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屋根塗装は意味ない?無駄と思われがちな理由と必要なケース・効果を完全解説

「屋根塗装って本当に必要なの?やっても意味がないんじゃないか?」そう考えている方は意外と多く、ネットや口コミでも「すぐに剥がれる」「どうせ雨漏りは止まらない」といった否定的な意見を目にすることがあります。

確かに、すべての家に屋根塗装が必要というわけではありません。屋根の種類や築年数、使用している屋根材、劣化状態などによって、最適なメンテナンス方法は異なります。しかし、正しく行われた屋根塗装は建物の寿命を延ばし、光熱費の削減、美観の維持など、さまざまなメリットをもたらします。

この記事では、「屋根塗装は意味がない」と言われる背景を明らかにしつつ、屋根塗装が本当に必要かどうかを見極めるための基準や、塗装の効果を最大限に活かすためのポイントを詳しく解説していきます。

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屋根塗装は意味ない?そう思われがちな理由とは

「屋根塗装はすぐに剥がれる」「塗っても雨漏りは止まらない」など、屋根塗装に対する否定的な意見を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実際にそう思われる理由には、過去のトラブルや誤解、施工ミスなどが関係しています。この章では、なぜ屋根塗装が「意味ない」と思われてしまうのか、その主な理由を整理して解説します。

塗ってもすぐ剥がれるという誤解

屋根塗装が「意味がない」と思われる最大の理由のひとつが「すぐに剥がれてしまう」というイメージです。しかしこれは、塗料選びや下地処理、施工方法に問題があった場合によく見られるトラブルです。適切な下地処理を行い、屋根材に合った塗料を使って、気候や環境に配慮した施工を行えば、10年以上塗膜が持続することも十分に可能です。

塗装では雨漏りを止められないという情報

屋根塗装は防水性の向上を目的としていますが、すでに雨漏りしている場合には、塗装だけで完全に止められないこともあります。しかし、これは「意味がない」ということではありません。塗装はあくまでも“予防”が目的です。雨漏りが起こる前に定期的に塗装をすることで、浸水や腐食のリスクを大きく減らすことができます。

メンテナンスより葺き替えが正解という意見もある

一部では「屋根は塗装するより、いっそのこと葺き替えたほうがいい」という意見もあります。確かに、下地や野地板が傷んでいたり、経年劣化が深刻な場合は葺き替えやカバー工法が適していることもあります。しかし、それは一部の例にすぎず、多くのケースでは塗装によって屋根の寿命を延ばすことが可能です。費用面でも塗装の方が圧倒的に安く、定期的に行うことで大規模な修繕を先延ばしできます。

過去の手抜き施工のせいで“無意味”と思われてしまった例

過去に粗悪な施工をされたことで「屋根塗装=意味がない」と感じてしまった方も少なくありません。例えば、下塗りを省いたり、塗料を薄く塗って手を抜いたり、十分な乾燥時間を取らずに施工したなどが原因で、短期間で剥がれやひび割れが起こるケースがあります。適切な施工をすれば屋根塗装の効果は本来の性能を発揮します。

屋根塗装に意味があるとされる3つの理由

屋根塗装が「意味がない」と思われがちな一方で、正しく行えば明確な効果が期待できることも事実です。この章では、屋根塗装が果たす3つの代表的な役割について具体的に解説していきます。費用対効果や建物の保全性といった観点から、屋根塗装の実際のメリットを確認していきましょう。

防水性・遮熱性を高め、建物全体を保護する

屋根塗装には、防水機能だけでなく、近年では遮熱・断熱効果を備えた高性能塗料も登場しています。これにより、夏の室内温度の上昇を抑え、エアコン効率を高めるなどの省エネ効果が期待できます。また、雨水の浸入や結露を防ぐことで、屋根材や建物構造自体の劣化も抑えることが可能です。

屋根材の劣化を遅らせることで寿命を延ばせる

塗装によって塗膜が形成されることで、屋根材は紫外線や酸性雨から守られます。特にスレートや金属屋根などは塗膜が劣化すると直接ダメージを受けやすく、放置すればひび割れや錆びが進行します。適切な時期に塗装を行えば、屋根の耐用年数を10〜15年、場合によっては20年近く延ばすことも可能です。

美観の回復と資産価値の維持につながる

色褪せや苔、汚れが目立つ屋根は、建物全体に老朽化の印象を与え、資産価値の低下につながる恐れがあります。屋根塗装によって見た目が美しくなることで、住宅の印象も若返り、将来的な売却時や査定においても有利に働く可能性があります。

屋根塗装が本当に必要かどうかの判断基準

屋根塗装が必要かどうかは、屋根材の種類や築年数、劣化状況によって大きく変わります。無理に塗装をしても意味がないケースもあれば、適切なタイミングでの塗装が住宅全体の寿命を延ばすことにつながるケースもあります。

まずは以下のチェックリストで、ご自宅が塗装を検討すべきタイミングかどうかを簡易診断してみましょう。

屋根塗装が必要なサイン チェックリスト

以下のような項目に該当する場合、屋根塗装によるメンテナンスを検討する時期に入っていると考えられます。

  • 屋根材がスレートや金属系である
  • 築10年以上で、一度も塗装していない
  • 表面に色あせ・ひび割れ・苔・藻が見られる
  • 屋根材の反りや浮きが気になる
  • 光熱費が近年上昇している

