塗装防水工事の種類や施工方法を教えて!
塗装防水工事の費用や単価も知りたい!
建物を守る重要な防水工事の中でも、塗膜防水材を使用する工法が注目を集めています。
塗膜防水材とは液状の塗料を塗布して防水層を形成する材料として各メーカーから出ており、屋上や屋根・基礎などのさまざまな箇所に適用できる柔軟性が魅力です。
防水材の種類は多岐にわたり、代表的なものにウレタン防水があります。
他にもシート防水のように防水シートを貼り付ける方法もあり、建物の特性や要求に応じて選択できます。
塗膜防水の施工には、下地処理から塗装まで経験豊富な業者に依頼することが重要です。
この記事では、塗膜防水工事について詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
塗膜防水とは?
防水工事には、シート防水工事・アスファルト防水工事など、さまざまな種類があります。
なかでも塗膜防水工事は、名前のとおり塗料を塗り重ねることで防水層を形成する工事です。
防水層を形成することによって、雨水をはじめとする影響から建材を守ります。
塗料を使って塗装を行うため、障害物のある場所や狭い場所であっても施工しやすく、比較的簡単に外観をきれいにできる特徴があります。
塗膜防水工事が適している箇所
- 屋根
- 外壁
- 室外機をはじめとする障害物のあるベランダやバルコニー
- 屋上
塗膜防水工事は、特に屋上、バルコニー、外壁などに適しています。
屋上は雨水の浸入を防ぐために最も防水が求められる場所であり、塗膜防水は複雑な形状や凹凸のある屋上でもシームレスな防水層を形成し、効果的に雨水を防ぎます。
塗膜防水工事はこれらの箇所に対して優れた防水性能を提供し、建物の長寿命化に貢献します。
塗膜防水工事のメリット・デメリット
- 液状の塗料を使用することで、凸凹の形状であってもきれいな仕上がりになる
- シート防水工事やアスファルト防水工事よりも比較的安く施工が行える
- 施工に高度な技術を必要としない
- 部分的な施工も行える
- 施工箇所に合わせた色を選べる
- 短期間で施工が行える
- 熱やニオイの発生が少ない
塗膜防水工事のメリットは、高い防水性能と施工の簡便さにあります。
液状の防水材を塗布するため、複雑な形状や凹凸のある場所でもシームレスな防水層を形成できます。
また、部分的な補修が容易で、長期的なメンテナンスがしやすいです。
- シート防水工事やアスファルト防水工事よりも耐用年数が短い
- 職人の技術によって仕上がりが左右される
- 施工時の環境条件が仕上がりに影響する
- 乾燥の時間を必要とする
- 手作業で行うため、広い場所には不向き
- 定期的なトップコートの塗り替えを必要とする
デメリットとしては、施工時の天候や気温に影響を受けやすく、適切な乾燥時間を確保する必要がある点があります。
また、使用する材料や施工方法によって耐久性に差が出ることがあり、専門的な技術が求められる場合があります。
塗膜防水で使われる工法の種類
塗膜防水を検討する場合、工法に着目することが大切です。
工法には、ウレタン防水とFRP防水の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
ウレタン防水とFRP防水それぞれの詳細は、以下のとおりです。
項目 | ウレタン防水 | FRP防水 |
---|---|---|
防水性 | 高い防水性を持ち、継ぎ目のないシームレスな仕上がり | 非常に高い防水性を持ち、耐水性も優れる |
耐久性 | 耐久性が高く、定期的なメンテナンスで長寿命 | 耐久性が非常に高く、化学薬品や衝撃にも強い |
柔軟性 | 高い柔軟性があり、複雑な形状にも対応可能 | 硬質で柔軟性が低いが、強度は高い |
施工の容易さ | 施工が比較的簡単で、複雑な形状にも対応しやすい | 施工には専門的な技術が必要で、手間がかかる |
適用箇所 | 屋上、バルコニー、外壁など | バルコニー、屋上、プールなど |
コスト | 中程度 | 高い |
