- マンションのグレードアップ工事とはどんなものがある?
- 自治体の助成金や補助金を活用できる工事の種類とは?
新築のマンションも時間が過ぎると劣化が進んでいくため、12年ごとを目安に大規模修繕工事を実施していきます。
その大規模修繕工事と一緒に実施されているものが、グレードアップ工事です。
費用は必要ですが、大規模修繕工事を行うタイミングで、グレードアップ工事を実施する必要があるか検討してみましょう。
なぜなら、グレードアップ工事の実施で、入居率の改善や資産価値の向上などが見込めるためです。
本記事では、マンションの大規模修繕工事やグレードアップ工事について、どのようなものなのか紹介します。
実施するタイミングや、グレードアップ工事の種類についても紹介しますので、ぜひ参考のひとつとしてお役立てください。
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- 確かな品質と施工スピードが強み
- お客様満足度脅威の98%
- 個人宅以外にマンションなどの大規模修繕にも対応
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目次
マンションの大規模修繕工事ではどんなことをする?
大規模修繕で行うのは、マンションの資産価値を維持・向上するために必要な修繕・改修工事です。
頑丈に作られているマンションも、紫外線や風雨などの影響を受けて、年月を追うごとに劣化します。
そのため、適切な修繕工事を実施して、耐久性や安全性などを維持しなくてはなりません。
代表的な修繕工事の種類には、以下のようなものが挙げられます。
- 下地補修工事
- タイル補修工事
- 防水改修工事
- 塗装工事
大規模修繕工事は1度で終わるものではなく、定期的に実施されます。
特にルールはありませんが、一般的には12年周期が目安です。
建物の劣化や損傷が激しい場合は、12年より早い段階での大規模修繕を検討する必要もあります。
なぜ大規模修繕と一緒にグレードアップ工事をするの?
マンションの大規模修繕とグレードアップ工事をセットで行う理由は、主に次の2つです。
- 入居率を高めるため
- セットだと効率的であるため
グレードアップ工事を行うのは、入居率を高めるためです。
築20年が過ぎた建物を新築のように修繕しても、新規の入居者は入りづらいでしょう。
そこでグレードアップによって、マンションに魅力的なポイントをプラスします。
大規模修繕とセットで行うことで、足場工事も1回で済ませられるため効率的です。
マンションのの大規模修繕時のグレードアップ工事に適したタイミング
グレードアップ工事に適したタイミングは、大規模修繕工事の2回目以降が目安です。
地震や台風などによる大きな被害がない場合、大規模修繕工事はおよそ12年ごとに実施していきます。
1回目の大規模修繕工事なら、グレードアップ工事を行わなくても大きな問題はないでしょう。
しかし、2回目以降の大規模修繕工事を行う頃には、建物だけでなく設備や機能も古くなっています。
古くなるとどうしても住みづらい環境になってしまうため、新しい入居者がなかなか見つからないこともあるでしょう。
そこで、2回目以降の大規模修繕工事のタイミングでグレードアップ工事を行い、設備や機能などを一新することで入居率のアップを図ります。
マンションで2回目以降の大規模修繕工事を実施するときは、グレードアップ工事の実施も検討してみましょう。
また使用する資材や工法によっては、12年よりも短かったり長かったりする周期での修繕工事を行う場合もあるため、それぞれの工事タイミングを把握しておく必要があるでしょう。
マンションの大規模修繕時のグレードアップ工事の種類
大規模修繕工事にあたって「どのようなグレードアップ工事をするかで迷っている」という方も多いでしょう。
グレードアップ工事を考えるうえで意識すべきポイントは「マンションの機能を高め、住みやすさを上げる」ことです。
現在のマンションに、どのような機能をプラスしたら住みやすさが上がるのかを考えてみましょう。
マンションの代表的なグレードアップ工事には、次のようなものがあります。
- 外壁の色やデザインを変更する
- 高齢者が暮らしやすいようバリアフリー化する
- 安全に暮らせるよう防犯対策を行う
- 二重窓の設置を設置して遮音性や遮熱性を高める
- 災害への備えとして耐震補強を行う
それぞれの概要について解説しますので、グレードアップ工事を考えるにあたっての参考にお役立てください。
