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大規模修繕

防水業者と塗装業者の違いとは?施工内容・専門性・選び方を解説

建物の外装リフォームを検討する際に、「防水工事」と「塗装工事」という言葉を耳にする機会は多いでしょう。どちらも建物の寿命や快適な住環境の維持に関わる重要な工事ですが、それぞれに明確な違いがあり、対応する業者の専門性も異なります。本記事では、防水業者と塗装業者の違いを詳細に解説し、工事内容の違いや選び方、費用の目安、依頼時の注意点まで幅広く紹介します。建物の状態に応じた適切な業者選定の参考として、ぜひご活用ください。

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防水業者と塗装業者、それぞれの専門分野とは

防水工事と塗装工事は、どちらも建物の保全を目的としていますが、それぞれの専門分野と得意とする施工範囲は大きく異なります。

防水業者と塗装業者が担う具体的な業務と、両者の根本的な違いを詳しく解説します。

防水業者の主な業務内容

防水業者は、建物に水が浸入するのを防ぐための防水層を形成する専門家です。屋上、バルコニー、外壁の目地、地下構造などに施工されることが多く、建物の構造体を水から守るという非常に重要な役割を担います。代表的な工法としては、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などがあります。これらの工法は、建物の形状や用途、下地の状態に応じて使い分けられます。

塗装業者の主な業務内容

塗装業者は、建物の外壁や鉄部などに塗料を塗布することで、美観の回復や保護機能の付与を行う専門家です。外壁塗装だけでなく、屋根や鉄部の塗装、ウッドデッキや門扉なども対応範囲に含まれます。近年では、遮熱性や断熱性、防カビ・防藻性など機能性を備えた塗料も多数登場しており、目的や建物の状態に応じて塗料を選定します。

同じ外装工事でも目的は異なる

見た目は似たような作業に見えることもありますが、防水工事と塗装工事は目的が根本的に異なります。防水工事は“水を遮断する”ことに重きを置き、雨水や地下水などから建物を守ることが主眼です。一方で塗装工事は“保護膜の形成と美観の維持”が中心で、紫外線や風雨からの保護、あるいは外観のリフレッシュが主な目的となります。

工事内容の違いを比較|防水工事と塗装工事の役割とは

防水工事と塗装工事は、どちらも外装工事として同時に検討されることが多いですが、それぞれが担う役割は明確に異なります。ここでは、両工事の機能や目的を比較し、建物維持の観点からどのように使い分けるべきかを解説します。

防水工事の役割

防水工事は建物の耐久性を維持するための基礎的な工事であり、雨水の侵入を防ぐことで構造体や内部設備の劣化を防止します。防水層の破損や経年劣化による不具合が放置されると、雨漏りの発生や鉄筋の腐食、カビの発生といった深刻な問題へと発展する可能性があります。特に屋上やバルコニー、庇などの露出部は定期的な防水メンテナンスが欠かせません。

塗装工事の役割

塗装工事の主な目的は、美観の回復と外壁・屋根の保護です。塗装が劣化すると、外壁にチョーキング(粉化)現象が発生したり、ひび割れや剥がれが生じて雨水が浸入するリスクが高まります。塗膜には防水機能もあるため、防水性を補完する意味でも塗装は重要です。塗料の選定によっては、断熱性や遮熱性の向上など機能的価値も加えることが可能です。

防水工事が必要なケースとは?

建物にとって水の侵入は構造を弱らせる最大のリスクです。防水工事は、そうしたリスクを防ぐために行われる重要な対策です。

では、防水工事を検討すべき具体的な症状や判断基準について紹介します。

防水工事を検討すべき代表的なケースは以下の通りです。

  • 屋上・バルコニーにひび割れがある、もしくは水たまりができやすい
  • 雨漏りや天井へのシミが確認されている
  • 防水層に浮きや膨れ、破断などの劣化症状が見られる

これらの症状は、建物内部への浸水のリスクを示すものであり、早期の対応が必要です。現地調査のうえ、防水業者による診断を受けることで、最適な修繕方法を判断できます。

塗装工事が適している場面とは?

