、2つの重要問題が解決されるためです。
長期にわたる予測と計画
中小ビルに改修工事を行うのは、建物の資産価値を向上させるだけでなく、持続が可能な運営を目指すためです。
この2つを実現するには、長期にわたる予測と計画を立てなければなりません。
いずれはまた改修工事を施す時期がきますので、あらかじめ次の工事の予算を予測し、長期的な計画のもとで資金を準備しておきます。
定期的な見直し
長期修繕計画は数年から数十年といった、長いスパンにわたって考える必要があります。
予期せぬ災害の発生や法規制に伴う変更などで、長期修繕計画の見直しを迫られることも少なくないからです。
もし変更が生じた際は速やかに計画を変更できるよう、あらかじめ柔軟性を持たせておきましょう。
柔軟性を持たせておけば、年月の経過で生じた変化に対応できるだけでなく、新たな課題に直面したときも速やかに計画の見直しができます。
デザイン性と機能性
中小ビルの利用者を増やすには、長期修繕計画にデザイン性と機能性に関する要素を盛り込むのもポイントです。
優れたデザイン性は、利用者に「この中小ビルを利用してみたい」と思わせます。
さらに充実した機能が備わっていれば、中小ビルの魅力をより一層高めてくれるでしょう。
デザイン性と機能性は時代や社会とともに変化していきますので、時代を先取りする柔軟なアイデアに綿密な設計プロセスを組み合わせることが大切です。
中小ビルに求められる資産価値をあげる方法とは?
中小ビルの資産価値を上げるには、さまざまな方法があります。
デジタル技術の導入
人工知能の発達に伴って、さまざまなロボットが幅広い業種で活躍する時代となりました。
さらに、スマートフォンやタブレット端末によってリモート操作が可能な「IoTデバイス」の導入は家庭でも進んでおり、扱いに慣れている方も多いでしょう。
建物に関しても、デジタル技術を導入することにより、効率性と利便性が飛躍的に向上しています。
したがって、中小ビルに安心して入居してもらうには、日常の点検設備業務が不可欠です。
そのためには、衛生管理業務や清掃管理業務といった点検・清掃が欠かせません。
AI技術とIoT技術を用いた「スマートビル技術」を導入することによって、ビルの管理と運営プロセスを常に最善の状態に保てます。
安全性とセキュリティへの備え
地震大国である日本では、建物の耐震性は大きな関心事と言えます。
オフィスやテナントとして利用する中小ビルの耐震性に差があると、よりしっかりした安全性を備えたビルに入居者が集まるでしょう。
また、火災に関する設備の整備も、中小ビルの資産価値を上げる要因です。
火災を未然に防ぐ設備を整えると同時に、万が一発生した際には速やかに初期消火ができる体制を整えておく必要があります。
さらに、利用者の安全を確保するため、外部から不審者がたやすく侵入できないよう、セキュリティシステムを導入することもポイントです。
こうした安全性とセキュリティへの万全の備えが、中小ビルの資産価値を大きく押しあげます。
多様なニーズへの対応
時代とともに働き方にも変化が生じ、近年は複数の企業が同じビルに入って、共用スペースを共有するケースが少なくありません。
オフィスの中に壁を設けず、フレキシブルにレイアウトを変更する会社も増えています。
このように、時代の変化とともに生じる多様なニーズに対応することは、中小ビル全体の資産価値をあげる方法です。
利用者の思い通りに空間や設備を利用できれば、さまざまな可能性が広がって、資産価値の向上につながります。
自社ビルの中規模改修・リノベーションで資産価値を上げる具体的な方法
収益性の向上を目指すビルオーナーにとって、改修・リノベーションは有効な手段です。
適切な改修によって、資産価値を高め、空室率を下げ、賃料収入を増やすことが可能になります。
改修・リノベーションの具体的な方法は、ビルの現状や周辺環境、ターゲットとなるテナントによって異なります。
しかし、一般的に以下のポイントに注意することで、利益の最大化が期待できます。
外装の改修
ビルの外観は、テナントにとって第一印象となる重要な要素です。
壁や屋根の塗装を塗り替えることで建物の印象を明るくすることができます。
