塗装業者に外壁塗装の見積もりをしてもらうと、シリコン塗料をおすすめされるケースがよくあります。
実際にシリコン塗料は近年人気が高まっており、多くの方が外壁塗装に選んでいます。
ただ、おすすめされたからといって、本当にシリコン塗料でいいのか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事ではシリコン塗料の特徴やメリット・デメリット、他の塗料との比較、シリコン塗料の選び方について詳しく解説していきます。
シリコン塗料に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
- シリコン塗料の特徴(価格や耐久性など)
- シリコン塗料のメリット・デメリット
- シリコン塗料と他の塗料との比較(耐用年数と坪単価)
- シリコン塗料の選び方
新東亜工業が選ばれる理由
- 仲介業者を介さない工事で余分な外注費をカットできる
- 確かな品質と施工スピードが強み
- お客様満足度脅威の98%
- 個人宅以外にマンションなどの大規模修繕にも対応
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目次
シリコン塗料の特徴
外壁塗装に欠かせないシリコン塗料について、まずはその特徴から解説します。
定番の塗料であり価格も比較的安価
シリコン塗料とは、シリコン系やアクリルシリコン系などの合成樹脂を主成分とした塗料のことです。シリコン樹脂塗料とも呼ばれています。
外壁塗装だけでなく、屋根塗装にも頻繁に使われるほど定番の塗料として人気があります。
価格も比較的安く、シリコン塗料の平米単価は2,500円~2,800円ほどです。
シリコン塗料の耐久性
シリコン塗料は「シロキサン結合」と呼ばれる構造を含みます。
このシロキサン結合はケイ素(Si)と酸素(O)が交互に結合してできており、結合する力が非常に強いのが特徴です。
そのため、シリコン塗料の一般的な耐用年数は7年~10年と長く、長期間にわたって塗膜の劣化症状が表れません。
塗装面が汚れにくい
シリコン塗料に含まれるシロキサン結合は、塗膜が水になじみやすい親水性を持ちます。
親水性を持つ場合、塗装面に汚れが付着しても雨水が入り込んで汚れを洗い流してくれます。
このセルフクリーニング効果により、塗装面が汚れにくく住宅の美観が長期間保たれるわけです。
外壁塗装でシリコン塗料を使うメリット
外壁塗装でシリコン塗料を使うメリットをまとめました。
- 耐候性が高い
- 耐水性が高い
- 耐熱性を持つ
- 汚れがつきにくい
- 光沢・ツヤがある
- 価格が比較的安価
メリット①耐候性が高い
耐候性とは、紫外線や風雨などの気候の変化に対する耐久性のことです。
シリコン塗料は耐候性が高いため、厳しい気象条件のなかでもしっかりと建物を守ってくれます。
メリット②耐水性が高い
耐水性が高く湿気や雨水に強いため、外壁材の劣化を抑える効果が期待できます。
梅雨の時期が気になる方や、降水量が多い地域に住んでいる方におすすめです。
メリット③耐熱性を持つ
シリコン塗料は熱にも強く、種類によっては600℃前後までの熱に耐えられる塗料も存在します。
メリット④汚れがつきにくい
塗膜表面に汚れが付着しにくく、雨水や泥などを弾いてくれます。
メリット⑤光沢・ツヤがある
多くのシリコン塗料は光沢やツヤがあるため、建物の美観を維持しやすいのも魅力です。
メリット⑥価格が比較的安価
これだけ多くのメリットがあるにもかかわらず、価格がお手頃なので施工しやすいです。
耐久性が高いため、メンテナンス費用まで抑えられます。
外壁塗装でシリコン塗料を使うデメリット
一方、シリコン塗料にはいくつかのデメリットもあります。
施工を検討している方は、デメリットの部分までしっかり確認しておきましょう。
- ひび割れしやすい
- 重ね塗りには向かない
- フッ素塗料や無機塗料に比べて耐久性が低い
デメリット①ひび割れしやすい
シリコン塗料は一般的に弾力性が低いため、地震で外壁がひび割れした際に一緒に割れてしまうケースがあります。
ただし、なかには弾力性のあるシリコン塗料もあるので、ある程度までのひび割れなら防ぐことが可能です。
デメリット②重ね塗りには向かない
シリコン塗料には撥水性が高い性質があり、塗り替え時に新たな塗料を弾いてしまい、塗膜が密着しづらい状態に陥る可能性があります。
シリコン塗料と相性の良い下地材を使えば解決しますが、重ね塗りには相当の技術力が要求されます。
シリコン塗料の性質をよく理解し、施工実績が豊富な塗装業者に依頼したほうがいいでしょう。
デメリット③フッ素塗料や無機塗料に比べて耐久性が低い
シリコン塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料よりも耐久性が高い塗料として人気があります。
しかし、よりグレードの高いフッ素塗料や無機塗料に比べると、耐久性は劣ってしまいます。
塗料名 | 耐用年数 |
---|---|
