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オフィスビルの大規模修繕工事にかかる費用

オフィスビル大規模修繕工事の費用相場や目安は?マンション・ビル修繕費の削減方法・工事周期を解説

・オフィスビルにおける小規模・中規模・大規模修繕工事の目的や内容を詳しく知りたい!

・費用相場と費用削減方法も教えて!

オフィスビルの大規模修繕は、建物の価値や機能を維持するために必要な工事です。

しかし費用が高額になることが多く、オーナーや管理者にとっては悩ましい課題でもあります。

初めて行う方は、どのくらい費用がかかるのか、工事にはどのくらいの期間を要するのかなどわからないことも多いでしょう。

わからないまま進めると、施工業者やビルの利用者などとトラブルになる恐れがあります。

そのため、事前に最低限の知識や情報を収集しておくことが大切です。

そこでこの記事では、オフィスビルの大規模修繕にかかる費用の目安について解説します。

また、費用を削減する方法や工事の流れ・周期なども詳細に解説していますので、ビルの大規模修繕を計画する際に参考にしてください。

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目次

オフィスビルに大規模修繕工事を行う目的

オフィスビルの大規模修繕とは、建物の老朽化や劣化に対して一定周期で計画的に行われる、大規模な改修・補修工事のことです。屋上や外壁の防水処理、外装・共用部の塗装、給排水設備や空調設備の更新など、ビル全体に関わる工事が対象となります。

このような修繕は、以下のような目的のために実施されます。

【1】建物の安全性と耐久性の維持

年月とともに進行する外壁や設備の劣化を放置すると、漏水・落下物・設備故障などのリスクが高まり、入居者や利用者の安全を脅かす可能性があります。定期的な修繕により、建物の構造的な安定性を保つことができます。

【2】資産価値の維持・向上

外観の美しさや設備の機能性は、テナントの満足度や入居率に直結します。大規模修繕を行うことで建物の印象を刷新し、資産としての価値を保つことが可能です。

【3】法的な維持管理義務への対応

一定規模以上のビルは、建築基準法や消防法に基づく点検・改修義務があります。大規模修繕は、これらの法令に対応するための重要な手段でもあります。

オフィスビルの修繕は、長期的な経営戦略の一部として捉えることが重要です。テナントの信頼を得て収益性を確保するためにも、計画的なメンテナンスと修繕は不可欠な取り組みといえるでしょう。

オフィスビル大規模修繕の主な工事内容|小規模・中規模修繕についても解説

オフィスビルの大規模修繕では、建物の機能維持・安全性確保・美観回復を目的として、複数の分野にわたる工事が行われます。以下に、代表的な工事項目とその内容を解説します。

【1】外壁補修・塗装工事

外壁のひび割れや浮き、タイルの剥離などを補修し、建物の耐久性と美観を回復させる工事です。下地補修→洗浄→塗装仕上げの工程を経て、紫外線や雨風から外壁を保護します。

【2】屋上・バルコニーの防水工事

屋上やルーフバルコニーの防水層が劣化すると雨漏りの原因になるため、定期的な再施工が必要です。ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水など、用途や環境に合わせた工法が選ばれます。

【3】共用部の改修(エントランス・廊下・階段)

ビルの第一印象に関わるエントランスや、日常的に使用される廊下・階段などの床材・壁材・照明の更新や補修を行います。安全性と快適性を兼ね備えた空間づくりが求められます。

【4】給排水設備の更新・修繕

老朽化した配管やポンプ、貯水槽などの給排水設備は、衛生面とトラブル防止の観点から定期的な更新が必要です。見えない部分だからこそ、計画的なメンテナンスが重要です。

【5】空調・電気設備の更新

空調機器や照明設備は、エネルギー効率と快適性の両立が求められる重要設備です。老朽化に伴う交換のほか、省エネ型への切り替えによってランニングコスト削減も期待できます。

【6】防災・避難設備の点検・改修

火災報知器、誘導灯、非常階段、消火器といった防災設備も、法令に基づいた点検・交換が必要な対象です。安全性を確保するため、定期的な整備は欠かせません。

大規模修繕工事では、これらの項目を建物全体の状況に応じて組み合わせ、総合的に実施することが一般的です。入居者の安全・快適性、そして資産価値の維持のために、早めの対応と計画的な実施が求められます。