ウレタン防水
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を重ねて塗り、建物への水の侵入を防ぐ工法です。
施工箇所が固まるとゴム状で弾力のある防水膜ができ、工事日数が短い・工事費用が安い・場所を選ばず施工できるといった利点があります。
また職人の技術や力量によって仕上がりに差が出ることがあり、仕上がりによって劣化が早まる場合や天候に左右されやすい点は注意が必要です。
FRP防水
FRP防水は、合成樹脂と繊維を混ぜた合成樹脂の繊維強化プラスチックを用いた防水工事です。
衝撃に強く、耐水性が高さが特徴として挙げられます。
軽量でありながら強度もあり、速乾性があって工期を短くできるメリットがあります。
また費用がやや高めであり、施工できる場所に限りがある点はデメリットといえます。
歩行による衝撃に強くて平面以外の場所にも施工できるものの、どのような場所にでも施工できるわけではありません。
塗膜防水にかかる費用相場と耐用年数
塗膜防水を検討するにあたって、気になる点が費用や耐用年数です。
下記の表でまとめましたので確認してみましょう。
工法の種類 | 費用相場(円/㎡) | 耐用年数(年) |
---|---|---|
ウレタン防水 | 3,000~7,000 | 10~15 |
FRP防水 | 8,000~12,000 | 20~30 |
ウレタン防水
耐用年数:約10〜15年
1平方メートルあたりの費用:約3,000〜7,000円です。
FRP防水
耐用年数:約20~30年
1平方メートルあたりの費用:約8,000〜12,000円です。
ウレタン防水とFRP防水を比べると、ウレタン防水の方が費用において比較的抑えられていることが分かります。
しかし、費用のみで工法を決めるのではなく、施工を行う箇所やそれぞれのメリットとデメリットもしっかりと踏まえたうえで選びましょう。
塗膜防水工事を検討する時期と劣化の症状
塗膜防水工事を検討する時期は、前回の施工から約10〜15年が目安です。
しかし、この約10〜15年という目安は、トップコートの塗布をはじめ、メンテナンスを行っている場合に限られます。
定期的なメンテナンスを行わなかった場合、劣化症状が目安よりも早く現れます。
その際は目安に関係なく、塗膜防水工事の計画を立てましょう。
下記のようなタイミングで塗装防水工事を検討するといいでしょう。
検討する時期 | 劣化の症状 |
---|---|
定期点検時 | 定期的なメンテナンスや点検の際に、表面の状態を確認し、必要に応じて防水工事を検討。 |
10年~15年経過後 | 防水工事から10年~15年が経過した場合、耐用年数を考慮し、防水層の劣化が進行する前に再施工を検討。 |
劣化症状が見られる場合 | 以下の劣化症状が見られた場合、早急に防水工事を検討:防水層の剥がれや浮き、ひび割れ、水たまりの発生、漏水、表面の変色や膨れ。 |
塗膜防水の劣化症状について
塗膜の劣化症状は、さまざまな形で現れます。
症状としては、以下のものが挙げられます。
- 色あせ
- 表面のひび割れ
- 表面の剥がれや捲れ
- 膨らみ
- 水たまり
- コケや雑草が生えている
上記のような症状が見られる場合は、早期の対処が必要です。
軽度の症状であれば、トップコートの塗り替えや部分的な補修で済むかもしれません。
しかし、劣化の症状を放置してしまうと雨漏りを起こしてしまい、建物の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
建物を良い状態で保てるように定期的な点検を行い、劣化症状が見られた際は修繕のプロへ相談しましょう。
大規模修繕工事の新東亜工業はお客様満足度98%
お客様満足度98% ★★★★☆
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塗膜防水工事の注意点
塗膜防水工事を行うにあたって、抑えておきたい注意点がいくつかあります。
施工会社選びをしっかりと行う
