
マンションの管理組合は具体的に何をするの?管理会社と別って本当?
小規模・中規模・大規模修繕工事における管理組合の役割について詳しく知りたい!
マンションの大規模修繕を行う際に、重要な役割を担うのが管理組合です。
大規模修繕はマンションに安全に暮らすためや、資産価値を守るために欠かせません。
では、管理組合は一体どのような形で携わるのでしょうか?
本記事では、マンションの大規模修繕で必要な管理組合の役割について詳しく紹介します。
管理組合が主体となってマンションの大規模修繕を行うケースについても紹介し、どのように修繕を進めればいいのかが具体的にわかるためぜひ参考にしてください。
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目次
マンションの管理組合とは?
管理組合は、分譲マンションの購入者によって構成される団体です。
マンションを購入すると、購入した方は区分所有者になり自動的に管理組合の一員となります。
管理組合の役割は他のマンション購入者と共同して、建物または敷地など住環境を整えて管理を行わなければなりません。
またマンションは、単独で持つ専有部分と共有する共用部分に分けられている場合がほとんどで、専有部分は区分所有者が管理をしますが、共有部分は誰かが見ないと管理が行き届かなくなります。
住心地が悪くなったり価値が低下したりする恐れがあるため、快適に過ごせるよう組合員による管理が必要なのです。
マンション大規模修繕・中規模修繕工事における管理組合の役割
マンション管理組合は、建物の維持管理や修繕計画の立案・実施、住民間のルールである規約の制定・改定など、マンション運営の中心的な存在です。具体的な意思決定は管理組合の総会で行われ、理事会がその実行を担います。
管理組合の主な役割
- 共用部分の維持管理
エレベーターや廊下、外壁といった共用部分の定期点検や清掃、必要な補修を管理します。共用部分の管理状況がマンションの安全性や資産価値に大きな影響を与えます。 - 修繕計画の策定と実施
大規模修繕工事を計画的に進めるために、修繕周期や工事内容を盛り込んだ「長期修繕計画」を策定します。この計画はマンションの劣化状況や住民の意見を踏まえ、必要に応じて見直します。 - 規約の制定と改定
快適なマンション生活を維持するための規約を制定し、時代や住民ニーズに合わせて改定します。これには大規模修繕工事中の住民の協力体制やルールも含まれます。 - 会計管理
管理費や修繕積立金の適切な管理・運用を行います。特に大規模修繕工事の際には、十分な資金が確保されているかどうかが重要です。 - 住民間のトラブル解決
住民間の意見の相違やトラブルに迅速かつ公平に対応します。特に修繕工事中は、工事内容や騒音などを巡って意見が分かれることがあるため、管理組合の調整力が求められます。
マンション大規模修繕の管理組合と管理会社の関わり
マンションの大規模修繕工事を円滑に進めるためには、管理組合と管理会社の連携が欠かせません。それぞれの役割と責任を明確にし、効率的なコミュニケーションを図ることで、修繕工事の品質や進行に大きな影響を与えます。
管理組合の役割
管理組合は、マンションの住民全体を代表する組織であり、大規模修繕工事の成功には欠かせない存在です。主な役割は以下の通りです。
- 修繕計画の策定: 長期修繕計画を見直し、工事の範囲やスケジュールを住民の合意のもとで決定します。
- 業者の選定: 見積もりの比較や業者の評価を行い、最適な施工業者やコンサルタントを選定します。
- 住民への説明と調整: 工事内容や進捗状況を住民に説明し、意見や要望を取りまとめます。
管理会社の役割
管理会社は、管理組合の活動を専門的な知識と経験でサポートします。具体的には:
- 専門知識の提供: 建築や法律の知識を活かして、修繕計画の策定や施工業者の選定を支援します。
- 業者との調整: スケジュール管理や施工業者とのやり取りを代行し、工事がスムーズに進むよう調整します。
- 書類作成・管理: 工事に関する書類作成や住民への通知、会計管理を行い、管理組合の事務負担を軽減します。
- トラブル対応: 工事中に発生する課題や住民の苦情に対して迅速に対応します。
効果的な連携のポイント
管理組合と管理会社が円滑に連携するためには、以下のポイントを意識することが大切です:
- 定期的な情報共有: ミーティングを通じて進捗状況や課題を共有し、問題を早期に解決します。
- 役割分担の明確化: 両者の責任範囲を明確にし、それぞれの強みを活かして進めます。
- 住民とのコミュニケーション: 管理会社が専門的な知見を住民にわかりやすく伝えることで、工事に対する理解と協力を促します。
管理会社に依頼しないケース
なかには管理を管理会社に依頼しないケースもあります。