工事内容目的・役割
外壁補修・塗装工事外壁のひび割れや剥離を補修し、美観と防水性能を維持する。建物の寿命延長に貢献。
屋上・バルコニーの防水工事雨水の侵入を防ぎ、雨漏りや構造体の劣化を防止。建物の耐水性と安全性を確保。
共用部の改修(廊下・階段・エントランスなど)床・壁・照明の更新を行い、テナントの快適性と安全性を向上。建物の印象改善にも寄与。
給排水設備の更新・修繕配管やポンプ類の劣化による水漏れ・衛生トラブルを予防。長期的な設備安定運用を実現。
空調・電気設備の更新快適な室内環境の維持と省エネ化を推進。老朽設備の交換によるトラブル防止とランニングコスト削減。
防災・避難設備の点検・改修消防法等に基づく防災機能の維持。入居者の安全を守るための必須対応。

大規模修繕の注意点
  • 修繕時期を適切に設定する
  • 必要な工事内容を明確にする
  • 費用を適切に見積もる
  • 工事期間中のテナントへの影響を最小限に抑える

大規模修繕は、ビルの長期的な価値を維持するために必要な投資です。計画的に工事を実施することで、ビルの安全性と機能性を高め、テナントの満足度を向上させることができます。

オフィスビルの中規模修繕について

オフィスビルの中規模修繕は、ビルの部分的な工事や設備の改善を行う工事です。一般的に5~7年に一度の周期で行われ、ビルの耐久性や利便性を向上させるほか、テナントの満足度や入居率を高めることを目的としています。

以下の表は、中規模修繕の主な工事内容と、その目的をまとめたものです。

工事内容目的
内装のリニューアル・ビルの美観を向上させる
・テナントの満足度を高める
床材の張替え・床の耐久性を高める
・美観を維持する
窓ガラスの交換・断熱性や遮音性を向上させる
・省エネ効果を高める
防音対策・テナントの快適性を向上させる
・ビルの価値を高める
配管や電気設備の補修・設備の性能を維持する
・トラブルを未然に防止する

中規模修繕では、内装のリニューアルや床材の張替えによってビルの美観を向上させ、テナントの満足度を高めます。

窓ガラスの交換や防音対策によって、テナントの快適性を向上させるとともに、ビルの価値を高めることができ、配管や電気設備の補修によって、設備の性能を維持し、トラブルを未然に防止することができます。

中規模修繕の費用は、工事内容や建物の規模によって異なりますが、一般的に数百万円から数千万円程度です

工事期間は、工事内容によって異なりますが、数週間から数ヶ月程度が一般的です。

中規模修繕を計画する際は、以下の点に注意が必要です。

中規模修繕の注意点
  • テナントのニーズを把握する
  • 優先順位を明確にする
  • 費用対効果を検討する
  • 工事期間中のテナントへの影響を最小限に抑える

中規模修繕は、大規模修繕ほどの費用と時間はかかりませんが、ビルの価値を維持・向上させるために重要な工事です。

定期的に中規模修繕を実施することで、ビルの競争力を高め、テナントの満足度を向上させることができます。

オフィスビルの小規模修繕について

オフィスビルの小規模修繕は、日常的なメンテナンスや修理作業、雨漏りにつながる破損・劣化箇所の補修作業を指します。

大規模修繕や中規模修繕とは異なり、ビルの管理者や利用者が行うケースが多いです。

以下の表は、小規模修繕の主な作業内容と、その目的をまとめたものです。

作業内容目的
清掃・ビルの衛生状態を維持する
・美観を保つ
消耗品の補充・設備の機能を維持する
・利用者の利便性を確保する
ドアノブや水栓の調整・設備の不具合を防止する
・利用者の快適性を維持する
電球や蛍光灯の交換・適切な照明環境を維持する
・利用者の安全性を確保する
破損した外壁の修繕・建物の外観を維持する
・雨漏りなどの被害を防止する
雨漏りの対処・建物の機能性を維持する
・利用者の快適性を確保する

