外壁タイルの浮きやひび割れの補修方法について詳しく知りたい!
マンションの大規模修繕において、外壁のタイル補修工事は重要な要素の一つです。
「頑丈だから補修や張替えの必要性がないのでは」とお考えの方もいらっしゃいます。
外壁は建物を外部から守る役割を果たしており、特にタイルは耐久性や美観を保つうえで重要な部分です。
しかし、タイルも時間と共に劣化し、補修が必要となる場合があります。
この記事では、マンションの外壁タイル補修工事について、施工の必要性・費用・工程などを詳しく解説していきます。
劣化の原因や補修するメリットについても紹介しておりますので、ぜひ参考にされてみてください。
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目次
なぜマンション外壁のタイル補修工事が必要なのか?
マンションの外壁タイルは、建物の美観を保つだけでなく、構造体を保護する重要な役割を果たしています。
しかし、経年劣化や環境要因により、タイルの浮きや剥がれが発生することがあります。
これらの問題を放置すると、建物の安全性や資産価値に大きな影響を与える可能性があります。
そのため、適切な時期に外壁タイル補修を行うことが非常に重要です。ここでは、外壁タイル補修工事の重要性について詳しく解説します。
防水性の維持
タイルの浮きやひび割れが生じると、雨水や湿気が侵入しやすくなります。
タイル補修や張替え工事は、外壁の防水性を高め、建物内部を損傷から保護します。
美観の維持
外壁のタイルが損傷していると、建物全体の美観が損なわれます。
タイル補修工事によって、外観を美しく保たれるため資産価値を維持できます。
安全性の確保
損傷したタイルは外部からの衝撃や自然災害に弱くなり、建物の安全性が損なわれかねません。
そのため定期的なタイル補修工事は、安全性を確保する重要な措置となります。
維持管理コストの削減
定期的なタイル補修工事は大規模な修繕工事を防ぎ、維持管理コストの削減につながります。
予防的な補修によって、将来的な修繕費用を抑えられます。
このような理由から、マンション外壁のタイル補修工事は、建物の耐久性・美観・安全性を維持するために欠かせない作業です。
マンション外壁のタイルが劣化する原因とは?
マンションの外壁は、日常的な気候条件や建物の老化などの影響を受けるため、時間とともに劣化や損傷が生じることがあります。
では、具体的にはどのような要因がマンション外壁のタイルの劣化を引き起こすのでしょうか?
気候条件
太陽光・雨風・冬の凍結や解凍などの気候条件は、外壁タイルにダメージを与える主な要因です。
特に紫外線はタイル表面を劣化させ、色あせや・浮き・ひび割れを引き起こします。
また、雨水や雪がタイルの隙間に浸入し、凍結による膨張・収縮がタイルを割る原因にもなりかねません。
建物の老朽化
マンションが古くなるにつれて、建物全体の基礎や構造体が劣化していきます。
この劣化は、外壁の補修や交換が必要な状況を引き起こす状況にもつながりかねません。
また、地震や風などの外部からの力が加わることで、タイルにひび割れや剥がれが生じる場合もあります。
設計や施工の品質
建物の外壁は、設計や施工の品質によっても耐久性が左右されます。
適切な設計や施工が行われていないと、タイル同士の密着性が悪くなり、劣化が進みやすくなります。
保守管理の不備
定期的な点検やメンテナンスが行われていないと、劣化が進行しやすくなります。
特に高層階や見えにくい部分の点検が怠られると、問題が長期間放置されるため修復が難しくなるでしょう。
これらの要因が重なることで、マンション外壁のタイルは劣化し、損傷が生じる可能性が高まります。
定期的な点検や適切なメンテナンスを行い、劣化が進行する前に対策を講じることが重要です。
タイル剥落を未然に防ぐ方法
タイル剥落を未然に防ぐためには、以下の方法が効果的です。
定期的な点検
定期的な点検は、タイル剥落を防ぐ最も基本的かつ重要な方法です。
専門家による年1回程度の定期点検を行うことで、目視では気づきにくい異常も早期に発見することができます
特に、打診調査は非常に効果的です。
これは、ゴムハンマーなどで壁面を軽く叩き、その音の違いでタイルの浮きを判断する方法です。異常が見つかった場合は、すぐに詳細な調査と対策を行うことが重要です。
適切な補修
点検で異常が発見された場合、速やかに適切な補修を行うことが重要です。
小さな浮きや亀裂であっても、放置すると急速に悪化する可能性があります。例えば、浮きが見つかった場合は、エポキシ樹脂注入工法などで補修を行います。
亀裂がある場合は、シーリング材で埋めるなどの処置を施します。
早期に適切な補修を行うことで、大規模な修繕を防ぎ、コストを抑えることができます。
防水対策
水の侵入はタイルの剥落を引き起こす主な原因の一つです。
特に、目地部分や建物の角部分など、水が侵入しやすい箇所には注意が必要です。
適切な防水処理を施すことで、タイル裏面への水の侵入を防ぎ、剥落のリスクを大幅に低減することができます
具体的には、シーリング材の打ち替えや、防水塗装の塗布などが効果的です。
適切な施工
タイルの剥落を防ぐためには、施工段階での適切な対応も重要です。