塗装工事は美観を保つだけでなく、建物を紫外線や雨風から保護する大切な役割も担っています。ここでは、塗装工事を実施すべきタイミングや、どのような劣化症状が見られたら検討すべきかを具体的に解説します。

塗装工事が求められる代表的な場面は以下の通りです。

  • 外壁が色あせてきた、またはチョーキング現象がある
  • 表面に細かいひび割れが多数見られる
  • 建物の外観イメージを一新したいとき
  • 築10〜15年を経過し、塗装の定期メンテナンスを検討すべき時期

塗装工事は防水機能の補完だけでなく、美観の維持にも直結します。建物の第一印象を左右する重要な工事といえるでしょう。

防水業者と塗装業者、どちらに依頼すべきか?

建物に発生する劣化の種類や状況に応じて、防水業者か塗装業者のどちらに依頼するかを判断することが重要です。この項目では、劣化症状の見極め方と、複数の施工が必要な場合の対処法について紹介します。

劣化症状に応じた選定がカギ

劣化の原因や発生箇所に応じて、専門性のある業者に依頼することが重要です。雨漏りなど明確な防水トラブルがある場合は、防水業者への相談が適しています。一方、外壁の美観や塗膜の劣化が気になる場合は、塗装業者が適任です。

両方の工事が必要なケース

築年数の経過したマンションや戸建てでは、防水と塗装の両方が必要となるケースもあります。この場合、総合的に対応可能なリフォーム会社、もしくは外装工事専門の工事店に依頼するのが効率的です。一括での見積もりやスケジュール管理が可能となり、コストや工期の面でもメリットがあります。

防水工事・塗装工事の費用相場と見積もりの見方

以下に一般的な工事項目ごとの費用相場を表にまとめました。

工事項目費用相場(/m2)備考
ウレタン防水5,000〜7,000円下地処理・トップコート込み
シート防水4,500〜6,500円材質や仕様によって異なる
外壁塗装2,500〜4,000円シリコン塗料基準。グレードで増減あり
鉄部塗装1,500〜3,000円手すり・階段・フェンス等の部分塗装
(あくまで目安であり、建物の状態・面積・地域により変動があります)

見積もり時は、面積の根拠・使用材料の種類・施工方法・保証内容をしっかり確認することが大切です。複数社から相見積もりを取って比較することも推奨されます。

依頼先の選び方と注意点

業者選定時に注目したいポイントは以下の通りです。

  • 国家資格(防水施工技能士、塗装技能士)を有する職人の有無
  • 施工実績の豊富さ、地域密着型であるか
  • 施工内容や保証に関する説明が明確か
  • 自社施工か下請け任せかの明示
  • クレーム対応やアフターサポート体制が整っているか

信頼できる業者を見極めるには、担当者の対応力や説明内容の明確さ、契約書類の内容確認も重要です。

防水工事でよくある誤解とトラブル事例

防水工事でよくある誤解とトラブル事例については以下になります。

  • 「塗装すれば雨漏りも防げる」と誤解してしまうケースがありますが、実際には防水層の形成が必要であり、塗装だけでは根本的な解決にはなりません。
  • 工事価格の安さだけに注目し、必要な下地処理や防水層の施工が省略されてしまうことがあります。
  • 自社施工をうたっていても、実際には下請け業者に一任しているケースがあり、施工品質にばらつきが出る可能性があります。
  • 施工後に不具合が発生しても、保証内容が曖昧なために十分な対応を受けられず、トラブルになる事例もあります。

こうしたトラブルを防ぐためには、契約時に施工内容と保証範囲を明確に確認し、複数業者からの見積もりや施工体制の比較を行うことが大切です。

まとめ|防水と塗装は目的が異なる。適切な業者選定がカギ

防水工事と塗装工事は、それぞれ異なる目的と専門性を持った外装工事です。建物の劣化状況に応じて、どちらを優先すべきかを見極め、必要に応じて両方を一括して依頼する方法も検討しましょう。見た目や価格だけでなく、施工内容や保証体制、業者の信頼性などを総合的に判断することが、後悔のない工事につながります。

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