小規模修繕の作業頻度は、作業内容によって異なります。

清掃や消耗品の補充は毎日から週に数回程度、ドアノブや水栓の調整は月に数回程度、電球や蛍光灯の交換は数ヶ月に一度程度が目安です。

破損した外壁の修繕や雨漏りの対処は、必要に応じて随時行います。

小規模修繕は、ビルの故障やトラブルを防ぐだけでなく、快適性や安心感も提供します。また、小規模修繕を通じて、大規模修繕や中規模修繕の必要性や時期を把握することができます。

小規模修繕を効果的に行うためには、以下の点に注意が必要です。

小規模修繕の注意点
  • 定期的に点検を行う
  • 利用者からの要望や不具合報告に迅速に対応する
  • 修繕履歴を記録し、データを蓄積する
  • 必要に応じて専門業者に相談する

小規模修繕は、ビルの価値を維持するために欠かせない作業です。

適切な小規模修繕を行うことで、利用者の満足度を高め、ビルの競争力を維持することができます。

オフィスビルの大規模修繕工事修繕費用の目安を紹介

オフィスビルの大規模修繕にかかる費用は、建物の規模や修繕箇所、資材のグレードなどによって異なりますが、おおよその相場は数千万前後と高額です。

ただし、これはあくまでも目安であり、実際の費用は建物の状況によって前後します。

以下の表は、オフィスビルの主な修繕項目について、修繕周期、工事内容、および費用の目安をまとめたものです。

修繕項目修繕周期工事内容費用目安
屋上防水10~15年シート防水、塗膜防水、断熱工事など約500万円~1,500万円
外壁塗装12~15年塗装の剥離、下地補修、塗装工事など約800万円~2,000万円
給排水設備7~10年給水管・排水管の更新、ポンプ類の交換など約1,000万円~2,500万円
電気設備15~25年受変電設備の更新、幹線・動力設備の更新など約1,500万円~3,000万円
空調設備10~15年熱源機器の更新、空調機の更新など約2,000万円~4,000万円
エレベーター25~30年ロープ、巻上機、制御盤などの更新約1,000万円~2,000万円/基
グレードアップ工事20〜30年省エネ化、バリアフリー化、セキュリティ強化など約1,000万円~5,000万円
注意点
  • 修繕周期は、建物の使用状況や環境条件によって異なります。
  • 費用目安は、延床面積が1,000坪から3,000坪程度のオフィスビルの単価を想定しています。
  • 工事内容は、建物の状況や修繕方針によって異なります。
  • 大規模修繕工事を行う際は、専門家による詳細な調査と見積もりが必要です。
  • レードアップ工事は、建物の機能向上や付加価値の創出を目的とした工事であり、修繕周期は設定されていません。

オフィスビルの大規模修繕は、建物の機能性と安全性を維持するために必要な投資です。

修繕周期と費用を考慮しながら、計画的に工事を実施することで、建物の資産価値を高め、テナントの満足度を向上させることができます。

グレードアップ工事を組み合わせることで、建物の競争力を高め、省エネ性能やバリアフリー性能を向上させることができます。

ただし、工事の内容や費用は建物ごとに異なるため、専門家による適切な判断が重要です。

オフィスビルの大規模修繕にかかる費用相場と影響要因について

オフィスビルの大規模修繕にかかる費用は、建物の規模・築年数・工事範囲などによって大きく異なります。おおよその目安としては、延床面積1㎡あたり1万〜2万円程度が相場とされています。たとえば、延床5,000㎡の中規模ビルでは5,000万〜1億円前後の修繕費が想定されます。

ただし、実際の費用は以下のような要因によって上下するため、計画時には注意が必要です。

【主な費用に影響する要因】

  • 建物の築年数と劣化状況
     築年数が古く、劣化が進んでいる場合は補修範囲が広くなり、費用も高額になります。
  • 施工範囲と工事項目の数
     外壁・屋上・給排水・空調・共用部など、対象範囲が広がるほど当然コストは増加します。
  • 設備のグレードと材料の選定
     使用する塗料や防水材、空調機器のグレードによっても金額に差が出ます。省エネ性能の高い設備は初期費用が高くなる傾向にありますが、長期的にはランニングコスト削減が期待できます
  • 仮設工事やテナント対応の必要性
     足場設置や養生、工事時間の制限などテナント対応に配慮した計画は追加コストの原因となりますが、入居者満足度を維持するためには不可欠です。