新築時や大規模修繕時には、経験豊富な専門業者に依頼し、正しい施工方法でタイルを取り付けることが重要です。
例えば、下地処理を適切に行い、接着剤を均一に塗布し、空気が入らないようにタイルを圧着するなど、細心の注意を払って施工を行う必要があります。
また、使用する材料の品質にも注意を払い、耐久性の高い製品を選択することも大切です。
マンション外壁タイル補修の効果的な手法
ここでは、マンション外壁のタイル補修の効果的な手法について解説します。
アンカーピンニング工法
タイルの浮きが局所的な場合に、特殊なアンカーピンを使用してタイルを固定する手法です。
耐久性が高く、比較的短期間で施工可能ですが、タイル表面に若干の凹凸が残る可能性があります。
メリット | デメリット |
---|---|
・既存タイルを活かせる ・工期が短い | ・美観が完全には回復しない ・浮きが広範囲の場合は効果が限定的 |
- タイルに小さな穴を開ける
- アンカーピンを挿入
- エポキシ樹脂などの接着剤を注入
- 穴を補修し、表面を仕上げる
エポキシ樹脂注入工法
タイル裏の空隙が比較的小さい場合に、タイル裏の空隙にエポキシ樹脂を注入して固定する方法です
広範囲の補修が可能ですが、樹脂が完全に充填されない可能性があります。
メリット | デメリット |
---|---|
・既存タイルを活かせる ・広範囲の補修が可能 | ・樹脂が完全に充填されない可能性がある ・長期的な耐久性に不安がある |
- タイルに小さな穴を開ける
- エポキシ樹脂を注入
- 圧着板で抑え、樹脂を硬化させる
- 穴を補修し、表面を仕上げる
タイル張り替え
損傷が激しい場合や広範囲に及ぶ場合に用いられる、最も根本的な解決方法ですが、コストと後期がかかります。
美観が完全に回復し、長期的な耐久性が期待できますが、工事の規模が大きくなります。
メリット | デメリット |
---|---|
・根本的な解決が可能 ・美観が完全に回復する | ・高コスト ・工期が長い |
- 既存タイルを撤去
- 下地を補修・調整
- 新しいタイルを接着
- 目地材を充填し、仕上げる
タイル目地補修
目地の劣化が進んでいる場合、タイル間の目地を補修し、水の侵入を防ぐ手法です。
比較的低コストで実施可能ですが、タイル自体の問題は解決しません。
メリット | デメリット |
---|---|
・水の侵入を防ぐ ・比較的低コスト | ・タイル自体の問題は解決しない |
- 劣化した目地材を除去
- 目地部分を清掃
- 新しい目地材を充填
- 表面を整え、養生する
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マンション外壁のタイル補修工事の流れ
マンションの外壁タイルが劣化や損傷した場合、適切な補修工事が必要です。
ここでは、マンション外壁のタイル補修工事の一般的な流れについて解説します。
- STEP
点検と調査
外壁の点検を行い、損傷や劣化の程度を把握します。
外壁の素材や構造、損傷箇所などを詳細に調査し、補修の計画立案が必要です。
- STEP
施工計画の立案
調査結果を元に、補修工事の施工計画を立案します。
修繕範囲・工程・必要な材料や設備を決定し、作業スケジュールを確定します。
- STEP
安全対策の確保
補修工事の安全性を確保するための対策が必要です。
作業員の安全管理や周囲への配慮など、安全面を重視した準備を整えましょう。
- STEP
タイルの補修作業
タイルの補修作業を行います。
損傷したタイルの取り外し、補修材の塗布やタイルの設置など、作業に従った作業を実施します。
- STEP
品質確認と仕上げ
補修作業が完了したら、品質確認が欠かせません。
仕上がりの確認や耐久性のテストを行い、工事の品質を高めます。
- STEP
清掃と完了
工事現場を清掃し、外壁補修工事が完了です。
住民や周囲への影響を最小限に抑えながら、工事を綺麗に終えます。
- STEP
アフターサポート
補修工事が完了した後も、定期的な点検やメンテナンスを行い、外壁の状態を管理します。
住民の安全と快適性を確保するために、アフターサポートをしっかり行う業者への依頼が大切です。
マンション外壁のタイル補修工事は、専門的な知識や技術が必要な作業です。
安全性や耐久性を確保するためにも、専門の業者に依頼することをおすすめします。
マンション外壁のタイル補修工事にかかる費用の相場は?
外壁タイル補修工事では、施工範囲・資材の種類・業者などによっても価格が変動します。
主な施工内容での費用相場は、以下の通りです。
項目 | 費用相場 |
---|---|
タイルの張替え | 1枚あたり約500円 |
タイルの浮きの補修 | 1箇所あたり約500〜900円 |
クリヤー塗装 | 1平方メートルあたり約3,000円 |
仮設足場の設置 | 1平方メートルあたり約800〜1,200円 |
外壁タイルの補修工事は、大規模修繕で一緒に行うケースも多くあります。
防水・塗装工事も合わせて行うため、足場の設置費用をタイル補修だけに捻出する必要はありません。
マンション外壁のタイル補修工事はどのような業者に頼むべき?
