「30坪の家だと外壁塗装はいくらかかる?」「どんな工程で進むの?」と疑問をお持ちではありませんか?
結論から述べると、30坪の住宅で外壁塗装をする場合の費用相場は80万~100万円です。
ただここで注意しておきたいのは、この費用はあくまでも見積もりであることです。実際に請求される費用は大きく変動しやすいので、余裕を持って資金を用意しておかなければなりません。
相場を知らずに業者の言いなりになってしまわないよう、費用の目安や見積もり比較のポイントも押さえておきましょう。
そこで本記事では、30坪の外壁塗装費用相場、見積もり事例、費用相場が変動する理由、外壁塗装で費用を抑えるポイントなどを解説します。
- 30坪の塗装面積の計算方法
- 30坪の外壁塗装費用相場
- 30坪の家で外壁塗装を行う際の見積もり事例
- 30坪の外壁塗装費用相場が大きく変動する理由
- 30坪の外壁塗装で費用を抑えるポイント
- 優良外壁塗装業者の選ぶ3つのポイント
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目次
30坪の家ってどんな家?
外壁塗装の相場を調べる際、30坪の家の大きさがどの程度か分からない方もいらっしゃるでしょう。
1坪は約3.3平方メートルなので、30坪はおよそ100平方メートルです。
100÷3.3=30坪
この100平方メートルは、1階と2階の床面積を合わせたものです。つまり、床面積が約100平方メートルの家が30坪の家ということになります。40坪の家は約130平方メートルで、
130÷3.3=40坪 となります。
30坪の家は、日本で最も一般的な家のサイズで、多くの方が分譲住宅や建売住宅を購入する際にこのサイズの家を選ばれることが多いです。
30坪の家の外壁面積(塗装面積)の出し方・計算方法
外壁塗装の費用を算出するには、実際の塗装面積が必要です。
窓などの開口部を除いた実際の塗装面積を計算することで、正確な費用を見積もることができます。
ただし、外壁の面積は家の形状や屋根の形、外壁の材質や劣化の程度、庇の出幅などによって異なるため、30坪の家であっても費用は一概には言えません。
以下に、外壁塗装面積の計算方法を示します。
外壁塗装面積=床面積合計×係数
ここで、係数は1.2から1.4の範囲で会社によって異なります。30坪の家の床面積合計が約100平方メートルであるとすると、外壁塗装面積は以下のように計算されます。
100m2×1.2=120m2
100m2×1.4=140m2
したがって、30坪の家の外壁塗装面積は、おおよそ120平方メートルから140平方メートルの間になります。これはあくまで目安であり、正確な数値を求めるには専門家による測定が必要です。
また、塗装をしない部分を差し引いた実際の塗装面積を知るためには、窓や扉などの開口部の面積を計算に含める必要があります。
この情報をもとに、外壁塗装の予算を立てる際の参考にしてください。
30坪の外壁塗装にかかる費用相場とは?
外壁塗装の費用は、家の広さや塗料の種類によって変わりますが、30坪の住宅であれば一般的に70万円〜130万円程度が相場とされています。では、実際に「30坪」とはどのくらいの家なのか、そして費用に影響するポイントを見ていきましょう。
建物30坪とはどれくらいの大きさ?