また、外壁にタイルやレンガなどを貼ることで高級感を演出することも可能です。
さらに、窓ガラスを交換したり、緑化を取り入れたりすることで、省エネ効果を高めることもできます。
エントランスのアップグレード
エントランスは、ビルの顔となる部分です。
- 照明の改善
- 素材の変更
- 植栽の設置
- アート作品の設置
以上のアップグレード方法を取り入れることで、ビルのイメージを向上させ、明るく開放的な空間にすることができます。
また、セキュリティシステムや案内板を設置することで、テナントの利便性も高めることができます。
天井の高さの変更
天井の高さを変更する手法は、空間の印象や機能性を向上させる効果的な方法です。ここでは、天井高さを変更する際の具体的な手法をいくつかご紹介します。
内容 | メリット | 方法 |
---|---|---|
天井を高くする | 開放感や高級感、通気性の向上、採光量の増加など | ・天井を撤去してハリや配管を露出させる ・天井高を上げるための加溝を設置する |
天井を低くする | 落ち着いた雰囲気、防音効果の向上、コスト削減など | ・天井を吊り下げる ・梁や柱を露出させる |
天井形状を変える | デザイン性や機能性の向上、空間のゾーニングなど | ・アーチ状や傾斜状の天井を設置 ・間接照明を取り入れる |
天井素材を変える | デザイン性や機能性の向上、コスト削減など | ・木材、金属、布、クロスなどさまざまな素材の天井材を使用する |
天井高さを変更する際には、構造上の制限やコスト、デザインとのバランスを考慮することが重要です。
また、法的規制や消防法などの基準にも適合する必要があります。
屋上スペースの有効活用
屋上スペースを緑化したり、テラスを設置したりすることで、テナントの憩いの場となります。
緑化は景観改善だけでなく、ヒートアイランド現象の緩和や雨水貯留にも効果的です。
また、太陽光発電設備を設置することで、エネルギーコストの削減や売電による収益を得ることが可能になります。
発電量は太陽光のあたり具合によって左右されるため、事前にシミュレーションを行い、適切な設置場所やパネルの枚数を検討することが大切です。
法令遵守の改善
耐震性や防火性などの法令を遵守することで、テナントの安全性を確保することができます。
また、改修によって省エネ性能を向上させることで、環境への配慮とランニングコストの削減にもつながります。
これらのポイントを参考に、ビルオーナーの皆様は、改修・リノベーションによって収益性の向上を目指しましょう。
自社ビルの中規模改修・リノベーションについてのまとめ
年月の経過とともに劣化が進んできた中小ビルも、改修することによって資産価値は向上します。
ただ、そのためには長期修繕計画のポイントを押さえ、確実に入居者の獲得につながる工事を行わなければなりません。
以下のポイントをしっかりと押さえて、資産価値の向上につながる改修を実施しましょう。
- 中小ビルの現状と、現在の問題を正確に把握する
- 中小ビルの今後の課題は何なのかを考える
- 長期修繕計画の目的を明らかにする
- 長期修繕計画を行ううえで大切なポイントは何かについて理解する
- 中小ビルの資産価値をあげる具体的な方法を知る
老朽化しているうえに設備の古い中小ビルをそのままにしておいても、資産価値は下がっていく一方です。
しかし、長期修繕計画に基づいて改修やリノベーションを行えば、再び資産価値の向上につながります。
資産価値の向上につながる長期修繕計画を立てて、中小ビルの改修工事に取り組んでみてはいかがでしょうか。
大規模修繕は新東亜工業がおすすめ!
中間マージン0だから他社より安い費用で工事が可能
※中間マージン=仲介手数料
- 大規模修繕工事
- 解体工事
- 防水工事
- 外壁塗装
- 屋根工事
- シーリング工事
- 長尺シート工事
- 下地補修工事
- 足場工事
- タイル工事
- 洗浄工事
- 電気、水道、外溝工事等
大きな強みは「自社で完結」
施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。
ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。