外壁の色やデザインを変更する
大規模修繕工事では、外壁の塗装工事も行います。
外壁塗装を行う理由は、建物の安全性や耐久性を高められるためです。
さらに、建物の美観も高められるメリットもあります。
3回目以降の大規模修繕工事を実施する際には、外壁の色やデザインの変更も検討してみましょう。
外壁の色や使用するタイルを変えるだけでも、建物の印象を現代風に大きく変えることができます。
費用が大きくなる可能性はあるものの、おしゃれな外観にしたい場合には実績豊富な会社への相談がおすすめです。
高齢者が暮らしやすいようバリアフリー化する
グレードアップ工事をする場合、バリアフリー化もおすすめです。
日本では少子高齢化が進んでいます。
マンションの入居者も高齢化が進み、今後も増え続ける見込みです。
そこで、高齢者が安心して暮らせるように共有部分をバリアフリー化することで、建物の魅力を高められるでしょう。
具体的には、次のような工事が考えられます。
- 公道と敷地の段差をなくす
- スロープを設置する
- エントランスを自動ドアにする
- 手すりを設置する
- エレベーターを新設する
段差をなくしたりスロープを設置したりすると、転倒事故を防げます。
エントランスが開き戸方式なら、自動ドアにするのもよいでしょう。
また階段・廊下・非常口などに手すりを設置しておくと、高齢者が利用しやすくなります。
車椅子でも利用しやすいよう、エレベーターを新設する工事もおすすめです。
自治体によっては、バリアフリー化を支援する助成金や補助金制度もあります。
助成金・補助金が活用できないか、事前に確認してみましょう。
安全に暮らせるよう防犯対策を行う
マンションのグレードアップ工事なら、防犯対策も取り入れてみましょう。
かつては安全だとされていた日本ですが、近年は悪質な犯罪も増えています。
マンションに取り入れられる防犯対策は、次のようなものです。
- オートロックを導入する
- 防犯カメラを設置する
- 玄関ドアの鍵を交換する
古いマンションなら、オートロックを採用していないマンションも多いでしょう。
エントランスにオートロックを導入すると、防犯性を高められます。
防犯カメラは、エントランスだけでなくエレベーターホールや廊下にも設置しておくと安心です。
また、玄関ドアの鍵をシリンダー錠に変える方法もあります。
防犯対策によって、入居者にとって住みやすいマンションにすることが可能です。
ただし、防犯対策で活用できる助成金や補助金はありません。
そのため、予算に合わせて、どのような工事をするか検討してみる必要があります。
二重窓の設置を設置して遮音性や遮熱性を高める
近年はペアガラスが採用されていますが、古いマンションの多くでは単板ガラスが使われています。
窓に使われているのが単板ガラスの場合は、二重窓の設置も検討してみましょう。
なぜなら、二重窓の設置によって遮音性や遮熱性を高められるからです。
二重窓ではなくペアガラスにする方法もありますが、割高になってしまいます。
二重窓の種類は、室内に設置するタイプと室外に設置するタイプの2つです。
結露の防止や防犯にも役立つため、グレードアップを考えてみましょう。
災害への備えとして耐震補強を行う
マンションのグレードアップをするにあたっては、耐震補強工事も候補のひとつとして考えてみてください。
1981年以前に建築されたマンションでは、旧耐震基準が適用されている可能性があります。
新耐震基準を満たしていない場合は、安全性を高めるために耐震補強工事を検討してみましょう。
日本は地震が多く、いつどの地域で大きな地震が起きるかはわかりません。
新耐震基準のマンションは、震度6~7の揺れにも耐えられる構造となっています。
耐震性に優れたマンションなら、入居者にとって魅力的です。
また停電時への備えとして、太陽光発電システムを設置するという方法も考えられます。
耐震補強についても助成金や補助金制度が活用できる可能性があるため、確認してみましょう。
大規模修繕工事の新東亜工業はお客様満足度98%
お客様満足度98% ★★★★☆
新東亜工業が選ばれる理由
- 仲介業者を介さない工事で余分な外注費をカットできる
- 確かな品質と施工スピードが強み
- お客様満足度脅威の98%
- 個人宅以外にマンションなどの大規模修繕にも対応
\\中間マージン0だから他社より安い//
マンションのグレードアップ工事の相場
グレードアップを行うにあたって気になるのが、工事にかかる費用の相場です。