塗膜防水工事の施工を行う会社は数多くあり、技術のレベルに違いがあります。
場合によっては不安定な品質を提供され、十分な工事を受けられない可能性もあるでしょう。
そのため信頼できる会社から高品質の施工を受けられるように、技術力の高い会社へ依頼することが大切です。
状況を把握する
防水層の状況により、施工するべき工法は変わります。
既存の防水層を活かした施工をはじめ、既存の防水層を剥がして新たな施工する方法があることを知っておきましょう。
防水層を活かせる場合は費用や工期を少なくできますので、メンテナンスにおける負担を減らせる場合があります。
塗膜防水工事の工法について知っておく
塗膜防水工事を行うにあたって、工法を選ぶ必要があります。
工法は、ウレタン防水やFRP防水の2つです。
ウレタン防水は費用を抑えながらさまざまな場所へ施工でき、FRP防水は衝撃に強く工期が短いといったメリットがあります。
それぞれ特徴や費用が異なるため、施工箇所や予算に合わせた工法を選ぶと良いでしょう。
塗膜防水工事の業者選びのポイント
塗膜防水工事を行ううえで、業者選びは重要なポイントです。
施工の仕上がりは、職人の力量によるところが大きいといえます。
しかし、十分な技量を持たない業者が施工した場合、再施工が必要になることも考えられるでしょう。
業者選びはしっかりと行う必要がありますので、下記のポイントを押さえておきましょう。
見積もり
一社のみに見積もりをとった場合、適正な価格であるかを判断するのは難しいです。
そのため、見積もりは複数の会社に依頼して取得することが大切です。
見積もりを取得できたら、それぞれの施工内容をしっかりと確認しましょう。
曖昧な表記がされている場合は、不要な費用が乗せられている可能性もあります。
疑問やわかりづらい内容があれば、しっかりと確認することが大切です。
実績や口コミ
施工の仕上がりする情報は、施工に関する実績や口コミによって得られます。
また、アフターフォローの有無についても確認できる場合があります。
不安なく依頼できる業者を探すためにも、依頼前にしっかり確認しましょう。
まとめ
- 塗膜防水工事は、建物の外側から内部に水が侵入するのを防ぐ工事であり、劣化した塗膜は建物の寿命を短くし、雨漏りの原因となる。
- 塗膜防水工事は、塗料を使用して防水層を形成する方法であり、施工が比較的容易であり、外観を美しく保つことができる。
- 塗膜防水工事には、ウレタン防水とFRP防水の2つの工法があり、それぞれ柔軟性や耐水性などの特徴がある。
- 塗膜防水工事の費用は工法や施工箇所によって異なり、ウレタン防水が比較的安価であるものの、適切な工法を選択することが大切。
- 劣化症状が現れる場合は、早期の対処が必要であり、定期的な点検とメンテナンスが重要である。
- 塗膜防水工事を行う際には、信頼できる業者を選び、見積もり・実績・口コミなどを確認する。
塗膜防水工事は、建物の美観と機能性を長期にわたって維持するために行う必要があります。
選択される工法は建物の特性と使用条件に応じて異なりますが、どの方法も建物を水害から守るために欠かせません。
適切な施工と定期的なメンテナンスを継続できれば、長期にわたって価値を維持しつづけることも可能です。
信頼できる業者を厳選し、高い品質の施工によって建物の寿命とそこで生活する方が安心できる環境を整えましょう。
防水工事を含む修繕工事は新東亜工業がおすすめ!
中間マージン0だから他社より安い費用で工事が可能
※中間マージン=仲介手数料
- 大規模修繕工事
- 解体工事
- 防水工事
- 外壁塗装
- 屋根工事
- シーリング工事
- 長尺シート工事
- 下地補修工事
- 足場工事
- タイル工事
- 洗浄工事
- 電気、水道、外溝工事等
大きな強みは「自社で完結」
施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。
ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。