マンションの外壁タイルが補修や交換が必要な場合、適切な業者に依頼することが重要です。
ここでは、マンション外壁のタイル補修や交換に適した業者について考えてみましょう。
塗装業者
一般的な外壁塗装業者は、外壁のタイル補修や塗装工事ができます。
タイルの汚れやひび割れを修復する場合や、タイルの表面をコーティングする場合にも依頼可能です。
タイル製造メーカーの指定業者
タイルメーカーが指定する施工業者は、そのタイルに特化した補修や交換工事ができます。
タイルメーカーとの信頼関係もあり、品質の高い工事を期待できるでしょう。
外壁リフォーム業者
外壁リフォーム業者は、外壁全体のリフォームや補修工事を行う専門業者です。
タイルの交換や、大規模な補修工事を行う場合に依頼ができます。
建築業者
建築業者も、外壁の補修や改修工事が可能な場合があります。
特に大規模なタイルの交換や補修工事を行う場合には、建築業者に相談するのもひとつの選択肢です。
タイル補修工事を業者に依頼する際の注意点
外壁タイルの補修や交換工事は、専門的な知識や技術が必要な作業です。
依頼する業者を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 複数の業者から見積もりを取り、比較検討する
- 補修範囲と方法を明確に確認する
- 足場費用や諸経費の内訳を確認する
- 保証やアフターサポートについて確認する
適切な業者を選ぶことで、マンション外壁のタイル補修や交換工事を安心して依頼ができます。
マンションの大規模修繕と一緒に外壁タイルの補修を依頼するメリット
マンションの大規模修繕を行う際に、外壁タイルの補修も同時に行うことには、いくつかのメリットがあります。
ここでは、そのメリットについて考えてみましょう。
- 工事の効率化
大規模修繕の際に、外壁タイルの補修も同時に行うことで工事の効率化が図れます。
一度に複数の工事を行うことで、施工期間や工事の回数を減らせるでしょう。 - 住民の負担軽減
大規模修繕は住民にとって負担が大きいものです。
そのため外壁タイルの補修を同時に行うことで、工事期間を短縮し、住民の負担軽減にもつながります。 - 外観の統一感
外壁タイルの補修を行うことで、マンションの外観を統一感のあるものに保てます。
修繕した部分として目立たないようにするためにも、一度に行うことが重要です。 - コスト削減
大規模修繕と外壁タイルの補修を一緒に行うことで、コスト削減が期待できます。
施工業者の移動費や設備の設置費などが削減できるため、全体の工事費用削減が可能です。 - メンテナンスの継続性
外壁タイルの補修を大規模修繕と同時に行うことで、メンテナンスの継続性を保てます。
定期的なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばせるでしょう。
マンションの大規模修繕と外壁タイルの補修を一緒に行うことで、さまざまなメリットが得られます。
しっかりと計画を立てて、効果的な修繕を行いましょう。
マンションの外壁タイル補修についてのまとめ
今回はマンションの大規模修繕で、外壁タイルの補修工事を行う必要性や、その費用などについて解説してきました。
- タイルの補修工事は防水性・美観・安全性を維持するほか、維持管理費の削減にも欠かせない施工
- 外壁タイルの劣化には気候条件・建物の老朽化・施工品質・保守管理によって左右される
- タイルの補修方法は打診によって確認し、資材を選定したのち交換や張替えを行う
- 大規模修繕におけるタイル補修工事は建物調査・施工計画の立案・安全対策の確保・補修作業・品質確認・清掃・アフターサポートの流れで行う
- 外壁タイルの補修や張替えなど施工内容によって費用は異なるが、大規模修繕の場合はほかの施工でも仮設足場が必要なため捻出する必要はない
- 大規模修繕とタイル補修工事を一緒に行うと工事の効率化・住民の負担軽減・外観の統一感・コスト削減などにつながるのがメリット
マンション外壁のタイル補修工事は、建物の耐久性や美観を保つために重要です。
適切な補修を行うためには、専門業者に依頼すると長期的な保証やアフターサポートがあり安心と言えます。
定期的なメンテナンスを行うことで、マンションの外壁を長持ちさせ、住み続ける価値のある住空間を提供できるでしょう。
大規模修繕は新東亜工業がおすすめ!
中間マージン0だから他社より安い費用で工事が可能
※中間マージン=仲介手数料
- 大規模修繕工事
- 解体工事
- 防水工事
- 外壁塗装
- 屋根工事
- シーリング工事
- 長尺シート工事
- 下地補修工事
- 足場工事
- タイル工事
- 洗浄工事
- 電気、水道、外溝工事等
大きな強みは「自社で完結」
施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。
ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。