大規模修繕は一度に数千万〜億単位の支出になるため、事前の建物診断と複数業者による見積もり比較が非常に重要です。長期修繕計画を立て、必要な費用を分割して積み立てるなど、計画的な資金管理を行うことが成功の鍵となります。

オフィスビルに大規模修繕工事を行う周期

オフィスビルの大規模修繕は、建物の資産価値を維持し、長期にわたり安全・快適な環境を提供するために計画的かつ周期的な実施が不可欠です。ここでは、修繕工事を行う適切なタイミングと、計画を立てる際に押さえておくべきポイントを解説します。

一般的な大規模修繕の周期

大規模修繕の周期は、建物の構造や使用環境によって異なりますが、目安としては12〜15年に一度が一般的です。

  • 築12〜15年:第1回目の大規模修繕(外壁・屋上防水・共用部補修)
  • 築30年前後:2回目以降は設備更新なども含めた広範な工事が必要

なお、立地環境(沿岸部・都市部・寒冷地)や日照・雨風の影響が強い地域では、周期が短くなるケースもあります

修繕計画を立てる際のポイント

  1. 定期的な建物診断を実施する
     最低でも5年に1度、専門業者による劣化診断を受けておくことで、修繕の必要性を早期に把握できます。
  2. 長期修繕計画を策定する
     今後30〜40年を見据えた長期計画を作成し、必要な修繕時期と費用の目安を明文化しておくと安心です。
  3. 積立金や予算の管理を徹底する
     大規模な修繕費用に備え、毎年の積立金を確保することで、急な出費を回避できます。
  4. テナント・管理会社との連携も視野に入れる
     テナントの入退去や業務影響を考慮し、工事時期や内容について関係者と調整を行うことが大切です。

修繕周期を逃すと、建物の劣化が急速に進み、後の工事費用が膨らんだり、テナント満足度の低下を招いたりする恐れがあります。早めに計画を立てておくことが、リスクを抑えた賢いビル運用につながります。