30坪の住宅は、おおよそ延床面積で約100㎡、2階建てなら各階50㎡ほどの広さです。一般的な4LDK前後の一戸建てに多いサイズ感で、外壁面積は建物の形状や高さにもよりますが、100㎡〜120㎡程度になることが多いです。
費用の目安:70万円〜130万円が相場
塗料の種類や外壁の劣化具合、付帯部の有無などで変動しますが、以下が大まかな目安です。
- 安価な塗料(ウレタン系)+最低限の施工:70〜90万円前後
- 標準的な塗料(シリコン系)+一般的な施工:90〜110万円前後
- 高耐久塗料(フッ素・無機系)+丁寧な施工:110〜130万円超
坪数より「外壁面積」が重要な理由
「坪数」で費用を見積もることもありますが、実際に塗装の対象になるのは**外壁の面積(㎡)**です。同じ30坪でも建物の形状や階数、ベランダや凹凸の多さによって外壁面積が大きく異なり、結果として費用にも差が出るため注意が必要です。
塗料の種類ごとの価格比較(30坪の場合)
塗料の種類は、耐久性や価格に大きな差があります。30坪の家で使用した場合のおおよその費用目安は以下の通りです。
ウレタン塗料の費用目安
ウレタン塗料は低コストで柔軟性があり、密着性も高いのが特徴です。ただし耐用年数は5〜8年程度と短めです。
費用の目安:70万円〜90万円
シリコン塗料の費用目安
シリコン塗料はコストと耐久性のバランスが良く、最も選ばれている塗料です。耐用年数は10〜15年程度と長めです。
費用の目安:90万円〜110万円
フッ素・無機塗料の費用目安
フッ素や無機塗料は高耐久・高機能で、耐用年数は15〜20年と長期にわたります。初期費用は高いですが、塗り替えの頻度が少なく済むのが魅力です。
費用の目安:110万円〜130万円以上
工事項目ごとの費用内訳【30坪住宅の場合】 [/h2]
外壁塗装は「塗料代」だけでなく、さまざまな工程にコストがかかります。30坪の一戸建てにおける主な内訳を見ていきましょう。
足場代・高圧洗浄・養生費
安全な作業や周囲への配慮のために必要な費用です。足場設置だけで15万〜25万円前後、高圧洗浄や養生を含めて合計20万〜30万円程度を見込んでおきましょう。
下塗り・中塗り・上塗りの施工費
外壁塗装は通常3回塗り(下塗り+中塗り+上塗り)で行います。使用する塗料や面積によって異なりますが、30万〜60万円前後が一般的です。
コーキング・付帯部塗装の費用
サッシ周りや目地のコーキング補修、雨樋・軒天・破風板などの付帯部塗装も合わせて行うのが一般的です。範囲や状態により異なりますが、10万〜20万円前後が目安となります。
30坪でも費用が高くなるケースとは?
30坪だからといって必ずしも「安く済む」とは限りません。以下のような条件があると費用が高くなります。
3階建てや外壁の凹凸が多い場合
建物の高さがあると足場の組み立てが複雑になり、その分コストも増加します。また、ベランダ・出窓・装飾壁など凹凸が多いと施工面積も増え、費用が上がる傾向があります。
外壁の劣化が進んでいる場合
クラック(ひび割れ)やカビ、チョーキングが進行していると補修作業が追加され、見積もりが高くなります。下地処理や補修にかかる人件費が増えるからです。
屋根塗装も同時に依頼した場合
外壁と屋根を一括で依頼するとトータルの施工費は高くなります。ただし足場を共用できるため、別々に行うよりはコスパは良くなる場合もあります。
費用を抑えるためにできること
費用を抑えながらも質の高い塗装を実現するためには、以下のような工夫が有効です。
相見積もりを必ず取る
複数の業者から見積もりを取ることで、相場を把握でき、不要な高額請求を避けられます。同じ30坪でも業者によって10万円以上の差が出ることもあるため、3社以上を比較するのが理想です。
地元密着型の業者も検討する
全国展開している大手よりも、地元密着の塗装店の方が中間マージンが少なく、良心的な価格を提示してくれる場合があります。アフター対応の面でも安心感があります。
キャンペーン・助成金制度の活用
時期によっては、塗装業者が割引キャンペーンを実施していることもあります。また、市区町村によっては外壁リフォームに助成金が出ることもあるので、事前に自治体の制度を確認しておきましょう。
見積書でチェックすべきポイント
見積書を受け取ったら、以下の項目を必ず確認しましょう。
一式表記に注意