ウレタン塗料 | 5~7年 |
シリコン塗料 | 7~10年 |
フッ素塗料 | 15年~ |
無機塗料 | 15年~ |
シリコン塗料と他の塗料との比較を解説
外壁塗装で使用される塗料は、シリコン塗料以外にもさまざまな種類があります。
シリコン塗料と他の塗料とではどう違うのか、表を用いながら解説します。
耐用年数を比較
塗料名 | 耐用年数 |
---|---|
ウレタン塗料 | 5~7年 |
シリコン塗料 | 7~10年 |
フッ素塗料 | 15年~ |
無機塗料 | 15年~ |
最も安価なウレタン塗料は、柔らかい性質があるため木部などのさまざまな部分に塗布できます。ただし、耐用年数が5~7年ほどしかありません。
今回注目のシリコン塗料は、耐用年数が7~10年ありウレタン塗料より長めとなっています。
耐用年数を重視するなら、よりグレードの高いフッ素塗料や無機塗料が選択肢に入ります。
坪単価で比較
塗料名 | 1㎡あたりの施工単価 |
---|---|
ウレタン塗料 | 1,000~2,000円 |
シリコン塗料 | 2,000~3,500円 |
フッ素塗料 | 3,000~5,000円 |
無機塗料 | 3,500~5,000円 |
耐用年数が短いウレタン塗料は、単価も1,000~2,000円で安い傾向にあります。
シリコン塗料は耐用年数と単価のバランスに優れているので、外壁塗装を検討している方におすすめの塗料といえるでしょう。
また、フッ素塗料や無機塗料は耐用年数が長い分、単価はかなり高めとなっています。
外壁塗装の新東亜工業はお客様満足度98%
お客様満足度98% ★★★★☆
新東亜工業が選ばれる理由
- 仲介業者を介さない工事で余分な外注費をカットできる
- 確かな品質と施工スピードが強み
- お客様満足度脅威の98%
- 個人宅以外にマンションなどの大規模修繕にも対応
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おすすめのシリコン塗料
シリコン塗料の有用性がわかったところで、ここからはおすすめのシリコン塗料について解説していきます。
シリコン塗料の選び方
同じシリコン塗料といっても、各メーカーや製品によって耐久性・耐水性・防汚性などの性能には差があります。
とくに注意したいのは、シリコンの含有量です。シリコンの含有量が高いほど高価になり、その分性能も高くなる傾向があります。
ただ、一般の人がカタログから各住宅に合った最適なシリコン塗料を選ぶのは難しい面があります。
シリコン塗料を選ぶ際は、実績のある塗装業者と相談し、良質なメーカーの製品を紹介してもらいましょう。
以下では目的や効果別におすすめのシリコン塗料を紹介しているので、参考にしてください。
艶やかな仕上がりを実現する弱溶剤系シリコン塗料
艷やかな仕上がりを求めるなら、弱溶剤系のシリコン塗料がおすすめです。
代表的な製品には、エスケー化研から販売されている「クリーンマイルドシリコン」があります。
セラミック複合の特殊技術により超低汚染を実現し、さらに防かび・防藻性、密着性に優れているのが特徴です。
夏の蓄熱を防ぐ遮熱効果を持つシリコン塗料
屋根用のシリコン塗料を探している人におすすめなのが、日本ペイント株式会社の「サーモアイSi」です。
サーモアイシリーズでは住宅用としても最も普及しているタイプで、上塗材だけでなく下塗材まで遮熱性を有します。
このため、屋根への蓄熱を抑制し、夏場の暑さを軽減する効果に期待できます。
多彩な模様が特徴のデザイン性豊かなシリコン塗料
外壁のデザインにこだわりたい人には、アステックペイントから販売中の「グラナートSP」がぴったりです。
チップを配合させることで独特の凹凸感を生み出し、天然石を思わせる石調風の多彩模様に仕上がります。
多彩模様による気品あふれる質感をぜひ確かめてみてください。
まとめ
今回は、シリコン塗料について特徴やメリット・デメリット、他の塗料との比較、シリコン塗料の選び方を紹介しました。
記事の要点をまとめます。
- シリコン塗料は現在使用率が最も高い定番の塗料
- 耐用年数は7年~10年でウレタン塗料より長い
- 塗装面が汚れにくく、住宅の美観が保たれやすい
- 優れた性能にもかかわらず価格は比較的安い
- シリコン塗料はひび割れしやすく、重ね塗りには不向きな面もある
- シリコン塗料を選ぶ際は、実績豊富な塗装業者と相談すること
シリコン塗料は性能と価格のバランスに優れており、「耐久性を求めたいけど、高い塗料には手が出せない」という方におすすめです。
ただ、各メーカーによっても塗料の品質は異なるため、信用できる業者に依頼することが重要です。
最適なシリコン塗料を選んで、悔いのない外壁塗装にしましょう。
外壁塗装や防水工事は新東亜工業がおすすめ!
中間マージン0だから他社より安い費用で工事が可能
※中間マージン=仲介手数料
- 大規模修繕工事
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