ビルの大規模修繕工事に向けた修繕積立金のメリット

修繕費用が高額になると、一括で用意するのは大変です。

資金調達に時間がかかると、ビルの安全性や利用者の満足度が低下する恐れがあるため、計画的に積み立てるのが重要です。

修繕費用を積み立てることにより、以下のようなメリットがあります。

突然の修繕にも対応できる

ビルは計画的にメンテナンスや修繕を行うのが望ましいですが、予期せぬ事故や災害などで急遽工事が必要な場合もあります。

そのような場合に備えて修繕費用を積み立てておくことで、資金面での不安を軽減できます。

また、修繕工事の発注や業者の選定にも余裕を持てるでしょう。

建物の性能を向上させる工事ができる

大規模修繕は建物の老朽化や劣化を防ぐだけでなく、性能や機能を向上させる機会でもあります。

しかし修繕費用に余裕がなければ、必要最低限の工事しかできません。

修繕費用を積み立てておくことにより、建物の価値や魅力を高める工事が可能です。

修繕費用が不足した場合の解決策

修繕費を積み立てていても、思うように集まらないこともあるでしょう。

そのような場合は、以下の方法で解決できる可能性があります。

工事内容の見直しをする

工事内容によって、費用は大きく変わります。

建物の安全性や耐久性に関わる最低限必要な工事は必須ですが、見た目や快適性に関わる工事は緊急を要しません。

修繕費が不足した場合は、今すぐ必要な工事以外を省きましょう。

とはいえ建物の見た目や快適性も重要なため、資金に余裕ができたら工事を行うのがおすすめです。

また施工業者と相談して、工法や材料を変更することでコストを抑える方法がないか探してみましょう。

補助金を活用する

補助金とは、国や自治体などが特定の目的や条件に沿って支給するお金のことです。

補助金を受けるには申請や審査が必要ですが、一定の割合で修繕費を補填してもらえる可能性があります。

国や自治体のホームページや窓口で条件に該当するか確認し、必要な手続きを行いましょう。

金融機関から融資を受ける

修繕費が不足した場合、銀行や信用金庫などの金融機関から融資を受けられる可能性があります。

融資を受けるには返済能力や信用度などが審査され、利息や手数料なども発生します。

一時的に借りるお金であるため、計画的に返済していかなければなりません。

そのため、将来的に負担が増えることになる点に注意が必要です。

融資を受ける前に金融機関としっかりと話し合い、返済計画や条件などを確認しておきましょう。

大規模修繕工事の費用を抑えるポイント

大規模修繕には多くの時間と費用がかかります。

以下のポイントを押さえることで、コストを削減できる可能性があります。

複数の業者から見積もりをとる

同じ工事内容でも、業者によって見積もり金額が大きく異なる場合があります。

工事の品質・スケジュール・アフターサービスなども業者ごとに違います。

そこで、コストを抑えるためには相見積もりをとるのが重要です。

工事の内容・仕様・工期・保証期間などを明確にし、業者の実績・信頼性・口コミなども参考にしましょう。

無足場工法を利用する

無足場工法とは、足場を設置せずに屋上から作業員を吊るして工事を行う方法です。

足場の設置には多くの時間と費用がかかるため、無足場工法を利用することによってコストの削減につながります。

ただし、建物の形状や構造によっては不可能な場合があるため、事前に確認が必要です。

早期対処を心がける

一般的に、建物の状態が悪化するほど修繕費用は高額になります。

大がかりな工事が必要になると工事費用や工期が増加するため、状態が悪化する前に早期に修繕するのが望ましいです。

定期的に建物の点検や診断を行い、必要な時に必要な工事を行うように心がけましょう。

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オフィスビルの修繕工事の流れと必要な期間

ビル修繕は以下の流れで行います。

  1. STEP

    施工業者への問い合わせ

    ビル修繕を行う施工業者に問い合わせをして、ビルの規模・築年数・修繕の目的・予算などを伝えます。

  2. STEP

    事前調査

    ビルの現状を把握するために、施工業者がビルの構造・設備・劣化状況などを詳細に調べます。
    この結果に基づいて、修繕の必要性・優先度・方法などを検討します。

  3. STEP

    見積もり作成

    見積もりには、修繕の内容・工期・費用などが明記されます。
    複数の業者から見積もりをとると、比較検討できます。

  4. STEP

    工事説明会

    工事説明会では、工事の詳細な計画・スケジュール・安全対策などを確認します。
    ビルの利用者や近隣住民にも、工事の内容や影響などを周知しておきましょう。

  5. STEP

    契約・工事の打ち合わせ

    工事説明会で合意したら施工業者と契約を結びます。
    契約後は、施工業者と定期的に工事の進捗や品質などの打ち合わせを行います。

  6. STEP

    施工

    打ち合わせの内容に沿って施工を行います。
    工事期間中も業者と連絡を取り合い、進捗を確認しましょう。

  7. STEP

    工事完了・引き渡し

    施工が完了したら引き渡しを行い、修繕の結果や保証書などを受け取ります。

ビル修繕にかかる期間は工事の規模や内容によって異なりますが、事前調査から工事完了までに1~2年ほどかかります。

また施工自体は、2ヶ月~1年ほどかかるケースが多いです。

オフィスビルではテナントへの影響を最小限に抑えるための工事計画を

オフィスビルの大規模修繕工事は、建物の維持管理に不可欠ですが、工事期間中の騒音や振動、動線の制限がテナントの業務に影響を与える可能性があります。ビルの価値を維持しながら、テナントからの信頼を損なわないためには、影響を最小限に抑えた工事計画の立案が重要です

1. 事前説明と情報共有の徹底

まず大切なのは、修繕工事の内容や期間、影響範囲について、テナントに対して早期に丁寧な説明を行うことです。書面通知に加えて説明会を実施し、工事スケジュールや音の出る作業の時間帯などを共有することで、不安や不満の軽減につながります。

2. 工事スケジュールの調整

可能であれば、テナントの業務時間帯を避けて作業を実施するようスケジュールを工夫します。騒音が大きい作業は早朝・夜間・休日に回すなど、柔軟な対応が求められます。また、工期が長くなる場合は、フロアやゾーンごとに分割して段階的に工事を進める方法も有効です。

3. 養生・動線確保・安全対策

共用部の工事では、仮囲いや養生を丁寧に行い、通行ルートや避難経路を確保することが必要です。視認性の高い案内表示を設置し、安全でストレスのない動線づくりを意識しましょう。

4. クレーム対応窓口の設置

工事中に発生する可能性のある苦情や要望に迅速に対応できるよう、専用の問い合わせ窓口や担当者を明確にしておくことも重要です。問い合わせに対するスピードと丁寧さは、テナントとの信頼関係を大きく左右します。