管理組合に専門知識がある場合は、直接施工することも可能です。
また、規模が小さいマンションの場合は、管理会社に依頼するよりも、管理組合で直接施工した方がコストを抑えられることもあります。
管理会社との信頼関係が十分でない場合も、直接施工することでトラブルを回避することができます。
管理会社に管理を依頼しない場合は自分たちで自主管理を行いますが、一律したルールがあるわけではなくマンションによって決まりが異なります。
そのため、マンションを購入したら管理規約を確認しておきましょう。
管理組合が直接施工を行うのは、専門知識や施工能力を持つ人材がいて、労力を惜しまない場合に限られます。管理会社に依頼するか、直接施工を行うかは、管理組合の状況や規模に合わせて判断する必要があります。
マンションの大規模修繕工事をする際の管理組合と理事会が行うこと
マンションの大規模修繕工事を円滑に進めるためには、管理組合と理事会がそれぞれの役割を果たし、住民全体が納得する形で進行管理を行うことが求められます。以下に、具体的な業務内容を整理します。
マンションの大規模修繕工事の際の管理組合が行うこと
マンションの大規模修繕工事を成功させるためには、管理組合が中心となって計画的に進めることが重要です。管理組合は住民全体の代表組織として、以下の具体的な業務を行います。
1. 長期修繕計画の見直しと更新
大規模修繕工事の前に、既存の長期修繕計画を見直します。建物の劣化状況や予算、修繕の優先順位を考慮し、必要に応じて計画を更新します。これにより、修繕工事の目的や範囲が明確になります。
2. 住民への説明と合意形成
大規模修繕工事に関する重要な決定は、総会で承認を得る必要があります。そのため、管理組合は事前に住民への説明会を開催し、工事内容や予算の詳細、修繕積立金の状況について丁寧に説明します。住民の疑問や意見を取りまとめることで、トラブルを未然に防ぎます。
3. 施工業者やコンサルタントの選定
複数の施工業者や修繕コンサルタントから見積もりを取り、信頼性や実績、コストパフォーマンスを比較します。その上で、総会で選定業者を決定し、契約を進めます。
4. 資金計画の確認と管理
修繕積立金が適切に積み立てられているか確認し、不足があれば追加徴収の検討や融資の検討を行います。資金計画の透明性を確保し、住民に信頼される運営を目指します。
5. 工事中の進捗管理
大規模修繕工事が始まると、進行状況の確認や施工業者との打ち合わせ、住民への状況報告を行います。また、工事中に発生するトラブルや住民からの苦情に迅速に対応することも重要です。
6. 工事完了後のアフターフォロー
工事終了後は、施工内容の検査や仕上がりの確認を行います。また、保証内容を確認し、今後の維持管理に役立てます。必要に応じて、住民からのフィードバックを収集し、今後の修繕計画に活かします。
管理組合がこれらの役割を果たすことで、大規模修繕工事をスムーズに進め、住民全員が安心して生活できるマンション運営が可能となります。このプロセスでは、住民との信頼関係を築きながら、計画性と透明性を重視することが求められます。
マンション大規模修繕における理事会とは
マンションにおける理事会は、管理組合の中で執行機関としての役割を果たす組織です。大規模修繕工事を進める際には、住民全体を代表して計画を実行に移し、工事の円滑な進行をサポートします。
理事会の構成
理事会は通常、住民の中から選出された理事によって構成されます。理事長、副理事長、会計担当などの役職があり、それぞれが特定の責任を負いながら連携して運営を行います。理事会のメンバーはボランティアであることが多いため、住民全員の協力が必要です。
理事会の役割と責任
マンションの大規模修繕において、理事会の主な役割は以下の通りです。
- 修繕計画の具体化と提案
管理組合の総会で承認された長期修繕計画を基に、実際の工事スケジュールや内容を具体化します。また、施工業者や修繕コンサルタントの選定にも関与します。 - 住民との調整役
大規模修繕工事は住民の生活に影響を与えるため、工事の進捗や予定を住民に伝え、協力を呼びかけます。住民からの意見や質問に答える窓口としても機能します。 - 工事の監督と進捗確認
工事中は施工業者と定期的に連絡を取り、計画通りに工事が進んでいるかを確認します。また、問題が発生した場合には迅速に対応します。 - 資金管理の監督
修繕積立金や工事費用の使用状況をチェックし、不正や無駄がないよう監督します。 - 工事終了後の検査
工事が完了した際には仕上がりを確認し、不具合がないかをチェックします。必要に応じてアフターフォローや保証内容の確認を行います。
理事会の重要性
