- 躯体って建物のどの部分を指すの?
- ヘアークラックなどの劣化が起こったらどうなるの?修繕工事についても知りたい!
マンションの大規模修繕における躯体補修工事は、建物の安全性と耐久性を保つ上で重要な役割を果たしています。
躯体はマンションを支える中心部分であり、外壁や床などの主要な構造要素を含んでいます。
しかし、一般の住民にとっては見えにくい部分でもあり、その役割や特徴について十分に理解されていないことがあります。
躯体補修工事には様々な施工内容があり、例えばコンクリートの補修や補強・鉄筋の交換などが含まれます。
劣化の種類もさまざまで、ヘアークラック・構造クラック・コンクリート爆裂などが挙げられます。
これらの劣化は目に見えにくいため、定期的な点検や補修が不可欠です。
そこで本記事では、躯体の役割や劣化の種類・そして躯体補修工事の施工内容について詳しく解説します。
建物の安全性や耐久性を維持するために、躯体の健全性を保つための知識を身につけましょう。
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目次
建物の躯体とは
建物の安定性と耐久性を支える肝要な構成要素として、躯体という部位が挙げられます。
マンションの安全性を確保するには、この躯体部分の適切な管理と定期的な補修や修繕が欠かせません。
それでは、具体的に建物の躯体がどのような部分を指すのか、その特徴や役割について詳しく見ていきましょう。
躯体とはマンションの骨組み
建物の躯体は、地震や建物の自重などの外部からの負荷に耐えるための骨組みとして機能します。
木造・ブロック造・鉄筋造・鉄筋コンクリート造など、さまざまな建築様式において躯体は不可欠です。
躯体に含まれる部分とは?
躯体には建物の基盤となる重要な要素が含まれており、基盤・柱・梁・床、壁などがこれに該当します。
基盤はコンクリートで構成され、建物の安定性を確保します。
柱や梁は建物全体の荷重を支え、地震や自然災害に対する耐性を高めます。
壁は耐力壁として機能し、建物全体を支える部位です。
また、床は建物の重みや生活の負荷を分散させる役割を果たします。
このように、躯体は建物の安定性や耐久性を確保するための重要な構造要素であり、住民の安全と快適な生活を支える役割を果たしています。
建物の躯体は、マンションの安全性を確保するうえで不可欠です。
躯体補修工事とは
マンションの安定性と耐久性を保つために欠かせないのが躯体補修工事です。
躯体補修工事とは、建物を支える重要な部分である躯体の補修を指します。
壁・柱・床・天井・梁などが躯体に分類され、修繕工事の大半を占めます。
躯体補修工事は修繕内容が多岐にわたるため、通常は大規模な修繕工事と同時に実施されることが一般的です。
外壁の補修は塗装工事の前に行われ、ひび割れやコンクリート内部の劣化を修復し、外観の美観と耐久性を向上させることを目的としています。
躯体の状態によって修繕内容が異なるため、躯体補修工事には専門知識と豊富な経験が求められます。
マンションの躯体補修工事は、住民の安全と快適な生活を確保するうえで極めて重要です。
この作業には専門家の手が必要であり、それがマンションの価値と住環境を保つための鍵となるでしょう。
躯体に起きる劣化の種類
建物の設備は耐用年数が定められており、時間の経過とともに劣化が進行します。
この劣化状態は、使用状況によっても影響を受けます。
そのため、定期的な大規模修繕が必要であり、マンションの安全性を確保するために欠かせません。
躯体は建物構造の一部であり、建物の安定性を確保するうえで極めて重要な役割を果たします。
したがって、躯体の定期的な修繕や補修が不可欠です。
躯体が劣化した場合、具体的にどのような問題が発生するのでしょうか。
以下では、躯体に起きる劣化の種類について詳しく見ていきます。
外壁の劣化
外壁は建物を支える躯体の一部であり、劣化によりひび割れが生じることがあります。
このひび割れが放置されると、雨や水が内部構造に浸入し、建物全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
外壁は雨風をはじめ、地震や建物の重量を支えるための部分でもあります。
そのため、大規模修繕工事においてひび割れのチェックと修繕が行われます。
土台の劣化
土台はマンションを支えるための重要な構成要素であり、躯体の一部です。
コンクリート製の土台も、経年劣化によりひび割れや欠損が発生することがあります。
これによって雨水が侵入して内部が膨張して爆裂するリスクが生じますので、定期的な点検と修繕が必要です。
欠損部を放置すると、コンクリート片が落下して重大な事故を引き起こす可能性があります。
タイルの劣化
外壁のタイルはコンクリート下地に取り付けられていますが、下地部分の劣化によって剥がれや欠損が生じることがあります。
地震や振動などの影響を受けやすく、大規模修繕工事においてタイルの状態を調査し、浮きや欠損部分を修復する必要があります。