テナントに配慮した修繕工事を実現することで、退去リスクの軽減や、長期的な入居継続にもつながります。修繕はビル全体の価値向上とともに、テナント満足度を高める絶好の機会と捉え、慎重かつ丁寧な計画を立てましょう。

オフィスビルの大規模修繕を行う際の注意点

ビルの大規模修繕は大掛かりな工事になるため、安心安全に行うために注意しなければならないことがあります。

近隣住民に挨拶をする

工事期間中に騒音・振動・塵などで、近隣住民に迷惑をかける可能性もあります。

そのため、工事前には近隣住民に挨拶をしたうえで、工事の目的・期間・時間などを伝えておくことが大切です。

また、工事中は工事現場の整理整頓や防音対策などを徹底し、近隣住民とのトラブルを防ぎましょう。

費用だけで業者を選ばない

ビルの大規模修繕は、建物の価値や安全性に直結する重要な工事のため、費用だけで業者を選ぶのは危険です。

安いという理由だけで業者を選ぶと、工事後に不具合やトラブルが発生する可能性が高まります。

信頼できる業者を選ぶためには、実績・評判・資格・保険などを確認しましょう。

見積もりは、複数の業者から取り寄せて比較検討するのが望ましいです。

ビルの入居者やテナントに工事の情報を伝える

ビルの大規模修繕は、入居者やテナントにも影響を与えます。

工事期間中はエレベーターや水道などの設備が一時的に停止したり、通行や駐車が制限されたりする場合があります。

トラブルを防ぐために、工事前には入居者やテナントに工事の内容・スケジュール・注意事項などを詳しく伝えることが重要です。

工事中に定期的に進捗状況や変更点などを報告し、入居者やテナントとのコミュニケーションを図ることで安心感が高まります。

オフィスビルの大規模修繕を行う業者の選び方

大規模修繕は建物の安全性や快適性に影響するため、信頼できる業者を選ぶ必要があります。
業者を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。

施工実績が豊富

ビルの大規模修繕は一般的な住宅の修繕とは異なり、さまざまな専門知識や技術が必要です。

施工実績が豊富な業者であれば、ビルの種類や構造に応じた最適な修繕方法を提案してもらえるでしょう。

保証内容が充実している

大規模修繕は高額な費用がかかるだけでなく、長期間にわたってビルの安全や機能を保つためのものです。

保証内容が充実している業者は、施工後に発生する可能性のある不具合や欠陥に対して迅速に修理や補償を行ってくれます。

見積書や説明が丁寧でわかりやすい

見積書の内容は、複雑で専門的な内容を含むことが多いです。

理解できないまま施工を依頼すると、トラブルに発展する恐れがあります。

丁寧かつわかりやすい見積書の作成や説明を行ってくれる業者は、信頼性が高いと言えるでしょう。

まとめ

ビルの大規模修繕を行うにあたっては、以下の内容を押さえておきましょう。

  • 大規模修繕費用の目安は2,500万〜3,500万円
  • 施工前に近隣挨拶を行い、業者選定は費用以外にも実績や信頼性を確認する
  • 修繕費用を積み立てることで、突発的修繕への対応や建物性能の向上が可能
  • 修繕費が不足した際は工事内容の見直し・補助金の活用・融資の利用を検討する
  • コスト抑えるには、複数業者の見積もり・無足場工法の利用・早期対処が有効
  • 大規模修繕は、利用者の安全確保・美観回復・資産価値の向上が目的
  • 修繕工事は準備段階を含めると1〜2年かかる
  • 修繕工事は規模によって3種類に分類され、計画的かつ必要な工事を実施する
  • 業者選びのポイントは、施工実績・充実保証・明瞭な見積書と説明が信頼性の指標になる

これらの内容を参考に、スムーズな大規模修繕を進めてくださいね。

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中間マージン=仲介手数料

  • 大規模修繕工事
  • 解体工事
  • 防水工事
  • 外壁塗装
  • 屋根工事
  • シーリング工事
  • 長尺シート工事
  • 下地補修工事
  • 足場工事
  • タイル工事
  • 洗浄工事
  • 電気、水道、外溝工事等

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