1つでも当てはまる項目がある方は、以下で紹介する判断基準をもとに、塗装が適しているかどうかを詳しく見ていきましょう。

築年数や過去の塗装歴

一般的に、前回の塗装から10〜15年が経過している場合、再塗装を検討する時期です。また、一度も塗装したことがない築10年以上の屋根も、塗膜が劣化している可能性が高いため点検をおすすめします。

現状の劣化状態(色あせ・コケ・ひび割れなど)

屋根の表面に以下のような症状が見られる場合、塗装によるメンテナンスが有効です:

  • 表面の色が明らかに褪せてきている
  • コケ・藻・カビが繁殖している
  • 塗膜が粉状に劣化して手につく(チョーキング)
  • 小さなひび割れや剥がれが見られる

塗装ではなく「補修」や「葺き替え」が適切なケースも

野地板の腐食や雨漏り、屋根材の破損などが進行している場合は、塗装ではなく葺き替えやカバー工法による根本的な修繕が必要になります。その判断は素人には難しいため、信頼できる業者による点検が不可欠です。

塗装が適している屋根と適していない屋根の違い

以下の比較表では、主な屋根材ごとの塗装の適性とその理由を一覧でまとめています。ご自宅の屋根材がどれに該当するのかを確認し、塗装の必要性を判断する材料にしてください。

屋根材の種類塗装の必要性理由
スレート(コロニアル)◎ 高い紫外線や雨風に弱く、塗膜で保護する必要があるため
金属屋根(トタン・ガルバ)◎ 高い錆びやすいため、塗装による防錆・防水対策が必須
セメント瓦○ ある程度あり吸水しやすく、塗膜での防水対策が有効
陶器瓦・いぶし瓦△ 基本不要表面が釉薬で保護されており、塗装効果はほぼなし

この表を参考にしながら、自宅の屋根に適したメンテナンス方法を選びましょう。

屋根の種類によっては、塗装によるメンテナンスが非常に効果的な場合もあれば、そもそも塗装が不要な屋根材も存在します。この章では、どのような屋根材に塗装が向いているのか、また逆に塗装しても意味がないとされる屋根材はどれかを明確に解説します。

塗装メンテナンスに向いている屋根材

  • スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)
  • 金属屋根(トタン、ガルバリウム鋼板など)
  • セメント瓦 これらの屋根は定期的な塗装によって防水性・耐久性を保つことができます。

塗装しても効果が出にくい屋根材

  • 陶器瓦(和瓦)
  • いぶし瓦 これらは釉薬で焼かれており耐久性が高く、塗装しても性能が大きく変わることはありません。

専門業者の診断を受けることの重要性

屋根は高所であり、自分で劣化状態を確認するのは危険です。専門業者に点検を依頼し、写真付きの報告書をもとに判断を仰ぐのが安心です。診断時に「塗装で十分か」「補修が必要か」などを明確に説明してくれる業者を選びましょう。

信頼できる業者に依頼すれば屋根塗装は意味がある

屋根塗装の成否は、どの業者に依頼するかによって大きく左右されます。塗料の性能がどれだけ優れていても、施工技術が伴っていなければ期待する効果は得られません。ここでは、信頼できる塗装業者を選ぶためのポイントと、業者選びが塗装の「意味」を左右する理由について解説します。

施工実績と資格保有の確認

安心して任せられる業者かどうかを見極めるためには、施工実績や保有資格の確認が不可欠です。「1級塗装技能士」や「外装劣化診断士」などの資格がある業者は、技術的な裏付けと専門知識を持っています。

使用する塗料の性能と適合性

塗料の選定は耐久性に直結します。遮熱性や防カビ性、耐候性に優れたフッ素塗料や無機塗料など、目的に合った高機能塗料を使うことで、効果が長持ちします。

「意味ある塗装」にするための見積もりチェックポイント

  • 塗装工程が3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)で記載されているか
  • 下地処理や養生の内容が明確に記されているか
  • 保証内容と期間が書面で提示されているか
  • 塗料のメーカー名やグレードがはっきりしているか

屋根塗装に関するよくある質問(FAQ)

ここでは、屋根塗装に関してよくある質問や情報を取り上げ解説していきます。

Q

塗っても雨漏りは直らないのでは?

A

すでに雨漏りしている場合は、塗装ではなく部分補修や葺き替えが必要です。ただし、塗装は雨漏りを予防する「保全策」として非常に効果的です。

Q

何年ごとに塗り替えるべき?

A

一般的には10年〜15年に一度が目安です。ただし、使用している塗料や屋根材、立地条件によっても変動します。

Q

塗装よりカバー工法の方が良い場合は?

A

軽度の劣化であれば塗装の方が費用も抑えられますが、重度の場合はカバー工法が適しています。状態を正確に把握したうえで選ぶことが重要です。

Q

安い塗料でも十分ですか?

A

短期間だけ効果を持たせたいなら安価な塗料もアリですが、長期的に考えると高性能な塗料の方が結果的にコスパが良くなります。

まとめ

屋根塗装が「意味ない」と感じられる背景には、施工ミスや不適切な判断があることが多く見られます。ですが、正しく診断され、適切な塗料と施工を施された屋根塗装は、建物の寿命を延ばし、住まいの価値を守るために非常に有効な手段です。

大切なのは、屋根材や劣化状態を正確に見極め、塗装が「意味のある選択」になるかを冷静に判断すること。信頼できる専門業者の診断を受け、自宅の状態に合った最適なメンテナンス方法を選びましょう。

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