「塗装工事一式○○万円」といった曖昧な表記は要注意です。具体的な作業内容や数量が書かれているか確認しましょう。
塗料のグレードや施工面積の明記があるか
使う塗料の商品名・耐用年数・塗布面積が明記されていない場合、実際とは異なるグレードの塗料が使われるリスクもあります。
保証内容の有無と期間
工事後に不具合が起きた場合の対応も重要です。保証期間や内容(塗膜の剥がれ、ひび割れなど)について明記されているかチェックしましょう。
坪数と塗装面積について更に詳しく解説
「30坪の家の塗装費用相場を知りたい」という声をよく耳にしますが、ここで気をつけたいのは”坪数”はあくまでも”建坪”を指す点です。
30坪の家という情報だけではおおまかな見積もりしか立てられず、正確な塗装費用を算出できないので注意してください。
建坪がどの部分を指すかについては以下の通りです。


外壁塗装の費用は坪数を基にするのではなく、塗装面積によって変動します。塗装面積とは、文字通り塗装する部分の総面積のことです。
そのため、坪数がわかっても、肝心の塗装面積が不明な場合は実際の外壁塗装費用を算出できません。
ちなみに、材料費や施工費も塗装面積を基にして算出されます。
それでは塗装面積はどのようにして確認するのか見ていきましょう。

上のイラストは、すべて同じ30坪の住宅A・B・Cを表しています。
それぞれの住宅の塗装面積を計算してみましょう。
住宅A
(幅11×高さ3)+(幅9×高さ3)+(幅11×高さ3)+(幅9×高さ3)= 120㎡
120㎡(外壁面積)-5.7㎡(窓・ドア)= 114.3㎡
住宅B
(幅11×高さ8)+(幅9×高さ8)+(幅11×高さ8)+(幅9×高さ8)= 320㎡
320㎡(外壁面積)-7.67㎡(窓・ドア)= 312.33㎡
住宅C
幅19.8×高さ8)+(幅5×高さ8)+(幅19.8×高さ8)+(幅5×高さ8)= 396.8㎡
396.8㎡(外壁面積)-16.5㎡(窓・ドア)= 380.3㎡
このように、同じ30坪であるにもかかわらず、塗装面積は大きく異なる結果となりました。
この理由は、以下の部分が異なっているためです。
- 住宅の高さや形状
- 窓やドアの大きさ
窓やドアには塗装しないので、外壁面積から差し引く形になっています。また住宅によってはベランダもあるので、塗装面積の数値がさらに変わってくるでしょう。
このように、同じ坪数でも「住宅の高さ・形状」「窓・ドアの大きさ」「ベランダの有無」などさまざまな要素により外壁塗装費用は変わるのです。
30坪の外壁塗装で費用を抑えるポイント
いざ塗装を依頼するとなったらできるだけ費用は抑えたいものですよね。
意識するだけで外壁塗装の施工費用を節約できるポイントをご紹介いたします。
外壁塗装の繁忙期を避ける

外壁塗装の繁忙期は、一般的に春(4~5月)と秋(10~11月)といわれています。この時期は依頼が集中するため、業者側が価格をやや高めに設定することもあります。
反対に、夏や冬の閑散期は職人のスケジュールに余裕があるため、割引対応が受けやすい傾向にあります。施工時期にこだわりがなければ、あえて閑散期を狙うことで、費用を抑えられる可能性があります。
屋根と外壁を同時に塗装するメリット

屋根塗装も検討しているなら、外壁と同時に塗装を依頼するのがおすすめです。
その理由は、「足場代」が1回で済むから。
30坪の戸建ての場合、足場設置だけで15~20万円前後かかることが多く、これを2回に分けると単純に倍のコストがかかってしまいます。
屋根と外壁で使用する塗料の耐用年数が異なる場合も、塗料を調整してバランスを取ることが可能です。費用対効果の高いタイミングを見極めて、同時施工を検討しましょう。
自社施工の会社に外壁塗装を依頼する
外壁塗装を依頼する際は、「自社施工の会社」を選ぶことで中間マージンを削減できます。
大手や仲介会社を通す場合、下請け業者に委託されることが多く、その分仲介手数料が価格に上乗せされます。
一方、自社施工の業者は職人を直接雇用しているため、余分なコストが発生しにくく、料金が割安になる傾向にあります。加えて、打ち合わせから施工完了までの流れがスムーズで、意思疎通もしやすいというメリットがあります。
優良外壁塗装業者の選ぶ3つのポイント
実際に外壁塗装を依頼する際どのような業者に依頼すれば良いのでしょうか?