欠損したタイルからの雨水の侵入はカビの発生を促し、建物の美観にも影響を与える可能性があります。
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マンション大規模修繕における躯体補修の作業範囲と内容
マンションの大規模修繕では、躯体部分の補修が大きな割合を占めています。
これは、建物を地震や振動から守り、住民が安全に生活できるようにするために不可欠な作業です。
躯体補修工事が具体的にどのような内容で進められるのか、詳しく見ていきましょう。
躯体補修の作業範囲
建物を支える躯体は、建物の安全性を保つ上で極めて重要な役割を果たしています。
耐震性や寿命にも関わるため、定期的な修繕が欠かせません。
一般的には、約10~15年ごとに躯体補修を行うことが推奨されています。
主な工事範囲は以下の7つに分類されます。
- 外壁
- 屋上
- 共用廊下
- 階段
- バルコニー
- 鉄部
- 設備機器
躯体補修工事の流れ
大規模修繕工事の中でも特に重要な躯体補修工事は、主に3つの段階に分けて実施されます。
- 補修箇所の調査
- 補修箇所のマーキング
- 必要箇所の補修
躯体補修工事では、下地や土台の劣化具合を確認するための打診調査が行われます。
必要に応じて、修繕が必要な箇所にマーキングが施され、その後、状態に応じた補修や修繕が行われます。
躯体に起こる劣化別の修繕方法
躯体に起こる劣化別の修繕方法について、より詳細に見ていきましょう。
マンションのような建物の土台である躯体は、年数が進むごとに劣化していきます。
劣化を放置すると建物自体の安全性が低下し、重大な事故につながる可能性があるため、躯体補修工事は重要な工事です。
躯体修繕は劣化の種類によって修繕方法が異なりますので、以下では劣化別に修繕方法について詳しく見ていきます。
ヘアークラック
躯体の材料とされるコンクリートの劣化で多いのは、ひび割れです。
ヘアークラックとは、幅0.2mm以下のひび割れを指します。
建物全体への影響度は少ないものの、放置すると大きなひび割れとなり、安全性を低下させてしまう可能性があります。
大きく深いクラックになる前に、セメント材を使って修繕します。
構造クラック
構造クラックとは、幅0.3mmを超えるひび割れのことを指します。
コンクリート造の建物内部には鉄筋や鉄骨が含まれていますが、ひび割れから雨水が浸水することで内部へ侵入し、鉄部に深刻な影響を与えてしまうのです。
建物の構造に影響を与えるひび割れに分類されるため、構造クラックと呼ばれています。
構造クラックの場合、コンクリート内部の劣化が深刻化している可能性があるため、Uカットシーリングと呼ばれる方法で修繕します。
コンクリート爆裂
コンクリート爆裂とは、クラックにより内部構造に雨水が侵入し、鉄部が膨張することでコンクリートが欠損している状態を指します。
この状況になると土台の強度が低下し、建物の寿命にも大きな影響を及ぼすでしょう。
また、コンクリートの落下による事故にもつながるため、非常に危険です。
コンクリート爆裂が起きた場合、以下の手順で補修工事を行います。
- 鉄筋のサビ落とし
- 防サビ処理
- ポリマーセメントモルタルや樹脂モルタルで埋め戻し
- 成形
- 乾燥養生
これらの劣化別の修繕方法を適切に行うことで、建物の安全性を確保し、住民の安心・安全な生活環境を守ることができます。
まとめ
以下はこの記事のまとめです。
- マンション大規模修繕における躯体補修工事は、建物の安全性と耐久性を保つために不可欠であり、劣化した躯体部分の修繕や補強を行う。
- 躯体補修工事には、外壁や土台などの躯体の構成要素の劣化に対応するさまざまな施工内容が含まれる。
- 躯体の劣化の種類には、ヘアークラックや構造クラック、コンクリート爆裂などがあり、これらは定期的な点検と補修が必要である。
- 躯体補修工事は、建物の外壁や土台などの重要な部分を補修し、マンション全体の安全性を確保する役割を果たす。
- 躯体補修工事の流れは、補修箇所の調査、補修箇所のマーキング、必要箇所の補修などの段階を経て行われる。
- 躯体に起きる劣化別の修繕方法には、ヘアークラックのセメント材による修繕、構造クラックのUカットシーリングによる修繕、コンクリート爆裂の鉄筋のサビ落としと埋め戻しなどがある。
躯体補修工事の重要性・劣化の種類や修繕方法などについて、解説しました。
マンションの躯体補修工事は、建物の安全性と耐久性を保つうえで重要な作業です。
住民の協力と定期的な点検は、安全な住環境を維持するために欠かせません。
またより良い住環境の整備を第一に考えながら、修繕工事に向き合うことが大切です。
お困りの際は、専門家のアドバイスを受けながら、より良い住環境の実現に向けて取り組んでいきましょう。
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