理事会は、マンション全体の意思を実行に移す中心的な存在です。理事会の活動がスムーズに行われることで、大規模修繕工事が計画通り進み、住民全員が安心して暮らせる環境を維持することが可能となります。また、透明性を保ち、住民と良好なコミュニケーションを図ることで、理事会への信頼を築くことが大切です。
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管理組合の大規模修繕工事の実施方法
管理組合の大規模修繕工事の実施方法は、以下の4つが挙げられます。
- 管理会社主導方式
- 設計管理方式
- 責任施行管理方式
- コンサルタントに依頼
管理会社主導方式
管理会社に大規模修繕をお願いする方法です。
建物診断・実施設計・施工・施工管理など、管理会社が主体となり行います。
管理会社主導方式のメリットは、管理組合の負担を減らせることです。
マンションについてよく知っている管理会社であれば、安心して依頼できるでしょう。
また管理会社主導方式は、責任の所在も明らかになっているのも利点です。
ただ、第三者によるチェックがないため、必要のない工事項目を増やされる恐れもあります。
管理会社に直接依頼をするため、比較的費用は高額になりやすいのが特徴です。
設計監理方式
設計監理方式は、設計事務所に建物診断・設計・工事監理などをお願いし、施工業者に依頼する方法です。
第三者に施工チェックを依頼するため、必要のない工事項目の追加を防げ、品質チェックもしっかり行われます。
工事は公募で業者に依頼するため、コストを抑えやすいのがメリットです。
しかし設計事務所の選定は慎重に決める必要があるため、よくリサーチしておかなければなりません。
また、設計と工事をそれぞれで依頼するので、工事費とは別途で管理費が発生します。
そのため、小規模のマンションの場合は割高になりやすいです。
責任施工管理方式
責任施工管理方式は、1社にまとめて建物診断・実施施工・施工管理を依頼する方法です。
設計から施工を1社にお願いするため、責任の所在がハッキリしています。
また、打ち合わせを行う手間や時間を短縮できるため、管理組合の負担を減らせるのが大きなメリットです。
設計会社を使わないことから監理費は発生しないため、コストを抑えられます。
しかし、設計については各社の基準で行い、工事内容が異なるため価格の比較が困難です。
さらに見積もり期間が長くなる傾向にあり、場合によっては1ヶ月以上かかるケースもあります。
そのため、受注がキャンセルになると無駄になってしまう恐れもあるでしょう。
また、責任施工管理方式は手間がかかる割には利益が出づらいです。
小規模のマンションの場合は、受注してくれる会社を見つけるのが少々難しいといわれています。
コンサルタントに依頼
管理組合はマンションの住居者で構成されているため、基本的に大規模修繕の知識がない場合がほとんどです。
知識がない状態で大規模修繕を行うのはリスクがあるため、専門家であるコンサルタントに依頼をします。
コンサルタントに依頼すれば、修繕計画・施工管理・住民説明会など大規模修繕に必要なことをサポートしてくれます。
管理組合の手間や負担を大きく減らせるため、スムーズに大規模修繕を進められるでしょう。
ただし、コンサルタントを採用するためには費用がかかるため、しっかりと予算を確認しておく必要があります。
また、コンサルタントを選定する際は下記のポイントを参考にしましょう。
- 小規模・中規模・大規模修繕工事の実績の有無
- 管理組合の運営についての知識の有無
- 報酬の詳細が明らかになっているか
- アフターフォローの有無
- ノーリベート宣言の有無
- 説明がわかりやすいか
マンション大規模修繕の管理組合の役割まとめ
マンションの大規模修繕で必要な管理組合の役割について詳しくご紹介しました。
ご紹介した内容をまとめると下記のとおりです。
- マンションの管理組合は、購入者によって構成される団体で管理や住環境を整えなければならない。
- 管理組合と管理会社の関わりについて、あくまで管理会社は管理組合から依頼される側。
- マンションの大規模修繕工事をする際の管理組合の役割は、修繕委員会を立ち上げて理事会のサポートを行う、工事期間中の対応全般、工事後の立ち会いなど。
- マンションの大規模修繕を管理会社がする場合は、管理会社主導方式、設計監理方式、責任施工管理方式、コンサルタントに依頼などの方法がある。
マンションの大規模修繕を行うにあたり、管理組合の立ち位置はとても重要だといえます。
管理組合の役割をしっかりと理解したうえで、大規模修繕にあたりましょう。
大規模修繕をスムーズに行うためにも、管理組合の役割だけではなく実施方法についても知っておくことが大切です。
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