費用の相場は、どのような工事を行うかによって大きく変わってきます。
もともと外壁塗装を行う予定があり、色を変えるだけなら費用はそれほど変わらないでしょう。
そのほかの費用については、施工業者に見積もりを出してもらう必要があります。
グレードアップで注意しておきたいのが、バリアフリー化や耐震補強です。
自治体によっては、バリアフリー化や耐震補強で助成金や補助金を活用できることがあります。
ただし、決められた要件を満たさないと、助成や補助が受けられません。
どのような要件があるかを確認したうえで、施工業者に相談して工事を進めましょう。
50戸マンションを想定した場合のグレードアップ工事の全体費用と1戸あたりの費用
50戸マンションを想定した場合のグレードアップ工事の全体費用と1戸あたりの費用を以下の表にまとめました。
グレードアップ工事の種類 | 全体費用 | 1戸あたりの費用 |
---|---|---|
外壁塗装(色の変更のみ) | 1,000万円~3,000万円程度 | 20万円~60万円程度 |
バリアフリー化 | 500万円~2,000万円程度 | 10万円~40万円程度 |
耐震補強 | 1,000万円~5,000万円程度 | 20万円~100万円程度 |
設備の更新(電気、給排水、空調など) | 1,000万円~5,000万円程度 | 20万円~100万円程度 |
内装の改修(床、壁、天井など) | 1,000万円~3,000万円程度 | 20万円~60万円程度 |
セキュリティ強化(カメラ、入退室管理など) | 500万円~2,000万円程度 | 10万円~40万円程度 |
省エネ対策(LED照明、高効率設備など) | 500万円~2,000万円程度 | 10万円~40万円程度 |
- これらの費用は目安であり、実際の費用は建物の状況や工事内容によって大きく異なります。
- 1戸あたりの費用は、全体費用を50戸で割ることで算出しています。
- 正確な費用を把握するためには、施工業者による詳細な見積もりが必要です。
- グレードアップ工事を行う際は、費用対効果を考慮し、優先順位を決めることが重要です。
ただし、これらの費用は目安であり、実際の費用は建物の状況や工事内容によって大きく異なります。
正確な費用を把握するためには、施工業者による詳細な見積もりが必要です。
また、グレードアップ工事を行う際は、費用対効果を考慮し、優先順位を決めることが重要です。
マンションのグレードアップ工事についてのまとめ
マンションでグレードアップ工事を行うことにには、次のようなメリットや注意点があります。
- 大規模修繕工事では下地補修工事、タイル補修工事、外壁塗装工事などを行う
- グレードアップ工事を実施すると、マンションの入居率向上につながる可能性がある
- セットでの実施だと足場の設置が1回で済み、効率的で費用も抑えられる
- グレードアップ工事は、2回目以降の大規模修繕工事で検討するのがおすすめ
- 工事には外壁デザインの変更やバリアフリー化などをはじめ、さまざまな種類がある
- グレードアップ工事の種類によっては、自治体による助成金や補助金が活用できる
マンションで2回目以降の大規模修繕工事を実施するなら、そのタイミングでグレードアップ工事も検討してみましょう。
グレードアップ工事で機能を追加することで、マンションの入居率を向上させられる可能性もあります。
大規模修繕工事とセットでの実施なら、何度も足場を組む必要がなく効率的です。
また、足場ぶんの費用を抑えられることから、グレードアップ工事を同時に実施するメリットは大きいと言えるでしょう。
バリアフリー化や耐震補強など、グレードアップ工事の種類はさまざまです。
工事の種類によっては自治体による助成金や補助金が活用できるため、ぜひ実施を検討してみましょう。
大規模修繕は新東亜工業がおすすめ!
中間マージン0だから他社より安い費用で工事が可能
※中間マージン=仲介手数料
- 大規模修繕工事
- 解体工事
- 防水工事
- 外壁塗装
- 屋根工事
- シーリング工事
- 長尺シート工事
- 下地補修工事
- 足場工事
- タイル工事
- 洗浄工事
- 電気、水道、外溝工事等
大きな強みは「自社で完結」
施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。
ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。