手抜き施工で費用をぼったくる悪徳業者に騙されないに優良業者選び3ポイントを紹介いたします。
- 現地調査を行う外壁塗装業者を選ぶ
- 見積り書に材料費など事細かに記載されている
- 施工後の保障などアフターフォローが充実している
優良外壁塗装業者の選ぶポイント①現地調査を行う外壁塗装業者を選ぶ
信頼性のある外壁塗装業者は、現場での詳細な調査を実施し、その結果に基づいて見積もりを提供します。
外壁塗装は、現場の状態と顧客のニーズを考慮して行われるため、すぐに対応できるものではありません。したがって、訪問直後に十分な調査を行わずに見積もりを出す業者は信頼できない可能性があります。
電話やインターネットで詳細な見積もりを提供する場合は、その内容を慎重に検討することが重要です。
優良外壁塗装業者の選ぶポイント②見積り書に材料費など事細かに記載されている
見積書に材料費と施工費が別々に記載されていれば、その業者は信用できる可能性があります。
不誠実な業者の見積もりには項目がほとんどなく、施工費、人件費、その他の経費のみが記されていることが一般的です。見積もりに複数の項目がないと、費用がどの部分にどれだけ使われているのかが不明確になります。
ですので、見積書を確認する際は、材料費と施工費が明確に分けて表示されているかを確認することが大切です。
優良外壁塗装業者の選ぶポイント③施工後の保障などアフターフォローが充実している
見積もり書の内容と同様に、工事の保証やアフターサービスの提供状況も重要なチェックポイントです。
不正な業者はしばしば、保証期間が短かったり、無償で対応する範囲が限られていることがあります。
外壁塗装は適切な施工が行われないと、塗装が剥げるリスクがあるため、施工後のフォローがしっかりしている業者はより信頼性が高いと言えます。
屋根・外壁塗装に関するよくある質問
Q
外壁塗装の平均費用はいくらですか?
A
30坪で60~100万円、40坪で80~130万円、50坪で100~160万円、60坪で120~200万円程度です。
Q
外壁塗装を20年しないとどうなる?
A
放置されたままの外壁材は、表面の塗膜が劣化し水分を吸収し、反りやひび割れが生じて崩れ落ちる可能性があります。
Q
外壁塗装は何年もつ?
A
一般的に外壁塗装の耐用年数は10~20年が目安とされています。 ただし、外壁に使った塗料や外壁材、建物の立地条件によって耐用年数の長さは変わってきます。
Q
一軒家の外壁塗装は何年くらいもつのでしょうか?
A
外壁塗装の耐用年数は10〜20年 外壁塗装の物理的な耐用年数は10〜20年です。 新築直後であれば30年もつ外壁材もあります。
Q
外壁塗装が安い時期はいつですか?
A
業者への受注数が減る「梅雨の時期」であれば提示価格が安くなるため、安い金額で塗装工事ができる可能性があります。
Q
外壁塗装はいつやるのがベストですか?
A
外壁塗装に最適な時期や期間は何月がいいかというと、雨や雪の心配が少なく天候が比較的、安定している秋がおすすめです。
30坪の家の外壁塗装についてまとめ
30坪の家の外壁塗装相場は80万〜100万円です。まずはこの金額を頭に入れておき、施工計画を立てるといいでしょう。
ただし記事でお伝えしたように、外壁塗装相場は使用する塗料や家の立地条件、足場の建て方などさまざまな要素で大きく変動します。
外壁塗装の費用を賢く抑えて、満足のいく施工にしたいものですね。
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中間マージン0だから他社より安い費用で工事が可能
※中間マージン=仲介手数料
- 大規模修繕工事
- 解体工事
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- 外壁塗装
- 屋根工事
- シーリング工事
- 長尺シート工事
- 下地補修工事
- 足場工事
- タイル工事
- 洗浄工事
- 電気、水道、外溝工事等
大きな強みは「自社で完結」
施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。
ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。